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ドラマ「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」3話を見て

キスに意味なんてなかった
傷だらけで行き場が無いという蛭川(上村謙信)を堪らず家に呼んだ水無瀬(本島純政)だったが、蛭川から突然キスをされ動揺を隠せず、その後も受験勉強に身が入らないでいた。
一方、学校で会っても何も気にしていない様子の蛭川は、あの日以来、塾帰りの水無瀬を待ち伏せして家に頻繁に来るようになり、
水無瀬は部屋で勉強し、蛭川はリビングで映画を観るという不思議な関係が続いていた。
ある日、水無瀬の元に映画監督の父・義人(結城貴史)から珍しく新作の試写会の誘いの電話が来る。友人を誘ってもいいと言われた水無瀬は、父の大ファンだという蛭川の顔が浮かぶが―――。

公式サイトより

海へと誘う君がとても綺麗で でもとても寂しそうで
気づけば僕は君が待つ海に入っていた

君はおそらく蛭川のことでしょうがぐしゃぐしゃに消した傍観者の文字はどういう意味があるのでしょうか。

水無瀬は行動の意図が全く読めない蛭川の事を避けたいだろうにお構いなしで寄ってくるのが可愛いですね。
バックハグでおねだりは恋人のそれ!行動にエロさがあって厄介ですね。
自分の事を好きか聞くと男同士でそれはないと答えるし、
男同士でキスはいいかと聞くとキスと好きは別と答える。
混乱する水無瀬に蛭川がお前は?と問いかけます。
なんて答えるのかドキドキしていたらお邪魔虫が(失礼)

そこからの蛭川の猛攻が可愛くて面白かったです。
もう尻尾を振って喜んで突進してくるわんこにしか見えません。
水無瀬のテリトリーが安心してゆっくりできる空間になっているんでしょうか。
あれだけ警戒してたはずの水無瀬も話し方がぽやぽやしてて心なしか可愛くなっているように感じます。
水無瀬といる時は匂い気にするとか、かなり好きだと思うのですがまだ無自覚…?
ってうなじの匂い嗅いじゃったよ!なんだそりゃ!
動揺して部屋に戻る水無瀬に満足そうな蛭川のくちがかわゆ。
勉強に集中できないでいると父親からの電話がかかってきます。
こちらも互いに気を使っている感じがしますね。
気兼ねなく話せるのがお互いだけのようで可愛いやら切ないやら…

いつもの帰り道、いつもの公園横を通りますが蛭川はいません。
無意識に探す癖がついているのかな?と思ったり。
蛭川も蛭川でいつもの友達とつるんでいてもあまり楽しそうではないですね。腹を割ればいい子もいるだろうに。
そんな時に水無瀬から忘れ物の電話があり家にすっ飛んでいきます。
大型犬が嬉しそうに走っていました。ほんと可愛い。

家に入れるとは言ってないと言いつつ「ここがいい」と言われて入れる水無瀬。
ちょろいと思ったのは内緒。
目くばせで普通に入っていっててちょっと面白かったです。
俳優さんの話になり張り合う蛭川。
ここで突然キスをします。(おそらくやきもち)
ビックリと怒りで部屋を出ていく水無瀬ですが追い出したりはしないのが少し不思議ですね。

学校からの帰り道いつもの3人で帰っていると歩道橋に女の子と蛭川の姿が。怒りがこみあげる水無瀬。
連絡も無視をします。
すれ違う時の蛭川の熱視線がすごいです。

雨の中帰宅するとエントランス前に怪我をしてずぶ濡れの蛭川が。
水無瀬は最初無視しようとしますが振り返って近づきます。
「殴られればまた俺の事かわいそうって思ってくれるんじゃないいかって」
「もうキスなんてしないから。だから許して。」

懇願する姿が悲しくて切なくていじらしかったです。
二人は部屋に入っていって3話は終了です。

ただ無抵抗に流されていく君をなぜだかほっておけなくて
泳ぐすべも知らないくせに気づけば僕は君に手を伸ばしていた

水無瀬がとことん振り回されていた回でした。
勉強がおろそかになったら母親が厄介なので心配だったり。
蛭川は自分の水無瀬への特大矢印が恋愛感情だと気付いていないのが不思議ですね。
二人とも目と表情が素敵で、水無瀬の少し生気のない諦めたような目がビックリしたりすると光が差して蛭川だけがあの目を見てるんだなぁとか考えます。
蛭川は目力は一貫して強くて口元がよく変わるのでそこが可愛いですね。
このよく変わる表情もまた水無瀬しか知らないんでしょうね。

毎週最後のナレーションが意味深でこれからの展開を示唆していてしんどいけど次が早く見たなる素敵な言葉たちだと思いました。



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