Discussion & Talk: Service design for innovation and start-upsに参加して
今日service design network主催のイベントにボランティアスタッフとしてお得に参加してきました。service designとinnovationという私の中でどうコネクトするのかが気になっていたこともありとても楽しみにしていたイベントです。
今回は
1)イベントで語られたことのハイライト
2)私も所属するTekito deisgn labとの共通点
を書きたいと思います。
1)前半は、service design networkのJesse氏による「スタートアップがイノベーションにおいてservice designを加えることの価値は」
後半はBoard of innovationのMike氏による「service designプロセスと既存のビジネスイノベーションとの相関性」というテーマでセミナーが行われました。
(テーマは私の主観によるものです)
二人のトークに共通して言えることはservice designプロセスはカスタマー、ユーザーのリサーチにその価値があり、イノベーションを起こす過程でもリサーチ段階においてこのプロセスを取り入れることがもっとも効果的だと話していました。
またイノベーションにも4つの種類があり、そのうちIncremental innovation(既存の商品を解体し再度現在可能なソースを利用して再構成する)またはRadical innovation(研究開発をどこの企業よりも進め、その発見を元に新しい価値を生み出す)という、リサーチフォーカスのイノベーションに適しているとMike氏のプレゼンテーションでは語られていました。
Design sprintに象徴されるような速さがないService designアプローチは一見、startup/Innovationとは直感的に結びつかないが、形を彼らが扱いやすいように変化させていくことで普及するのではと感じました。
2)サービスデザインとTekito design lab
Tekito design labの根底にあるのはフィールドでのリサーチ。リサーチを重視するこのプロセスを取り入れているという点で私たちもサービスデザインオーガナイゼーション。リサーチ好きの私が今後は下記のような体系だった手法を用いて、定量分析までできれば、より多くの企業の課題を解決のではと感じました。