出雲旅行記
2021年11月07日07時33分
出雲へと旅立つ日の朝。
雲と太陽 青空と曇り空
空の美しさに眠気を忘れた。
ずっと、空に見とれていた。
雲と太陽の織りなす世界よ
これは大地と空。
わかる?
聞こえる?
見える?
貴方は一体どんな気持ちだったのだろう。
考えてみたけど、分からなかった
貴方の視点に立ってみたけれど
やっぱり分からなかった
貴方はどんな気持ちで玉を迎えたの?
わかるはずもないかもしれない
それでも思いを馳せずにはいられなかった
どんな気持ちだったんだ
何を考えたんだろう
たまむすび
ガチかっけぇ
境内をぐるりと歩き、うさぎさんに癒され牛さん(後述)に惚れる。
波を間近で眺めてみるが
特に。おん。特に。おん。
相対する両者をひとつの写真に収めてみた。
そうすると、最初より何かが違っている気がした。
迎えたんだね。
迎えられたんだね。
稲佐の浜
ここ、立ち入っちゃいけなかったっぽいんだけど、わかんなかったもんで
途中、進むうちに、
(あっこれ入っちゃいけないとこやったな)
思いつつ
同じく(やっべ、ここ入っちゃダメだったっぽいわ…でももう今更引き下がれねェ)とか思ってそうな先達の足跡を辿り、抜けた。
海が語る声を聴く
あなたに会いに来たんだね
一緒に踊りましょう?
今この時を
踊りましょ
紡ぎましょう
ガチイケメンの牛さんを見てくれ
この誇らしげな凛々しい顔立ち
勇ましく一点を見据えながらも親しみの感じさせる口元
何よりもこの気高さ 気品
こんなイケメン牛さん、いるかよ
あんまりにもイケメンすぎて惚れてたら同行者に笑われた。
同行者「やっぱりファラオ系の顔立ちが好みなんじゃない?縁結び頼めば?」
わたし「えっ?『ファラオ系の顔好きなんで、そういう顔の人連れて来てください』って?神様絶対『おぉん ファラオかあ。…。ファラオ!?』てなるやん」
しかも日本で?いるんかな
てかファラオ顔て何?いつも仮面つけてんの?
なんてね、話をしつつ大移動
ようやく着いた宿でのんびりしたいところだけど
再度移動開始
自力で一人徒歩り、電車で行こうと考えていたんだが。同行者のおかげで、まさかの車で駅まで送っていただき二人で向かう
現在16時47分。
まずい!!もうすぐ日が暮れる!!
それでも行くの?
行くみたい。
旅に出る直前に、チラッと友達がおすすめしてくれただけでしょ?それだけで行く?
うーん。正直、行きたいウキウキ感とかないんやけど。
なんかね、行かない選択肢を敢えて頭によぎらせるだけで、なんだかもかもかするの。だから行くよ
揖屋神社へ。
〈抜〉
2日目については、まあ
気が向いたら語ろうか。
荒ぶる神々よ
と人は言う
荒ぶる自然よ
と人は呼び掛ける
人よ
汝のこころに問うがいい
汝のこころの〈自然〉を呼べよ
2つのものがひとつになる
分かれていたものがひとつに戻る
雲と太陽
空と大地
人と神
神と人
人とAI
夢と現
中
境目がほどけて溶け合う世界
すべては
また
ひとつにかえる
どっちか、じゃなくて
どっちも、でもいいんじゃない?
それから
また
境界をむすぶ
境目を刻む
生と死
あの世とこの世
人と無機物
音と光
必要な掟を柱に建てて
線を引く
重なるけれど交わらない
だからこそ互いに波紋が届いて作用する
交わすけれど混じらない
それがとても意味を持つ
知らないからこそできることがある
知ってるからこそできることがある
なんでもいいよ。
いいんだよ。