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ドラマ「ふったらどしゃぶり」4話を見て②
彩子さんのお家でのお食事会。
次回予告を見てかおりのことでお叱りをうけるのかと思っていましたが逆の事でビックリしました。
彩子さんがミステリアス迫力美人すぎて怖い…。
「まともな夫婦になりたい」
そんな苦しい思いを抱える彩子さんの切実な悩みを笑って返してしまったかおり。
一顕に話した彼女の意図ははっきりとはわかりませんが、思わぬ形でかおりの本音を聞いてしまって辛いですね。
かおりへの仕返しの意味も少しは含まれているのでしょうか。
「だってあなたと私、同じ地獄にいるじゃない。」
鍋のぐつぐつ音がさらに恐怖を煽ってきます…
彩子さんのいう事はもっともで好きな人といれば当然抱く感情を穢れてる、卑しいって言われれば誰だって絶望しますよね。
断る側にも事情はあれど、傷ついて当然です。
一方、整と和章の家に取り付けられた大きなテレビ。
あんな態度でありがとうって言われてよりかかられたらたまらんと思うのですが、例のごとく拒否です。
閉められたドアが寂しすぎる…
整が欲しいものは惜しげもなく与える和章ですが、整の気持ちからは逃げ続けていきます。理由はあるのでしょうがかわいそうすぎる。
ならなぜ一緒にいるんでしょう。
うつろな表情の整が悲しいです。
お呼ばれから帰宅後の夜決死の覚悟でかおりを誘った一顕でしたが、ここでも拒否されてしまいます。
ここからの一顕の絶望と悲しみの表情と仕草すべてが辛すぎて見ていてしんどかったです。
ストームグラスが目に入り真っ先に整に連絡する一顕。
同じく言葉のない拒絶に心が折れそうになっている整。
整は「電話して」と番号を送ります。
「もし今、電話をかけたら俺は…」
どうなってしまうんですか!!!!というところで終わりました。
続きが気になりすぎる…
なんというか、一顕と整の物語なので今の2組が上手くいっては話が進まないのですが、2人が好きすぎて傷つくのか辛くなってきました。
和章とかおりめ…
ネイルの施術のシーンで整がかおりに向ける感情が怒りにも感じて整の中での一顕の存在は私が思っているより大きいのかも…と思いました。
しかし彩子さんという強キャラの出現でまた物語が動きました。
この夜の出来事が一顕にとっての決定打になる感じがしましたね。
2人とも同じように心がボロボロになっている時によりかかれる人がいてよかったとも思います。
4話は整が一顕に対して素で接しているように感じる部分が多く出ていたように思います。
というかモノローグも多くて色んな感情が分かるように作られていたからそう感じたのかな?
和章と一緒にいる整は嫌われたくないからか少し息苦しそうですね。
辛いシーンも多く、主演お2人の演技がすごいのでずっと切ないままでした。
伊藤さんの整はひょうひょうとしながらも時々小さく感情が出る場面や、和章に対してのどうにもならない感情があふれる時の表情や声のお芝居がすごくて整と和章のシーンはいつも悲しくなりますし、和章への怒りがこみ上げますよね…(よくない)
かおりから拒否された後の武藤さんのお芝居がこれまたすごくて、ベッドサイドでの絶望の表情からベッドルームから出ていく時の息遣い(?)がリアルで一顕に感情移入しすぎて辛かったです。
武藤さんの表情で何を考えてるか伝わってくるお芝居がとても好きです。
原作未読のまま見ようと思って我慢しているので、展開を知らないにですが、てっきり最終話あたりにいたすのかと思っていたので予告で変な汗が出ました。
どうなるか知りた過ぎて原作解禁しようか迷っています…うーん。
長々と書いてしまいましたがこの辺で。
また来週、読みに来ていただけるととても嬉しいです。