ドラマ「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」10話を見て
繋がる二人の海
泥酔した様子の水無瀬(本島純政)から突然着信を受けた蛭川(上村謙信)が駆け付けると、そこには酔って寝てしまった水無瀬がいた。
蛭川が声をかけると、驚いた水無瀬の目から一筋の涙が頬を流れる。
水無瀬を抱えて公園に移動し、水を飲ませながら「酒飲んだら泣くタイプ?」と蛭川が聞くと「蛭川のせい」と言った水無瀬は、空っぽになった蛭川家で見つけた"手紙"の話を切り出し、お互い離れていた間のことを語りだす。そのまま水無瀬の家に帰った二人。
家で水無瀬が取り出したのは、あの日観られなかった蛭川の監督作『月を浮かべる』のパンフレット。
そこに掲載された蛭川のコメントを暗記するほど読み込んでいた水無瀬は、蛭川が新しい恋をしていると思い込んでいた。そんな水無瀬に蛭川は―――。
爆走して水無瀬を迎えに来た蛭川、起こす前の眼差しと声が優しすぎやしませんか…?
撫でながらの「迎えに来たよ」は反則すぎるし、その後の水無瀬の涙が本当にきれいで、惚れ惚れしました。
水無瀬にとって色んな意味が含まれる言葉だったんだと思いました。
ずっと待ってたんだろうな…。
その後の蛭川の言葉に「なんで泣いてんの?」じゃないでしょうが!あんたが泣かしてるのよ!と思ってしまいました。
ここまで割とさっぱりした普通の友達のように接していた蛭川が水無瀬の涙と表情でなにかを察知したような雰囲気になりましたね。
手紙を読んでいないと思って過ごした蛭川と全部分かって過ごした水無瀬のテンション感が食い違っていていましたが、ここから少しずつ2人の空気を取り戻していくように感じました。
連絡しないといったこともうろ覚えの蛭川に少々腹が立ちましたが、水無瀬がちゃんとその時の思いをぶつけられるようになって良かったと思いました。
駄々っ子みたいな話し方の水無瀬が終始可愛い。
「水無瀬の隣にいられる人間になって…」
という蛭川の気持ちも分かるのですが、伝えないと水無瀬は切り捨てられたと思いますよね…
「それもやだ。すぐ自分のせいにすんのもやだ。」
ここは水無瀬がずっと蛭川に対してもどかしく思っていたところなのかなぁと思いました。
水無瀬は以前からちゃんと2人で抱えたいと思っているように感じていましたがどうなんでしょう。
今まで散々振り回されていた水無瀬がめちゃくちゃ振り回してていいぞもっとやれと思ったりしました。
振り回されている蛭川たじたじで可愛い。そしてやっぱり優しい。
アイスとおんぶのシーンは「かわいっ」と声が出てしまいました。
ここで蛭川の回想が入ったのが嬉しかったです。
ちゃんと母親に自分の希望を伝えれて母親もそれを応援してくれる、普通の親子の会話が出来ていることに感動しました。
合格の報告を水無瀬にしようとしていたのも安心しました。
会いにも行ったけどそこに水無瀬はいなくて物理的にも会えなくなってしまっていたんですね。とことんすれ違う未成年コンビ…
しかもまた濡れてるなこの子は。
以前よりずっと砕けて話せるようになっている2人を見ていて笑顔になりながら見ていました。
映画はやはり水無瀬とのことがテーマだったんですね。
そして映画の事を知ってる水無瀬のドヤ顔が最高でした。
自分の書いた手紙を読み返す蛭川の悶えが面白かったです。
これは恥ずかしい。
さらに映画のコメントを音読する水無瀬は結構Sっ気がありそうです。
覚えるほど何度も読んだところに月日と思いを感じて切ないですが。
ここからの蛭川の表情がとても好きです。
覚えている事への驚きから心なしか愛おしそうな視線に変化していったような…。
「今はしんどくない?寂しくない?そうだといいな。」
ここの水無瀬の寂し気な笑顔がすごかったです。
「俺じゃないのがむかつくけど、蛭川が一人でしんどいよりは全然いいもんな。」
自分が幸せにしたい、そばにいたいと思いつつ幸せならそれでいいと心から思っているんでしょうね。これだけ想われて蛭川は幸せ者だ。
「キスしていい?」「俺の事すきなの?」
以前と同じやり取りでもう一度始めようとしている感じがしてグッときました。待たせやがって…!
ここの「高校生の時も、今も」っていうのが重要ですよね。
あの時から好きだったんだよってちゃんと伝えていて素敵です。
水無瀬から乗っかっていって蛭川が受け入れる感じが傍目からみると逆でいいですよね。水無瀬は精神的に男前な感じがします。
翌朝からおだやかに楽しそうに一緒に過ごすシーンを見るのが久々でジーンときました。
しかしどんな体勢で映画見てんのよ…。
水無瀬の小説のとこの蛭川の読ませてポーズが可愛すぎました。
あんな可愛いおねだりの体勢初めて見ました。
黙らせるようにポップコーンねじ込む水無瀬も可愛い。
一生そうやっててください。
そして誕生日に飾り付けした部屋で自分の撮った映画を見ながら恋人の書いた壮大なラブレターを膝枕で読むとか幸せすぎる…蛭川良かったね…
飾り付けは2人でやったのかしら、水無瀬が選んで買ってきたのかしら、そこも気になりました。
無理して一人になろうとするな 君はもっと幸せになっていい
これはずっと水無瀬が蛭川に抱いていた思いなのでしょうね。
ここで流れた花瓶もよかったですよね。
最後にトリオの可愛い会話も見れて良かったです。
柴も根本くんも幸せでいますように。
感想聞かれて「結婚する?」は驚きましたが、映画を見て思いがこみ上げたのかな?
やはりここも水無瀬から言う男前っぷり。
回想しながらのSAVIORは染みますね…。
途中のほっぺちゅうに「!!!!????」ってなりましたが。
思う存分海外クルーズ楽しんで2人の時間を満喫してくださいな。
末永くお幸せに!
ついに終わってしまいました…。いやぁ寂しい!
10話は本島くんの涙が印象的でしたね。
あんなにきれいに大粒の涙をベストタイミングで流すのは本当にすごいし何度も流しているし…見惚れてしまいました。
再会まで盛大にすれ違っていた2人ですが、離れていた時も盛大にすれ違っていましたね。タイミング!
何はともあれくっついて終わりだと思っていたので、2人の幸せなシーンをたくさん見れて嬉しかったです。何時間でも見ていられる…。
個人的に水無瀬は蛭川に対して激重感情を抱いていると思っていて、蛭川自身はあんまり気づいてないように思っているんですがどうなんでしょう。
見た目に反してほわほわしているのが蛭川にイメージです。
見た目と逆すぎて素晴らしい2人です。
なんとアフターストーリーがあるという事でテンションがおかしくなりましたが皆さんはご無事でしょうか。
その先をすぐに見せていただけるなんてもう未成年チームの皆さんには足を向けて寝られません。
またその感想もかけたらいいなぁ。
良ければお付き合いくださいませ。