証拠金とレバレッジについて

FXを開始するときにこの2つの言葉をまずは知っておいてください。

「まずはFX会社とは何か教えて欲しい」と思うかもしれないですが、その”FX会社”を選択する時に必要になる言葉なので最初に説明します。

まず”証拠金”とは取引に利用する元金と思ってください。FX取引をするにはFX会社と契約をし、取引口座を作成して、その口座の資金を元金に取引をおこないます。その元金の呼び方になります。これは簡単ですよね。

では、”レバレッジ”とは何かというと、「証拠金の何倍までの資金を取引に利用できるか」ということだと思ってください。

例えば10万円の元金（証拠金）を用意した場合に”レバレッジ10倍”とすると

10万円×10倍＝100万円までの資金取引が可能になるということです。

このレバレッジの倍率は会社によって上限が法律で制限されている場合もありますがFX会社が決めます。固定の場合もあれば自分である程度選択できる場合もあります。それはFX会社によって違います。

そしてこのレバレッジがFXの魅力でもあります。

というのは10万円の資金で100万円分の取引ができるということは用意した証拠金（元金）だけで取引した場合の10倍の利益を狙えるということです。FX会社によっては100倍や500倍といった設定の会社もあります。もし100倍の場合なら10万円を用意するだけで1,000万円分の取引ができるということになります。普通では容易に準備できない額での取引ができるということです。その為一般のサラリーマンや主婦の人でも一気に稼ぐことが可能という訳です。ただし、100倍の利益を狙えるということは100倍の損失の可能性もあるということも忘れないでください。

また、勘違いしないで欲しいのは、これは取引資金を100万円や1,000万円まで利用できるということで、例えば証拠金（元金）10万円のうち1万円だけを取引に利用したら利益も損失も1万円の取引に対する額なので、自動的に損益両方が10倍や100倍になるわけではありません。少額での取引もできますので安心してください。