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【投資編】ミームトークンとVALUに見る投資のリアル

話題性だけで跳ねるものと地道な努力の違い

最近、暗号通貨の世界ではミームトークンが再び注目されています。ジョークやインターネットミームをテーマにして、短期間で価格が急騰する現象が頻発しています。一方で、2017年に話題となったVALUを思い出す人も多いのではないでしょうか?この2つの現象には共通点がありますが、そこから私たちはどんな教訓を学べるのでしょうか?


VALU騒動から学ぶこと

VALUは「個人の価値を売る」というコンセプトで一世を風靡しました。ユーザーが自分のVALU(個人トークン)を発行し、それを他者が購入して取引する仕組みです。当時、影響力のあるYouTuberやインフルエンサーが自身のVALUを発行し、多くのファンや投資家がこれを購入していました。

その結果、一部では短期的な利益を期待して取引が行われていたといいます。ネット上では、「意図的に価値を吊り上げ、その後売り抜ける行為があったのではないか」といった指摘も見られ、大きな炎上へと繋がりました。この件に関しては公式な調査や明確な証拠が十分ではなく、事実かどうかは分かりませんが、結果として多くの一般ユーザーが損失を出したと報じられています。


ミームトークンと博打の共通点

ミームトークンもVALUと同様に、「話題性だけで価値が変動する」という特徴があります。SNSやインフルエンサーの一言で価格が急騰し、その後急落することも珍しくありません。投資というよりは、**「博打」**に近い性質を持っています。

短期間で利益を得ることが可能な一方で、大多数の投資家が損をする仕組みになりがちです。この点では、競馬や競艇と似たリスクを持っていると言えるでしょう。ただし、競馬や競艇には過去のデータや予測のための情報があるのに対し、ミームトークンは「熱量」や「ノリ」で価格が決まることが多いため、さらにリスクが高いかもしれません。


真面目なトークンの悲哀

一方で、ブロックチェーン技術を活用し、社会問題を解決したり、分散型アプリケーション(DApps)を支えるプロジェクトもあります。これらは実用性が高く、長期的には価値を持つ可能性があります。しかし、こうしたプロジェクトはSNSや話題性に依存しないため、注目されるのに時間がかかり、多くの投資家が短期的な利益を求める中で埋もれてしまうことが多いのが現状です。


どちらが「いい」のか?

ミームトークンと真面目なトークン、どちらを選ぶべきかは投資家の目的によります。

  1. 短期的なスリルを求めるならミームトークン
    一時的な価格の上昇を狙うなら、ミームトークンは刺激的な選択肢かもしれません。ただし、これは「投資」ではなく、あくまで「博打」だという自覚を持つべきです。

  2. 長期的な信頼を重視するなら真面目なトークン
    実用性を持つプロジェクトは短期的に目立たなくても、将来的に価値を発揮する可能性があります。


最後に:VALUからミームトークンを考える

VALUやミームトークンに共通するのは、「話題性で価格が動く」という点です。どちらも短期的な利益を狙うなら魅力的に映りますが、その裏で多くの人が損失を被る仕組みがあることを忘れてはいけません。

ミームトークンへの投資を検討する前に、**「これにお金を使うなら博打の方がマシなのでは?」**という視点を持つのも大切かもしれません。


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