脚本家はどんな場所で執筆するか?
脚本家仲間に執筆場所を聞くと、2タイプいます。
・家で書く派
・外で書く派
『家で書く派』は、人のいるところでは集中できないので、家で書く。
『外で書く派』は、家にいると、ついつい他のことをしてしまうので、外で書く。
なんか『家で書く派』のほうがかっこいい。
そんなわたしは断然、『外で書く派』です。
家で書いていると、ついついご飯を作ってしまいます。ウンウン30分考えて、なんにもアイデアが浮かばないぐらいなら、30分料理すれば、なにかしら食べるものができるじゃない? なにか成し遂げた気がするじゃない?
ええ、完全に間違ってます。
他にも、家にはたくさんの誘惑=敵がいます。まずは、テレビやネット動画。
なにかいいアイデアが浮かぶかも?と思って、流し見しようとしますが、なにか浮かんだためしはない。ただの逃避です。
あとは、部屋の片付け。
片付けしてから仕事やろうと思ったが最後、気になるものや懐かしいやつが出てきて、いつのまにか時間が経過しています。時間泥棒というやつです。
あとは、子供と遊ぶ。
やっぱり家族第一だよね〜と自分に言い聞かせて、遊んでしまいます。
水は低い方へと流れる。完全にダメ作家の言い訳です。
今回は、そんな”外で書く派”の私の執筆場所ベスト3をご紹介します。
1位 スタバ
かっこよさげに略してみましたが、今や私の住む田舎(東京の西の果て)にもあるスターバックスコーヒー。
なんでスタバかというと、コーヒーがうまい。個人的には、アイスのイタリアンローストに牛乳多めが好み。あと、これが重要なのですが、『ワンモアコーヒー』という制度があります。ホットコーヒーかアイスコーヒーを頼むと、お代わりが110円で飲めます(スターバックスカードでの支払いのみ)。2杯あれば、だいたい5、6時間は仕事ができます。トールを2杯飲んだ場合は500円弱と、コメダやルノアールと比べても、コスパがいい。マックでもアイスオレを2杯飲んだら、400円ですので、長い前提の場合、スタバはコスパ良いのです。そして、全席禁煙。最近のスタバは長居させまいと、椅子が硬くて、机が小さいのが難点。
2位 ガスト
モーニングが安い。目玉焼き2個+ソーセージ+ベーコン+サラダ+トーストかご飯に、ドリンクバーがついて、499円+税です。モーニングの時間帯(10:30まで)に頼んでしまえば、何時まででもいられます。そのまま日替わりランチを頼んでも、1100円ちょっと。正直、コーヒーはあまり美味しくないけど、飲みすぎなくて、健康にいいです(ポジティブシンキング)。しかも、最近は電源のあるガストが増えております。電源+ドリンクバーなんて、まさに地上の楽園です。
3位 マクドナルド
コーヒー100円、カフェオレ150円ととにかく安い。でも、うるさい!席が狭い!椅子が硬い!とかいろいろありますが、日本各地にいっぱいありますので、重宝しております。一番好きなメニューはモーニング限定のソーセージエッグマフィンです。朝以外でも販売してほしいぐらい。
他には、
コメダコーヒー・・・11時まではトーストとゆで卵がサービス。ほぼ全席電源あり。ぶっちゃけ6、7時間いても、プレッシャーを感じさせないセレブな雰囲気を醸し出しております。メシが多いけど、結構高いのが難点。
プロント・・・都心に行くと、プロントに入ることが多いです。電源が使える席も多いし、たっぷりアイスオレは390円でLLサイズと飲みごたえあります。
スーパー銭湯・・・たまにやらかします。だいたいどこのスーパー銭湯も食堂兼休憩室は広々としてますので、パソコンいじってても誰も気にしません。書いて行き詰まったら、風呂。そして、また書いて行き詰まったら、風呂。これ、エンドレスで書けるんじゃね?と思ったけど、3回風呂入ったあたりから、湯あたりしますので、お気をつけください。
公園・・・田舎住まいなので、机とベンチありの公園がけっこうあります。執筆中に必要なのは、新しい風。つねに風を感じていたい。暑すぎず、寒すぎずの季節であれば、ありです。
ショッピングモールのフードコート・・・広いので、店員さんの目を気にせず、のびのび仕事できます。土日は人が多いので、長居できませんが。
サイゼリヤ・・・安くて美味しいおなじみサイゼリヤです。グラスワイン100円という誘惑と戦わなければならないのが難点。
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