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ドラマ「25時、赤坂で」7話を見て

羽山(駒木根葵汰)に忘れられない人がいると知った白崎(新原泰佑)は、羽山との恋人関係にピリオドを打つ。

突然の出来事に呆然と立ち尽くす羽山が思い出したのは、白崎との出会いだった―

大学時代、羽山は映画研究会に誘われて芝居を始めた。未経験ながらも芝居を楽しんでいた羽山だったが、周りが褒めるのは容姿のことばかり…。だが白崎だけは羽山の容姿ではなく、作品や羽山の演技について忖度なく意見する。羽山はそんな白崎のことが次第に気になりはじめて…。

公式サイトより

7話は羽山回といわれる回でした。
幼少期のエピソードからスタートです。
容姿の美しさへのこだわりが強い母親を雛形あきこさんが演じてらっしゃいましたが、圧がすごい…!
こりゃ子供は気圧されてしまいますね。
繊細な人のそばにいるコツは自分が鈍感になること
原作でも印象に残る言葉でした。
羽山のどことなく掴みどころのない雰囲気はここから来ているのかもしれませんね。

そして大学時代、久々の三原登場。
この2人の空気感いいですよね。テンポが面白い。
仲良くなったきっかけとか知りたいです。
映研メンバーの態度とかとても腹を立てながら見ていました。
顔顔いわれるのに慣れすぎてしまって諦めている羽山が悲しかったです。
そんな中やっと白崎登場!
リュックのベルトを持って歩くの可愛い。
白崎の字が白崎で面白かったですね。

映研の映画の感想を読むシーン
感想がとても長いのがとてもらしかったし、情熱がすごいんだと思いました。
羽山も初めて演技をほめてもらえてうれしげですね。
興味を持った人が自分のファン1号になるのは素敵です。

それからの羽山は半ストーカーのようで少し笑ってしまいました。
しかし白崎の言いたいことはっきり言う姿勢はうらやましいですがハラハラもしますね。まさに忖度ゼロボーイ!
羽山が後輩の顔と名前が一致しているのが珍しいという事は当時から特別な存在だったんですね。
三原の客観的に見た二人の分析はとても納得できて面白かったです。
ここで羽山は三原に
「自分でも何考えてるかわからなくなってない?」
と問われています。
鈍感になることで自分を守っていたせいでそうなってしまったのかもしれません。切ない…

それから羽山はモデル事務所にスカウトされます。
周りがみんな祝福する中、忖度ゼロボーイ白崎はお怒りです。
「ありえねぇ。羽山さん演技の仕事しないんですか。どうかしてますね。」
(先輩に対する言い方ではない)
これ!見たかった場面だったので出てきてとても嬉しかったです。
ここで羽山は自分が芝居がしたかったことに気づきます。
気づかせてくれたのか白崎とかもう大事な人じゃんか…
一番きれいな思い出で特別な存在だった。
この時点ではまだ恋心だとは思っていないけどずっと心の中にいたんでしょうね。

そしてドラマでの再会
ここから1話からの羽山目線が始まります。
顔合わせで実は緊張していたとか、ちゃんと好みをわかったうえで甘いカフェオレを買ってあげていたとかもう可愛すぎました。
白崎の「おいしい」も最高。
佐久間と白崎の会話でによによしている表情が気持ちがあふれ出てて好きでした。

三原の働くお店に白崎が現れたことを知った時の羽山が必死で気持ちが表れているようでとても好きなシーンでした。
しかし気づいたら走っていて気づいたらキスしていたって衝動的すぎて…
白崎を見る目が愛おしそうなのに自覚がないのがある意味すごかったです。

ドラマの撮影、白崎との時間が楽しすぎてこのまま撮影が終わらなければ…
と思っていたところに山瀬の出現。
だんだん焦りを感じているのでしょうか。
キスシーン見て嫉妬からのカップぐしゃぐしゃは何度見てもいいですね。
白崎くんを誰にも渡したくない。
ここでやっと自覚した羽山。
佐久間との会話の「好きだよ」が白崎に思いっきり違う解釈されてめちゃくちゃもどかしいです。
羽山は白崎がかわいくてしかたないのに…

羽山の発言を勘違いして恋人ごっこ解消を申し出る白崎。
本当に夢みたいだった。
この羽山の台詞が切なかったです。
白崎が扉を閉めるシーン、白崎視点ももちろん悲しくて切なかったけど羽山視点は拒絶された感がすごくてあぁ…ってなりました。
羽山の表情が悲しすぎる…

別の撮影日、いよいよ最終回の台本が2人の手に。
ドラマの撮影もいよいよ大詰めです。
ギクシャクした2人に最悪のタイミングでのベッドシーン。
こんな状況じゃなかったら喜べたのに全然喜べませんでした。
目があう2人も気まずそうで悲しい。
もうわからない。
こんな寂しい台詞で7話は終了でした。

今回は終始羽山の視点で物語が進んで、過去や大学時代の映研での2人の様子が見られて嬉しかったです。
私が思っていたよりもずっと羽山にとって白崎は特別でした。
あんな半ストーカーのように観察しているとは…
あまり他人に関心がなさそうな羽山がそんなに気にするなんてねぇ。
1話からの照らし合わせのようなストーリー展開が最高でした。
羽山がその時々でどんなことを考えていたのか、少しでも分かってよかったです。
平穏な世界をぶち壊した山瀬みたいな感じがちょっと面白かったです。
山瀬がいなかったらもっと自覚が遅くなっていた…?どうなんでしょうね。
決別シーンは何度見ても辛い…。
ある意味白崎が買ってに思い込んでしまったから、羽山にしてみれば晴天の霹靂ですよね。
あの諦めに似た表情から追いかけようとして閉められるところの表情が辛すぎました。
来週はいよいよ最終回のベッドシーン…こんな状態でどうなるのでしょうか。
心臓に悪い…








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