感謝な生活
一人でランチにでかけた
お店の人は忙しかったみたいで
「名前を書いてお待ちください」とさけんでいる。
えーと、かけないなぁ。
といってみる。
そこで店の人も白い杖に気づいて
「あ、おまちください、」と駆け寄ってこようとしたが
私の後ろにいたおばさんが
「代わりに書きます」とかいてくれた。
ありがたや。
ランチタイムでそれなりに忙しそうなのに
お店の方は席まで丁寧に誘導してくれて
私が頑張ってルーペでメニューを見ようとする前に
丁寧にランチメニューを教えてくださり
紅茶をたのんだところポットなので次いでくれて
「おかわりのときもつぎますから」と声をかけてくださった。
ありがたや。
たまにでかける化粧品屋さんにむかった。
久しぶりにいったせいか。
ちょうど暗くなってきたせいか
なぜか道に迷った。
何年もいっているところなのに。
おかしい。
とりあえず駅に戻ればなんとかなるだろう。
と戻ろうとしたがいまいち戻る道が
はっきりしない、
近いところにはいるんだけど
うごうごしていたら
「どこいくの?」とおばさんが声をかけてくれた。
駅、といおうかとおもったけれど
化粧品やさんにいくときに目印にしていたドラッグストアがあればなんとかなるかな。あれがみつからなかったから迷子になったきがする。
と。おもい、
ドラッグストアの名前をいったら
「ああ。あれ、なくなったのよね。」
という
え。、じゃ。駅はどっち?
このほうこうであっている?ドラッグストアがあたのはこのあたり?
と環境認知
「そもそもどこにいくの?」
えーと、とある化粧品屋さん
しっているかしら。
「名前はきいたことあるけど。・・・」とおばさん
そのご主人らしいのがとなりで
「しらない」
といっている。
とおりかかった若い男性が今度は
そのご主人に
「かのじょはどこにいきたいのですか?」ときいている
えーと、私にきいてくれてもいいのだが?
化粧品やなんて青年はしらないかもだけれど。
スマホを手にしているからそれで調べてくれる着満々。
なのでいってみる。
「あ、ものすごい近いですね。お連れします」
と誘導してくれた。
「もう暗くなってきたし、コロナでいろいろ店変わってわかりづらいですよねぇ」
なんていってくださる。
本当に近いところで迷子だった。
お礼をいって分かれて、買い物を済ませた。
ゆっくり注意をはらって道を戻る。
そして
目印になっていたはずのドラッグストアの場所にたどりついてびっくりした。
ドラッグストアがなくなった。
というのは
その店そのものが閉じたというだけではなかった
そのビルそのものがどかんとなくなっていたのだ。
だから景色が違っていてわからなかったのね。
ふと見ると
マカリカドニ点字ブロックがちゃんと敷いてある。、
私は白い杖は持っているが振ってつかっていることは希であり
私みづらいからきをつけてというしるしの杖だったりするので
点字ブロックにがっつり頼っていなかった
自分がわかる大きな目印をつくっていたのだ。
ああ、ここに点字ブロックあるのをしったから次回はこれに頼ろうね。
そういえば震災後に自動販売機の電気がつかないことで
自宅近辺で迷子にもなったのです。
ちょっと景色が違うだけで迷子になる。
目印はいくつもきをつけてつけておくにかぎるね。
でも、ありがたい人々に助けられた日でした。
ランチはホタテとキャベツの春パスタでしたわ。