二胡教室をお探しの貴方へ(レッスンのご案内)
はじめに
中国音楽の小学校「創樂社(そうがくしゃ)」主宰の安西創(あんざいはじめ)です。
突然ですが、日本の二胡人口がどのくらいあるかご存知ですか?その音色に魅かれて二胡を手にする日本人の数は、統計上30万人に上るそうです。これは二胡の輸入量からの推計だそうですが、1人が2本ずつ持っているとしても15万人。その三分の一だとしても5万人が二胡を所有していたり、習った事がある可能性があるということです。これはすごい数の仲間がいると言うことですね!一方で難しくて諦めてしまったと言う声も聞こえて来ます。小さな成功体験を重ねて、やがて「私の一曲」が弾けるようになったらどんなに楽しくて素晴らしいでしょう。私のレッスンは、そんな「弾きたい」を叶えるお手伝いをする場でありたいと思っています。
音楽自体が初めても生徒さんや、過去に挫折したり、長く中断していたりした人も自分のペースで取り組める場です。もちろん経験者も受け入れています。「ここだ!」と思った方、お待ちしています。二胡教室「創樂社」安西創
レッスンは完全オーダーメイド
レッスンは完全オーダーメイド。生徒さんお一人お一人の音楽経験の有無やニーズを汲んだ上で教材を提供して行きます。あらかじめ決められたテキストに沿って練習曲を順番にクリアして行くのではなく、小曲を中心に新しいテクニックやその時々に必要な課題に取り組んで行くスタイルを採用しています。この、実戦で演奏技術を身に付けて行くのは邦楽などにも広く見られる方式で、初心者向きの短くてシンプルな「手ほどき曲」から始めて段階的に複雑な曲に挑戦して行きます。師匠が生徒の進歩を見ながら、無理のない範囲で新しいテクニックを含む少しずつ先の曲を渡して行きます。これは民族音楽に限らず、特別珍しい事ではありません。私はこれと同時に、必要に応じたテクニックの練習曲を組み合わせれば良いと思っています。ピアノの練習に例えると、曲を弾くのが好きで、ハノンが嫌いだったタイプの方はぜひウチにどうぞ!(因みに私はハノン大好きでしたけどw)
【講師プロフィール】
安西創(あんざいはじめ)
1990年以来、二胡を武樂群、甘建民、故坂田進一各氏に師事。また、笛子を孫瀟夢女士に、高胡と廣東音樂を香港の陳啟謙氏に師事する。現在、主宰する「中国音楽の小学校」と言うコンセプトの教室「創樂社(そうがくしゃ)」で「私の一曲」が弾けるようになる達成感を目指して、二胡以外にも琵琶や笛子、揚琴、洞簫、笙なども取り入れて中国音楽全般、特に合奏の楽しみと背景にある中国文化の豊かさを伝えるレッスンに力を入れている。国史蹟「湯島聖堂」芸術講座「中国音楽入門」講師。廣東音樂「扶桑粤樂社」並びに広東文化サロン「東京私伙局」主宰。江南絲竹楽「進韻會」世話人。神田外語大学中国語学科卒。横浜市生まれ。
出演の一例: 大手テーマパーク、横浜夢座、野毛大道芸フェスティバル(流し芸の部)、横浜中華街媽祖廟、華正楼、廣東同郷會、ブライダル、各種ご宴会ほか多数。元プラティアアカデミー、ヨークカルチャーセンター、世田谷音楽院講師
「創樂社」公式ホームページ↓
レッスンのご案内
【個人レッスン】
都内の自宅で行っています。曜日や時間はその都度生徒さんたちの都合と相談して決めていて、自由が利かせられます。手狭な場所ですが、防音で気兼ねなく弾けますし、楽譜や資料類、そして他の楽器も手近にあるので必要な物をすぐに提供したり、他の楽器で私が伴奏をつけたり、簡単な合奏をしたりできます。都内江古田エリアです。
【レッスン時間】60分/回
【レッスン料】10代4000円 20代学生5000円 20代社会人8000円 30代以上10000円、講師より年上の方「先輩割増」13000円、月2回15000円(月謝制)など各種あり。お得な前納チケット制もあります。レッスン料も現金以外に、クレジットカードでのお支払いができます。
※2023年5月より。予告なく改定する場合があります。詳しくはホームページをご覧ください。
【グループレッスン】
御茶ノ水の湯島聖堂(国史蹟の江戸幕府が創建した孔子廟)の中の芸術講座「中国音楽入門」でグループレッスンを行っています。年10回の連続講座で、随時見学もできます。ここは初級の二胡講座であると同時に中国音楽全般の話しもするので楽器を弾かないで講義を聴きにくる人や、琵琶の人も一緒に楽しく勉強しています。こちらの講座は学割半額なので、興味のある学生さんには大変おススメな講座となっています(一般会費年間36300円➡️50%オフ‼️)
※入会の手続きは、湯島聖堂の指定管理者である公益財団法人「斯文会(しぶんかい)」さんが窓口で行います。お手数ですが、直接湯島聖堂へお問い合わせください。
斯文会ホームページ↓
【少人数合奏クラス】
月に一度日曜日に、江南絲竹と廣東音樂の課題曲を毎回一曲ずつ決めて各120分4000円でレッスンしています(前半に譜読みをして、後半は合奏で進めるカリキュラムです。ある程度の読譜力、基礎力がある事が望ましいです。会場の都合で各回2名のみの限定レッスンです)スケジュールはホームページで随時お知らせしています。
【江南絲竹楽の合奏に興味がある方】
上海を中心とした江南地方の民間合奏音楽、江南絲竹楽に特化したグループ「進韻會」の世話人をしています。参加メンバーの年齢や音楽歴は様々ですが、お茶を飲んだりお菓子を食べながら合奏を楽しんでいます。ご参加希望の方はお問い合わせください。ご見学も受け付けています。現在は月に一回程度、湯島聖堂のお部屋を借りて行っています。開催については創樂社のホームページやInstagramで都度告知しています。ご参照ください。
【廣東音樂に興味がある方】
広州や香港など、広東語話者の住むエリアで生まれ、育まれ今も愛されている合奏音楽が「廣東音樂(かんとんおんがく)」です。シンガポール、マレーシアなど粤僑(広東系の華僑)がいるところばかりか、カナダなどでも愛好家団体が数多くあります。残念ながら日本では中国音楽の中でも更にマイナージャンルですが、私は廣東音樂が大好きなので「扶桑粤樂社」という集まりを立ち上げました。メンバー大募集中です。その練習会として開催しているのが広東文化サロン「東京私伙局」です。「私伙局」とは広東の民間音楽文化の一つで、愛好家たちが楽器を持ち寄り合奏したり「粤劇(広東オペラ)」の曲を歌ったり…という集まりの事です。東京都内で広東語ネイティブ話者も交えた集まりを不定期開催しています。やがてお茶を飲みつつ広東語を話して、廣東音樂を弾いたり聴いたりという、ちょっとディープな、でもそれが楽しくて仕方ない人たちが集まる会に育てて行きたいと思っております。気軽に遊びに来てください。香港・マカオ、シンガポールやマレーシアなどの南洋華僑文化が好きな方もぜひ!
現在は主に偶数月、都内JR大塚駅近くの中国骨董家具センターをお借りして集まっています。オーナーの洪さんは広東人で、もちろん広東語ネイティブ。毎度多大なサポートを賜っています。開催については創樂社のホームページやInstagramで都度告知しています。ご参照ください。
【楽器について】
音楽を演る以上必要なのは楽器です。個人所有が望ましいですが、持っていない方もまずは一度来所して触れてみてはいかがでしょうか。当方でも入門用の楽器を販売もしていますので、ご相談にも対応します(特に体験レッスン料は設定しておりません。知識は財産だと思っておりますので、コンサルタント、アドバイス料としてお時間分のレッスン料金を申し受けます)
楽器は持ち主の好みに育って行く物ですし(「クセがつく」という言い方もされます)、責任を持って管理する事を学ぶのも稽古の一部なので、基本的にレンタル楽器は用意しないというのが私の考え方です。ご自身の予算に合う物で構わないので、自分の楽器を所有する事が大切ではないでしょうか。
確かに楽器のランクはピンキリです。無理して高い物を買う必要はありませんが、値段が安いエントリーモデルを買ってはみたものの、見た目や音色が気に入らず買い替える人をたくさん見て来ました。それこそ無駄で勿体ないことなので、初めから中級くらいまで使える、ある程度のクオリティの楽器を手に入れて長く弾き込む事をお勧めしています。もちろん購入のアシスト・サポートも致します(カード決済可)
むすび
二胡の上達はやはり自学自習ではなかなか難しいと思うので、ある程度弾けるようになるまで定期的に対面で習うのが良いというのが私の考えです。中級以上の人が、動画などを参考に勉強するのは十分意味があると思いますが、まるっきり初めての人は教師の説明やお手本、客観的なアドバイスがある方が断然進歩が早いと思います。私は喜んでそのお手伝いをします。ぜひ気軽にお問い合わせください!
今日も楽しくて美しい音楽が貴方と共にありますように!
創樂社/扶桑粤楽社 主宰 安西創
【お断り】
事前のやり取りや、面談で当会のポリシーに合わないと判断した場合には入門をお断りする事もあります。ご了承ください。