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Sennheiser IE200レビューと備忘ログ

ご挨拶

明けましておめでとうございます。
2025年になりましたね。
この記事を書いているのは23時ちょうどですから、元旦にギリギリ間に合ったと言ったところでしょうか。

2024年は辰年という事で激動の年なんて言われるけど、本当に僕の一年も激動なものとなった。
そして、沢山の物を買った。
年末最後にギリギリ駆け込みで悩みに悩んだ末、購入したSennheiser IE200についてレビューをしようと思う。


購入経緯

ことの始まりは恒例のAmazon。
そして、骨伝導のSHOKZ Open Run miniを無くした事にある。

家庭の事情で家にいる時間が長くなったから、充実させる為という建前でガジェットや日用品のアップデートをしているんだけれど、愛用していた骨伝導イヤホンを無くした。

そこで無くさないよう、ここ最近トレンドになっている有線イヤホンを探し始めた。

元々、僕はイヤホンにそこまで拘りはないものの、SHURE SE215や Victorなど、今までに結構なお金を使ってきている。

音質が…とか、ハイレゾが…とか、ポタアンが…とか、って感じの入れ込みようでは無いんだけれど音楽を聴くことは好きだし、値段に比例して音が凄く良くなる感覚を味わってからは一般的な感覚からすると高い部類のイヤホンを選ぶようになっていると思う。


選定理由

さて、今回選んだゼンハイザー(Sennheiser)だが、ドイツのメーカーである。
僕の好きな文具でも日本のモノ作りと通ずる点が多いなと感じているドイツだが、イヤホンは初めて。

音響関連の機器は調べるといくらでもレビューが出てくるけど、実際のところは自分の耳で聴いてみないと分からない。

安い買い物ではないし、本当は試し聞きした方がいいのは分かっているのだけれど、今回はタイムセールにやられてしまった。

IE200の単体が17,700円に対して、マイク付きリケーブルが付いて19,800円だった。
単に割引率は半額となっているが、決め手はそれだけではない。

仕事で僕はオンライン会議が多い。
マイク必須。
今使っているBOSEのヘッドホンは聞こえてくる音もマイクも良好だったのだけれど、この年末に右耳だけ接触不良を起こしていた。

無くしたり、壊れたりで取り扱いが悪いと思われるかもしれないが、ちゃんとヘッドホンは5年は使っている物だから指摘はご遠慮してほしい。
イヤーパッドも交換したくらいには気に入っているのだが、どうしても挟み込む力が強いのか、長時間に及ぶ会議だと耳が痛くなる。

色々と事情を説明してみたが、やっぱり本音はこのイヤホンが欲しかったから買ったのだ。


IE100PROとIE200の悩み

ただし、最後まで悩んだ候補として、IE100 PROとワイヤレスケーブルセットも選択としては捨てきれなかった。

有線ケーブルとワイヤレスケーブルセットでこちらは16,691円。

ワイヤレスは慣れると本当に利便性が高く、充電の煩わしさはあるけれど最高の相棒になってくれると思っている。

それでも有線の信用性に勝てるはずもなく。
仕事で使う事を想定すると、数分前に会議の準備に入ってから充電がないやら、接続がうまくいかないやらと言ったアクシデントで焦りたくない。
特に、大切な会議などの前にそんな事が起きたら目も当てられない。
そして、音は確実に有線の方が格上なのでIE200を選んだ。

悩んだIE100 PROとIE200の大きな違いは、モニターイヤホンか否か。
ゼンハイザーのイヤホンにPROと商品名に付くものはモニターイヤホンであり、忠実でクリアな音を目指している。
よりリアルな雑味のない音。

レビューを一通り漁ったところ、FPSなどのゲームをされる方は足音などの敵位置を把握するのにメリットを感じるようだ。
音楽目的の場合は、より生音に近い音を好む方はこのモニターイヤホンを選ぶ傾向があるとのこと。

僕はどちらも該当しない。
映画やアニメを観たり、流しで音楽を聴くのが関の山である。
むしろ、ボーカルというか人の声が近いような特性のイヤホンの方が合っている。

ちなみにケーブルも異なっており、IE200はポピュラーなMMCXのケーブルなので、リケーブルも候補が沢山ある。

結果として組み合わせ然り、特性然りでIE200を選んだという事になる。


本題、レビュー

初めてのゼンハイザーイヤホン

たくさんの理由や背景で選ばれて我が家にやって来たゼンハイザーIE200。

さすが高級機である。
立派な外箱でフカフカのスポンジに包まっていたその筐体は意外と小さいな。と感じたのがファーストインプレッション。

フカフカクッションで届きました

取り出してイヤーピースを選んでセット。
もう少し時間をかけて選んでいきたいと思う。

ひとまず聴いてみたところ、流石。と唸る程の音だった。
僕が大好きな曲『Only Time / Enya』を聴いてすでに大満足。

こういう高いイヤホンはエイジングをしないと音が馴染まないとか、何とか世の中は騒ぐけど、僕の貧相な耳では箱出し状態でも充分。

最高のイヤホンだと思う。
ウイスキーやワインのソムリエみたいな詩人のような表現を使う人も居るけど、僕が伝えられる表現としては『3万位内で買えるイヤホンの中では、これを選べば間違いない!』と言った感じになると思う。


まとめ

買って良かった。
毎回ありがとうAmazon。
ガジェットや物に拘る性分で何かと浪費癖が治らない僕だけど、今回のお買い物は2024年最後にしてTOP5に入るくらい良い商品だったと思う。

こんな事を言ったら愛用者に怒られてしまうかもしれないけれど、SHURE SE215より遥かに一つ一つの音が優れている。
直ぐそこで音が発生しているような感覚になる。

値段帯として比較対象ではないかもしれないんだけれど、低音の力強さに定評のあるイヤホンより、リアルで繊細な音だと感じる。

皆んなも良い音で音楽を聴いて感動体験を!
今回はこの辺で。
今年もよろしくお願いいたします。

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