【投資編】BTCはいくらまであがるか?
「ビットコイン(BTC)はいくらまで上がると思いますか?」という質問を受けることがあります。この質問に対し、今回は仮定の条件を基に計算し、その答えを導き出してみました。
仮定の条件
以下の条件を前提に計算を行いました:
全世界でビットコインが通貨として利用される
現在の主要通貨のシェア(2024年時点概算):
米ドル(USD):59.8%
ユーロ(EUR):19.7%
日本円(JPY):6.1%
世界の外貨準備総額:12兆ドル(IMFデータより概算)
ビットコインの総発行枚数:2,100万BTC
流通量:総発行枚数の10%(約210万BTC)が常に流通していると仮定
ビットコインが全世界の通貨シェアで10%を獲得する
計算結果
上記の条件を基に計算すると、ビットコインの時価総額は以下の通りになります:
時価総額:12兆ドル × 10% = 1.2兆ドル
1BTCあたりの価格:1.2兆ドル ÷ 210万BTC = 571,428ドル
1ドル=150円で換算すると、1BTCは約8,571万円となります。
結論
仮にビットコインが全世界で通貨として利用され、そのシェアが10%に達するとすれば、1BTCの価格は約8,571万円になるという結果が出ました。
ただし、これはあくまで仮定の条件を踏まえた予測にすぎません。現実の経済環境や需要と供給のバランスによって価格は大きく異なる可能性があります。興味を持たれた方は、ぜひ自身でも計算を試してみてください!
では、投資に生かすのであれば…
この仮定を投資に生かすには、確率論と同じように「この前提条件が達成される可能性」を冷静に考えることが重要です。そして、もしこの条件が達成されると思うのであれば、愚直にこれに従って行動すべきです。
今回の例で言えば、現在の価格からは「時期はわからないけれど」数倍になる可能性があるため、無理のない範囲で少しずつ買い進めることが、正しい投資姿勢と言えるでしょう。
知っておきたい投資の心得
多少の上げ下げに一喜一憂する必要はありません。
長期的な視点で考え、価格の上下に振り回されないことが重要です。急落が起きた場合はラッキーと思うべきです。
急落時こそ、計画的に買い増しをするチャンスと考えましょう。前提条件が変わった場合には行動を改める。
例えば、以下のような状況が起きた場合には戦略の見直しが必要です:ビットコインの総発行枚数が変更された(まずあり得ませんが…)。
ビットコインに取って代わるような優れたブロックチェーン技術が登場した。
投資は確率を極めるものだと思います。仮定が現実になる可能性を見極めつつ、無理のない範囲でリスクを管理することが成功の鍵です。
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