ドラマ「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」9話を見て
再会
法央大学に進学し、映画研究会に入った蛭川(上村謙信)。映画会の仲間・栞(古田愛理)や剛(山﨑光)たちが上映会の準備を進める中、出来上がったチラシを受け取るが誰も呼んでいないと言い、水無瀬(本島純政)のことを思い浮かべながらもはぐらかすのだった。
一方、水無瀬(本島純政)は蛭川のSNSアカウントを探すが、見つからず消沈。「未成年」というタイトルの小説の続きを書き進める。
ある日水無瀬は、根本(宮地樹)が片思いしている法央大学の映画研究会の女子と会うために、柴(今井悠貴)と3人で上映会に参加することに。
しかし会場に着く前にお酒で酔ってしまった水無瀬は、たまたま通りかかった栞に介抱されてベンチで眠ってしまい、結局上映会には行けず―――。
君の海と僕の海はきっとどこかで繋がっている 今もそう信じている
僕だけがまだ醒めない夢の中を泳いでいるんだ
溺れそうになって手足をバタバタしてみても君は遠くなるばかりで
あんなに鮮明だった景色がぼやけて海に溶けていく
まるで何もなかったと僕を諭すように
この文章だけでも水無瀬の蛭川への思いが伝わってきます。
水無瀬からすると支えたい、守りたいと思っていた相手が突然自分を切り捨てて生きる事を選んだ状態ですし…
自分の事を忘れて生きていると思うと切ないです。
一方の蛭川は映画研究会に入ったようで好きな事を出来る環境にいれて本当に良かったし、何より他の人と普通に穏やかな会話が出来ていることに感動してしまいました。
水無瀬は蛭川の事を探し始めていて、以前と逆な感じを受けます。
天沢監督の映画の話で水無瀬のことを話した時、先輩に「友達なのに?」と言われた時の複雑そうな表情がまだ水無瀬を思い出に出来てない感じがして再会早く!となりました。
上映会のチラシのところで蛭川の水無瀬への想いがはっきりと見えてニマニマしてしまいました。
会いたいけど会いに行かない。そう決めているのかもしれません。
映画のコメントのすべてが完全にラブレターでした。
水無瀬も高校の時より友達とくだけて話せるようになっていて少し安心しました。
恋愛の話になって蛭川の事を思い出す時の顔が悲しげで切なかったです。
体調不良の水無瀬を見つけたのが蛭川の友達で「お!」となりましたが進展せず、その後のニアミスで「気づけよぉぉぉ!」となりました。
予告の出会い方ではないのでまだ我慢我慢…
その後も柴と根本と蛭川がニアミスするし近くで水無瀬の名前出すのに進展なしでやきもきしました。
水無瀬の学生証のところも気づくきっかけにならずにもう「じらすねぇ。」
ぐらいの勢いになっていました。
再会のシーンは靴音と風の音のみで蛭川の最後の言葉がフラッシュバックしていてこっちまでぎゅっとなりました。
目をそらして通り過ぎようとした蛭川はどういう感情だったのでしょう。
気づいてない?こんなところにいるわけがない?会うわけにはいかない?
少なくとも水無瀬はもう会う気がないんだと思ったのでは…
この後蛭川が振り返って目が合わないところで不安になりました。
なのでもう一度水無瀬が振り返ってくれて本当に良かった…
感動の再会と思いきや蛭川は久しぶりに会った同級生感で話してくるのでなんか複雑でしたが、とりあえず連絡先交換してよかったです。
追いかけるまでの蛭川がこのままいかせてしまっていいか迷ってる感じがしていてよかったです。
その後のくだりで蛭川も蛭川で動揺していたようでちょっと安心しました。
好きな人が煙草を吸っていなかったから止めた蛭川と、好きな人が吸っていた銘柄の煙草を吸っている水無瀬の対比がまた切なかったです。
水無瀬が同じ煙草を吸ってるのを知ったらどんな顔をするのでしょう。
自分の事を気にしていたと言われた時の蛭川の「え。」がなんか可愛かったです。
取り合ったんじゃなくてその人が好きな人なんですよ!
お互いの連絡先の画面をながめたり連絡取ろうとしてやめたり、相変わらずのシンクロ具合です。
再会してまたお互いの存在が鮮明になって心の中で大きくなっている感じがして嬉しくなりました。
酔いつぶれて寝てしまった水無瀬を迎えに行く蛭川。
やっとちゃんと2人が向き合うところが見られる予感がしたところで終了です。
ニアミスの連続でちょっとつっこんでしまいましたがとりあえず再会できてよかった…
毎回言ってますが今回も再会のシーンの本島くんの表情の変化が本当にすごくて、ずっと泣きそうな顔なんですがそれも全部違う表情でこっちまで悲しくなりました。もう水無瀬が乗り移ってませんか?
目元の表情であんなに変化でさせられるものなんですね。
上村くんは意識されているのかわかりませんが、まばたきの時に表情がぱっと変わっていくのがとても好きで、再会の時の視線を逸らすところなど切ないながら何回も見てしまいました。
あと姿勢とか立ち姿が蛭川のイメージどおりでそこも考えてお芝居されてるのかと感動しました。
お店っていう言い方も地味にツボでした。
今回のお話は台詞なしで表情だけでこんなにも感情が揺さぶられるものかと思いましたね。
来週はいよいよ最終回。
寂しすぎるけど2人が一緒にいるところを早く見たいです。
予告からしてもうずっと笑顔でいられそうで楽しみです。
ここ数話笑顔で見れなかったですから…
ではまた最終回後に…!