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[忘年筆] SHEAFFE Targa 1012

こんばんは、初めましての人は初めまして。

今回は忘年筆を買ったので紹介していきます。


こちらが購入したシェーファー タルガ1012です。
入手はヤフオクにて落札。
タルガは大体10,000円台で落札されている印象を受けますが1012はあまり出回らないせいか結構高かったです。

でもずっと欲しかった万年筆なので頑張って落とせてよかった。

かっこいい

1012はタルガの中でもかなり凝った彫金がされていてこのように、くの字型の細かなレリーフが螺旋模様を描いた文様をしています。

軸は真鍮製で、そこに銀鍍金が施されています。
鍍金なのでいつかは剥がれてくるだろうし、何様って感じだけど個人的にはスターリングシルバー製だと嬉しかった。
とわいえ銀は銀。
光をよく反射するので、光が当たるとすごく煌々しい。

1012を選んだ理由の一つとして、キャップをポスト時の見た目が好きです。

彫金の美しさと金ニブ、金クリップが良い具合にマッチしてて、トータルで見た時のデザインのバランスが整っている気がする。

カートリッジ・コンバーター両用式で現行のシェーファー純正コンバーターが適合します。
古い万年筆ですが、現行のコンバーターが使えるのは有難いです。

ただスモークブラックという絶妙に視認しづらい色をしているので使いやすくはないかな。

↑この王冠の意味知ってる方いれば教えてください。

写ってないですが王冠の左には「SILVER ELECTROPLATED」右には「SHEAFFE」とキャップに刻印されています。

裏側には「AUST.」
これはオーストラリア製を意味していて、どうやら自分のタルガはオーストラリアで作られたようです。
これはXの優しい方が教えてくれたのですが人件費を抑える為にオーストラリアに工場を作り、生産していたみたい。
(アメリカ製とオーストラリア製があってそのほかにCNと書いたカナダ製の個体もあるらしい)

14K 585 F USA製

ニブを見ていきます。
シェーファーといえばやっぱりこの首軸と一体になったインレイニブ!
とりあえずかっこいい!

首軸から優雅な曲線を描きながらペン先へと終極していくのが本当に美しい。
なんたる横見美人。
あとはペン先がわずかに上方向に反っているのがわかるでしょうか。
この反り返りのおかげで独特の柔らかいタッチ感があって書いていて飽きないです。楽しい♪

悪筆

一応書いてみました。
ポストした時の見た目がどーたら書きましたが
ポストすると重いんで、普段はポストせずに書きます。

F字ですがカリカリはしておらず、筆記抵抗は感じません。
線の太さは大体エナージェルの0.4mmと同じくらいかな。

個人的には日本語より英語の方が書きやすい万年筆だと思います。
理由として、インレイニブはガチガチで全くしならないので日本語のとめはねはらいが表現しずらい気がする。
逆に英語はインクフローの良さもあいまり、ペンの重量だけでぬらぬら書けて書きやすい。

私は万年筆を勉強でよく使うのですが柔らかいニブより固いニブのほうが速書きとかがしやすくて、好みです。
(まあ普段からボールペンに慣れしんでいるせいかもしれませんが…)
タルガは丁度その欲求に叶っている万年筆と言えます。
使っていてたいへん違和感がありません。

この先の人生で万年筆を買う機会は当然あると思います。
その中で売ったり、譲ったりする万年筆も当然出てくると思いますが、この万年筆は私がジジイになっても持っているような気がする。

まだ届いてから3週間くらいですが、持っている筆記具の中でも特別愛着のある万年筆となりました。これからも末長く使っていきたいです。

以上、タルガ1012の紹介及び万年筆初心者の戯言でした。




前回ラスト

前回の記事でなるはやで書くと言った割には、更新まで2週間以上掛かってしまいました。
最近はなにかと勉強や考えないといけないことが多くて、あまり時間が取れなかったです。

来年から高校2年生……この1年間は何気にボケーと過ごしてましたが、来年は今以上に忙しくなると思います。

高校一年生は文理選択をする必要があるのですが私は客観的に見てかなり大変であろう選択をしました。
どれくらい大変かと言えば最悪、2年生をもう一回しないといけないくらいには大変です。ひん。

そうならないように今まで以上に勉強をして必死に食らいついていくつもりです。
まあそもそもそのクラスに入れなきゃ意味ないんですけどね…

少し自分語りをしてしまいました。
最近気づきましたが私は自分大好き人間なのか自分のことを喋り出すとキリがないのでこの辺で終わりとします。


それではみなさん、良いお年を〜

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