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恋人候補の経済観念


付き合い始めた時、お互いの価値観や好みなどのすり合わせをするかと思う。

その時に大事だといつも感じたのが、相手の「お金の使い方」だ。

私が惚れた人は幸いに皆、お金の使い方がスマートだった。

が、もちろん、お付き合いする前のデートの段階で、お金についてのその人のお金の使い方が分かるポイントがあった。

今回は、私がデートやちょっとしたことで「その人の金銭感覚」を覗き見れたことを書いてみたいと思う。

・・・実はコレ、男性だけではなく女性にも有効だ。

友人関係を続けるうえで、「この人とは合うかも」と思ったり、「この人と付き合ってもいいことないかも」と感じることがあると思う。

それがはっきりするのが、その人のお金の使い方だったりする。

もし参考にできるなら参考にしていただければ嬉しいし、ほとんど知っていることなら、私の覚書にお付き合いいただければ幸いだ。


デートで見ることのできるポイント


婚活や恋愛の場面で、「初デートで奢らない男性」は通常、女性から糾弾されたり(笑)敬遠されがちだ。

でも、初デートで奢ってくれたからと言って、「人柄がいい人」「人として尊敬できる人」と判断できるとは限らない。

最近では結婚相談所でも、その候補者が締り屋で女性に敬遠されそうな”倹約家”の方には、「今回の初デートは奢ったら、きっと女性は喜びますよ。(奢ってください、頼むから。)」という指導までされているぐらいだし。

なので、奢ってくれたことで評価するのではなく、私は奢られ方を見る。

1.テーブルの伝票を自然に取っているか?
2.
イヤイヤ奢っている感じか?
3.領収書をもらっていないか?

テーブルの伝票を自然に取っている人の動作は、払いなれているかいないかが出る。私は、普段自然に、仕事などで支払いをスマートに済ませている人がタイプなので、そういう所が目についてしまう。

「イヤイヤ奢っている感じ」は、お金の出し方や、伝票を取る際のタイミングなどでもわかるし、多分席を立つときに雰囲気でわかる。

そして、デートの時に領収書をもらっているのには、ちょっと幻滅する。なぜなら、何かの経費にしようとしているんだろうからだ...。

こういった第一印象は、私の場合は結構当たった。

これらのチェックで「合わないな」と感じたら、初デートだけで終わりだ。

また、奢ってくれないからといって恋人候補から「除外する」必要はない。

お見合いなどの場合以外のデートで、奢ってくれなくても、そこに理由があれば私にとっては全然問題なかった。

理由については、たまたま会った時や、予定外のデートだった時、そのほかにもその場のシチュエーションで。

ちなみに、実は夫との初デートの時には私が出した。

すごく遠くまで都合をつけて、私を迎えに来てくれたりしたので、「ここは絶対私にが払う!」とお願いして払わせてもらった。

そして、Pとの最初デートの時も「割り勘でいい?」と言われたけれど、全然気にならなかった。

なんなら、私が全部払ってもいいよ、ぐらいの気持ちだった。

(・・・やっぱ、相手にもよるのかも。苦笑)

なぜなら、私は初見で「この人とは合わないな」という人には、こちらから割り勘を申し出る。変にご馳走になって、恩着せがましく次のデートに誘われても困るからだ。(もちろん、次のデートはお断りする。)


お金の使い方でわかること


お金の払い方で、その人柄が分かる気がする。

なぜなら、大事なものを手放す時の態度が、そういうものなのかとわかるからだ。

私の個人的な印象では…

払うものを渋りがちな人は、対人関係があまりうまくいかない傾向がある人が多い。

「おつりは取っといて」ということが多い人は、お金に無頓着な人。

なにかとお金をたかってくる人は、絶対お金を返さない。

支払うことに慎重な人は真面目な人が多いが、頭が固い人でもある。

デートの際のちょっとした際に、そう言った兆候が気になった時には、第一印象を信じたほうがいい。

大抵の「勘」は当たる。


そして、自分も見られている


自分もそうだが、やっぱりお金を支払う際にはスマートに払いたいものだ。

ただ気前よく払うことではなく、タイミングや相手に嫌な気持ちを持たせないように支払うことができるのが、仕事のデキる人のお金の払い方だ。

これまで仕事をとおして、ご馳走になる場面でそれを知った。

尊敬する上司からご馳走になった後には、自然に「ああ、この人に何かの恩を返したいな…」と思わせられた。こういう風に、自分もいつか後輩にご馳走できるようになろう、と誓った。

取引先の方にご馳走になる際や下請け先からご馳走になる際には、「仕事上の利点よりも相手に得した、と思ってもらえるように逆に接待するぞ!」というぐらいの意気込みで臨んだ。

これは、上司にいつも言われていたことだ。

「相手に接待されたからといって、自分が偉いという気分でされていると、後で痛い見返りを期待されちゃうからね。。。

相手のお金の使い方も見るも大事だが、自分のお金の使い方も見られていることを意識するのも、役に立つ。

・・・その代り、自分ができていることができていない人には、どうしても見方がキツくなるのも損な点だが。(苦笑)


恋人になってからが本番


大事な恋人候補に対しては、しっかり見たほうがいい。

下手に好きになってしまって、どんどん貢いでしまう前に、「この人とはやっていけるか?」を見ることでリスクヘッジができるはず。

よく、「結婚前は両目を開けて、結婚したら片目で」ということを言うが、恋人の間にしっかり見て、結婚してからも見続けたほうがいいと思う。

いつだって両眼は開けておいた方がいい。

次は、「夫婦の経済観念」についても書いてみようと思う。



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