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【覚書】ワクチンのはなし


欧州では既に、ワクチンの効果か、コロナの罹患率がまさに劇的にどんどん下がってきている。

それと同時に、一般の人の移動が活発になり、更に「以前に戻った!」と錯覚してみんなの注意力がどんどん下がっているのも、日々の中で感じている。。。(涙)

我が家にも、夫の友人達からの誘いが「かなり」入るようになってきた…。

実は、私には元々気管支疾患があるので、夫はすごく敏感になっていた。

(昨年、主治医にも脅されていたので…)

そんな中、私も夫も二回目のワクチン接種をなんとか終えた。

日本でもこれからワクチンが進んでいくとのことなので、私の覚書を兼ねて参考の一例までに書いてみる。


ワクチンのはなし


既に、私達の周囲もかなりの割合でワクチン接種を受けている。

二重国籍の友人からは「自分の国と欧州、どっちで受けたらいいのかな?」、そして日本の知人からは「旅行で行ったらワクチンって受けられるの?」という相談もされたが、こちらに住民票(健康保健などの登録)の実績として無い場合は、基本的に受けられないようだ。

友人は、今いる自国で受けた方が早い、と判断して既に自国で接種を受けている。

日本の知人には「我が家は受け入れ不可」を柔らかくお伝えした。(その方とはそんなに親しく無いので、普通の旅行でも実は不可なのだが…。)

私の周囲で受けたワクチン情報は以下。

・ファイザー(2回目は、1回目から2週間後)
・モデルナ(2回目は、1回目から4週間後)
・アストロゼネカ(2回目は、1回目から8~12週間後)
・ジャンセン(1回目の接種のみでOK)
・中国製ワクチン(2回目は、1回目から3週間~後?)

ワクチンを受けた時、個人によって反応がいろいろ違っている。

夫の同僚たちは、「なんでもなかった」という人が大半だったようだが、「体がだるい」「熱が出た」「二日酔いみたいになった」という人もいた。

1回目に反応がある人もあれば、2回目に反応がある人、様々のようだ。

(ワクチンの違い、というよりも個人の体質や免疫の違いによるのかも?)

夫の叔母(80代)や義両親(70代)はファイザーのワクチンを受けたが、「全く何ともなかった~♪」とのことだった。

義父は、「せっかくの外出だから、帰り道にビールを一ダース買って帰ったよ♥(ご褒美的な)」と言っていたぐらい元気だったそうだ。(苦笑)

叔父(70代)も「全然痛くもかゆくもなかったよ!」とわざわざ私達の接種前に連絡をくれた。


夫と私の場合


夫はモデルナ、私はファイザーのワクチンを受けることになった。


夫のケース

夫の1回目は、看護師さんがかなりノリのいい人だったのか、雑談しながら勢いよく打たれた?らしく、「ブス!って音がする感じだった。。。」ということで、その後3日ぐらい、撃たれた腕が物凄く痛かったらしい。

でもその後は、発熱も無く元気に仕事にも行っていた。

そして4週間後に2度目のワクチンを受けた時(午前中)は、「全然痛くなかった!」と喜んで帰って来た。(今度は丁寧な看護師さんだったらしい。)

普通に昼食・夕食も食べていた。

が、翌日の朝から具合が急に悪くなってきたようだった。身体のだるさと熱が出てきた。

午後からは、鎮痛剤を飲んでほぼ「寝る」と言って、寝室で寝込んでいた。

夕食ぐらいに起きてきて、熱も下がり普通になった。

念のため、まだ眠たいとのことなので、軽く夕食を取ってからまた寝て、翌日は朝から元気で「走ってくる!」と、前日の分を取り戻すかのように活発に動き出して、彼のワクチンの反応は終了。


私のケース

1回目の接種(朝)は、上手な看護師さんにより「ちくっ」としたぐらいで、「あれ?」という感じだった。夫に聞いてたより痛く無い?

家に帰って普通に元気にしていたが、5時間後ぐらいから打ったところが熱をもってきたので、保冷剤で冷やした。

と同時に、全身のだるさと軽い発熱(37度。平熱は36.5度)があり、やる気が出ないがダラダラと仕事をしてみたが、本調子がでなかったので、早めに休んだ。

夜は爆睡したが、翌日もだるさが抜けず、とにかく寝て過ごしたが、夜にはほぼ回復した。

2回目の接種では、さらに以前より痛くなく、反応をドキドキして待ったが、それほどでもなく。

ただすごく眠くて、ほぼ寝ていた。(前日の、急なちょっとした用事で徹夜だったせいもあった。苦笑)

ほぼ、三日目には十分睡眠が取れたのか、いつもより快調だった。私の2回目の反応はほぼ無しに近かったかもしれない。


ワクチンの反応は個人による


受ける前は、夫の同僚のものすごい反応の出た話を聞いて「大丈夫かな…」と凄く不安になっていたが、たとえものすごい反応が出ても、2日も続かないのが大半だ。

接種当日と翌日だけ、大事を取ってフレキシブルにしておけば、ほとんどの場合大丈夫だ、というのは言われていた通りだった。

また、年齢の高い層はほとんど反応が無く、若いほど反応が大きいらしい。

そして反応が終わると、ビックリするぐらい突然元気になるので、念のため頑張りすぎないように。(笑)

最後に、ワクチンのために家に準備しておくと役立つかもしれないものを挙げておく。

まあ、普通の風邪のためのものでもあるので、常備されているとは思うけれど万が一反応が出た時に思い出しやすいように、念のため。

・保冷剤(腕が熱を持った時に冷やすのに便利)
・アイスノンまたは冷えピタ(熱が出た時用)
・鎮痛剤(イブプロフェンなどの神経ブロック系ではなく、ごく普通の鎮痛剤が良いよう)
・スポーツ飲料(熱が出たり身体がだるい時の水分補給に)
・ゼリー飲料など簡単に食べれるもの(夏に熱が出るとこういうものが欲しいかも) ほか


ということで、今回はワクチンについて書いてみた。

ワクチンを打つことで、一つ危険が回避できる。

でもワクチンも100%ではないことを念頭に置きつつ、できる予防などは引き続き心掛けていくつもりだ。


私と夫は、自分のためでもあるけれど、周囲がコロナ罹患しない意味も含めてワクチンを打つ選択をした。

個人でいろいろ考えがあると思うし、様々な選択があっていいと思うし、その選択を尊重したい。

あくまでも個人で接種を選ぶべきだと思うし、もし打たない場合は何かの際には「打たない選択だ」ということを言ってもらえると助かる。

私のように呼吸器疾患があってリスクが高い人もいることを、どうかちょっとだけ頭の片隅に置いていただけると、大変助かるし嬉しい。


はやく、こういった心配をしなくていい状況になりますように。

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