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第2回 広東文化サロン「東京私伙局」レポートと次回の予定
2023年12月10日、第2回を開催した「東京私伙局」。お陰様でたくさんのご来場を頂きまして賑やかに執り行う事ができました!
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次回第3回の開催は2024年2月です。お手数ですが席数の都合がありますので、事前に人数を把握するために、創樂社のお問い合わせフォームまたはグループラインでの意志表明から、参加予約のメールをお願いしています。ご予約優先で着席して頂きますので、直接ご来場頂いてもご着席頂けない場合があります(グループラインは参加した事がある方にご案内してご招待しています)告知しましたら改めて宜しくお願いします。
さて、ご存知の方もあるかと思いますが、この「私伙局」とは広東の伝統的な音楽文化の一つで、個人の邸宅などに集まって粤劇を一節語ったり、楽器を弾いたりする楽しみの会を指します。「私」がプライベート、「伙」が人々・仲間、「局」が集まりの意味です。私が広東音楽好きなので、知っている人も初めましての人も、楽器を持ち寄って廣東音樂を楽しめる定期的な集まりができないかと思ったのがそもそものきっかけでした。
「無いものは作るしかない」そんな気持ちで始めた第1回は、折しも中秋節が近い10月22日でした。ご参加はお二人。会場のオーナーと私を入れて4人のこじんまりとしたお茶会でした。
会場にお借りしている「チャイニーズアンティークファニチャーセンター」は中国の輸入骨董家具を扱うお店。インテリアにトータルでコーディネートをする事もできるショップですが、陶磁器など小物もあるので宝探しのように店内を見ているととても楽しいお店です。現在は不定期に開けているので、お目当てがある方は、ホームページからメッセージを送って連絡を取り予約してお出掛けください。
チャイニーズアンティークファニチャーセンター
(中國古董傢俱中心)
洪惠玲女士 豊島区東池袋2-1-7 OSビル102
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それが、第2回はSNS上で広東語を学習している方々のネットワークに届き会場一杯のお運びを頂きました。そして日本打弦楽器協会会長の八木秀夫先生が来てくださったので、揚琴をお願いして私とも広東音楽を数曲ご一緒いただき、周りではお茶を飲みながら広東語での会話が行われていて、自己満足ではありますが「あー、これこれ!こう言うのがやりたかった」と感慨深いものがありました。それにしても広東語上手な人が、こうもたくさんいるものかとオーナー(マカオ出身)共々ビックリしました!
ご参加の方のお話しを聞くと「英語や普通話(いわゆる北京語)のフリートークができる場所はあるけれど、広東語が話せる場所はレアなのでまた来たい」と言って頂けて感無量。これで更に、例えば二胡を習っている人の中にも、広東に所縁がある様々な伝統音楽に興味を持つ人(聴く人も演る人も)が増えてくれたら嬉しい限りです。将来的に「東京私伙局」を立ち上げた当初の目標「日本でも定期的に廣東音樂を楽しむ人が集まる場所」の提供を実現したいと思っています。
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イベントを立ち上げるのは誰でも可能ですが、維持継続する事はなかなか大変です。今のところ偶数月の定期開催を計画しています。まずはご都合合えば2月にお出掛けください!
創樂社 扶桑粤樂社・東京私伙局主宰 安西創
私伙局についての、活きいきとした広東語での解説です。ご参考にどうぞ!
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![二胡とアコーディオンの二刀流「安西創(あんざいはじめ)」と安西はぢめ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127109342/profile_19b5c4fb9eca226bfff15b1d270d5315.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)