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2024年 パラグアイ渡航日記 33日目
みなさんこんにちは、何度目かの登場、都市社会共生学科2年の小椙優真です。
渡航33日目、9月26日のこの日はまず、パラグアイの公共事業通信省(MOPC)に伺い、パラグアイの今後のインフラ事情についてインタビューしました。鉄道路線がないことで、自家用車での移動による交通渋滞や環境汚染への影響、バスの運転の質の低さも問題となっているパラグアイ。専用バスレーンを用いて高速輸送を狙うBRTなどの新しい交通手段についても詳しく伺いました。
実際に公共のバスに乗ってみると、ガタガタ道での急ブレーキで止まったり、乗客が動いている途中に飛び降りたりなどなど、日本では見られない光景をたくさんみることができ、新しい刺激になりました。
次は独裁の記憶博物館に向かい、パラグアイやチリなどの南米諸国における独裁政権に関する資料を問覧しました。アメリカの影響を色濃く受けた南米諸国。独裁政権時の有り様がありのままに写真で説明されており、メンバー一同で学びを深めました。真にあるような監試が今も展示として残されていて、今の明るい雰国気とは一線を画す、パラグアイの別の顔を見た気がします。 物事の表面を知っただけで、それを分かった気になってはいけないと、改めて感じました。
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その後は先住民資料館に向かい、グアラニー族らに関して学びました。弓矢や壷、 衣装など残存する資料を見ながら、今も一部受け継がれている彼らの生活に思いを馳せます。
続いて、パロサント· ミドリエ房に何いました。ここは日本人の立川雪さん(noteをやられています!ぜひ検索してください!)が創業し、ソーシャルビジネスを行っている会社として知られています。テレレを飲むコップにも使われ、パラグアイで神の木として、扱われている「パロ·サント」。その廃材を利用して箸などの様々な木材加工品を製造しているのがmidoriというエ房です。 創業からの統余曲折があったそうです。職人の技術を学びたいと今後の関わりを志願する学生の姿もありました。
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私はパロサントで作られたウイスキーグラスとアロマを購入しました。ウイスキーを入れて少し待つと、液体の方にパロサントの香りが移り、ただのウイスキーではない香りを楽しめます。このグラスならではの特徴、日本に帰 ってから愛用しています。
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最後には、アスンシオン在住の日系コミュニティの方との交流会を行いました。これまでの日系移住地とは違い、スペイン語でのコミュニケーションが主となり、地方の日系移住地との違いも味わいました。とても素敵なおもてなしを受け、とても晴らしい時間となりました。
別れは惜しいですが、世界をフィールドに活動していればいつかまた逢えると信じて。
Adios.