【2桁×2桁】2桁の2乗を一瞬で解く方法【暗算】
こんにちは 暗算ちゃんです
今回は2桁×2桁の暗算の方法の中で2桁の2乗を一瞬で解く方法を紹介します
この記事では新しい知識を説明するのではなく、皆さんも元々持っているだろう知識をうまく活用する方法を説明しています なので誰でもすぐにできます
2桁の2乗とは
はじめに2桁の2乗とは何か説明します
2桁の数字を x とすると2桁の2乗は x² と言えます
2乗とは同じ数字を掛け合わせることなので
x²=x×x
と言えます
xに2桁の数字を入れた例として
12²=12×12
76²=76×76
が挙げられます
解き方
解き方を説明します
x²=(x+a)×(x-a)+a²
(x+a)と(x-a)の片方を10の倍数にします
この時のaは出来るだけ小さい方が簡単です
aを使って片方を10の倍数にすることで2桁×1桁という簡単に計算ができる形を作ります
解き方 例 12²
xに12を入れると
12²=(12+2)×(12-2)+2²
=14×10+2²
=144
解き方 例 76²
xに76を入れると
76²=(76+4)×(76-4)+4²
=80×72+4²
=5776
ほら 簡単にできました
解説 図
かけ算を図形で解説します
青の正方形が求めたいx²
黄色の線がxに足し引きしたa
赤の長方形が(x+a)×(x-a)
はみ出ている左の部分を右上に移動させます
移動させるときれいに左上に黄色の斜線の正方形ができます
つまり、
青色の正方形=赤色の長方形+黄色の斜線の正方形
となり、
x²=(x+a)×(x-a)+a²
と言えます
解説 分配法則
分配法則で解説します
(ⅹ+a)×(ⅹ-a)
=(ⅹ+a)×ⅹ+ (ⅹ+a)×(-a)
=ⅹ²+aⅹ -xa-a²
=ⅹ²-a²
移項して
x²=(x+a)×(x-a)+a²
となります
まとめ
最後にまとめです
x²=(x+a)×(x-a)+a²
aを使って片方を10の倍数にすることで2桁×1桁という簡単に計算ができる形を作ることがポイントでした
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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