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二胡弦レビュー「Fang Fang」赤版
東京で二胡・中国音楽の合奏をレッスンしている「創樂社」主宰の安西創(あんざいはじめ)です。
二胡の弦は様々なメーカーが色んな価格帯の製品を出していますね。何を基準に買えば良いのか大いに迷うところ。そんな訳で、私なりに使ってみた弦の感想をレビューしてみます。どのメーカーも素晴らしい製品を努力して作っている事に変わりありませんし、使っている楽器や駒などのセッティングや弓、弾き癖などによって違ってきますから、あくまで個人の感想ということを踏まえて参考にしてもらえたら幸いです。
なお、値段は日本国内で入手するのか、はたまた海外から通販で輸入するのかなどによってバラつきがありますので、記事中に値段に関する記述があっても最安値を保証するものではありませんのでご了承ください。
さて、トップバッターは……
![](https://assets.st-note.com/img/1723002309159-xiRsVlhgAz.jpg?width=1200)
【Fang Fang(芳芳)】の赤パッケージ
【弦の太さ】
外弦A-0.26mm
内弦D-0.44mm
【参考価格】税込2200円
【個人的コメント】ムラのない良い意味で「無難な」弦。これを選んでおけば多くのシチュエーションに対応できると思います。
参考サイト↓
このメーカーには同じラインで青いパッケージと金色のパッケージのものがあります。値段は青<赤<金と高くなります。その真ん中という訳ですが、トップバッターに選んだ「赤」は、バランスが良く総合点が高いので幅広い方にお勧めできると思います。
演奏してみると全音域の抜けが良く、素早いレスポンスが期待できます。「迷ったらコレ」という選択肢にも充分応えてくれる弦だと思います。個人的には重過ぎない弓で優しくひいた時に綺麗な音が無理なく出るという印象。重厚というよりは明る過ぎない華やかさがあって、軽快さもあるが二胡らしい音とでも言いましょうか。お勧めです。
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