2024年 パラグアイ渡航日記 19日目
こんにちは!2年生の樫田です。
昨晩はぐっすり眠れた気がします。ぎっしりと詰まった予定や膨大な量のタスクが降りしきる日々を送る中で、睡眠の大切さをひしひしと感じています。
ラ・コルメナを発ち日系人移住地に向かう今日のトピックは、会議・バス・夕食の3つです。
今朝は富士見旅館の食卓を囲みながら、全体での振り返りを行いました。各々が1対1や少人数でその日を振り返ることはあっても、全体で集まって考えを共有し合うので、気を引き締めて臨みました。
議題は主に2つでした。まず、渡航の進行やメンバーの動きに関して。それぞれ良かった点と改善点を発表したあと、藤掛先生や他のメンバーがコメントをするという流れで進んでいきます。
良かった点では、急な予定の変更があった時や急遽対応が必要な時、またはそうでない時もチームワークを発揮できたという意見が多かったです。改善点では、係の仕事の負担の偏りや、データの扱い方などが言及されました。これらを「ささいなこと」として流すこともできますが、渡航チームとして、文化人類学的な視点に立った調査として、真摯に受け止める必要があると思いました。
続いて、渡航の中で気づいたことや印象に残ったことについて。始めに各々が議事録に書き込んでから、随時発表するという形を取りました。パラグアイで過ごして早2週間、この2週間でどんなことを考え、学び、感じたこと、そして何を日本に持ち帰ろうとするのか。この2週間を振り返りながら、黙々と議事録に入力していきます。プロジェクトや渡航についての意見交換に加え、藤掛先生の説明にも熱が入ります。他の人の考えを知ったことで、メンバーや渡航自体への理解が深まりました。
お昼ご飯にカレーをいただいたら、たくさんお世話になった富士見旅館ともついにお別れ。名残惜しさを感じつつ、次の予定のためにバスに乗り込みます。日系移住地に向かうため、バスに揺られること数時間。
車体前方、寝ている人の目さえ覚ますような大きな音が。確認のため降りてみると、そこにはなんとひしゃげたタイヤが!どうやらバーストしたらしいです。藤掛先生いわく、よくあることとのこと。よくあるんかい!!と驚きました。メンバー全員とスーツケースを含む全ての荷物を運んでくれたバスに、感謝。
タイヤ交換をして再出発。順調に走行を再開し、一安心。かと思いきや、今度は静かに停車。エンストです。私たちを運んでくれたバス、そして運転手さん、本当にお疲れ様でした。
とはいえ運よく目的地の目の前でバスが停車してくれたので、そのまま次の行程へ移ることができました。
夜は日系移住地におじゃまさせていただきました。夕食ですが、ラーメン店でラーメンや餃子、おにぎりを味わいました。まず、日本の裏側にもラーメンはあるのだ!という感動がありましたが、このラーメンを1口食べた時の感動は忘れられません。じっくり味わいたいスープ、止まらない麺に、肉厚のチャーシュー。日系の方々の温かい歓迎を受けながらの幸せな夕食でした。
明日は、渡航プログラム外の活動としてイタイプダムとイグアスの滝を訪れます。楽しんできます!