うちの女神様
《2016年12月初旬頃、『ある人』が来日し、『あるもの』を日本から持ち帰りました。
同年12月中旬、『ある人』から連絡が日本に届きました。
「日本から持ち帰った『あるもの』をもとに、組織R は、縄文時代後期に女神が封印されたことから繋がるタイムラインの修整に成功しました」》
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のっけから意味不明な文章ですいません。
あまり詳しくは、書けないのですが、本当にそういうことがあって、私も少しだけそれに関わっていました。
取りあえず2016年12月に、このような事が起こっていたということでご了承ください。
さて、この連絡を受けて当時の私は、
「何とか縄文の女神を復活させるお手伝いができないものだろうか」
と思っていました。
すると明けて、2017年1月、
私が住んでる古民家の大家さんがこんな事を言い出しました。
「この家は昔から、乳母神(おちじん)さんという女神を祀っていて、裏山にあった乳母神さんの祠に御参りする人を接待する家だったんだ」
「何とか、ワシの目の黒いうちに乳母神さんを復興させたい」
「協力してくれんか?」
何故か予想外の展開で女神の復活をお手伝いできることになり、大家さんと私の二人で
『乳母神さん復興プロジェクト』
が始動しました。
同時に、その頃書店のスピリチュアルのコーナーに縄文の女神に関する新刊本が並びました。
「何とか、この本の著者の人と知り合いになれないかなぁ」
と思っていたら、友人がその人の知り合いで、紹介してもらうことになり、あれよあれよと言う間に、3ヶ月後には二人共同で
『縄文女神の復活』
というテーマで、イベントを行う事になりました。
さらに3月には、今一緒に住んでいるパートナーと出会い、一緒に暮らし始めたのですが、彼女も、
『女神』
と言うキーワードに人生を導かれていました。
5月頃のこと、大家さんと一緒に、乳母神さん復興プロジェクトは順調に進んでいました。
二人で鉄砲水で流された乳母神さんの小さな石の祠を拾い集め、古民家の敷地の一画に、鳥居を建てて再建しよう!ということになり、
「この辺を平らにならしてキレイにしよう」
と、二人で敷地のすみの一角を整地していたときです。
藪を切り開き、木を抜いたときに、根本から、大きな卵形の石が出てきました。
「ご神体だ!ご神体ですよこれ!」
自然石にしては、その形が余りにも見事だったので、私は思わず叫んでしまいましたが、大家さんは、そのときは
「そうかぁ?」
と言って本気にしませんでした。
しばらく外に放っておいたのですが、パートナーが、
「ご神体なら、キレイにして、ちゃんとお祀りしよう」
と言うので綺麗に洗って家にあげて大事にすることにしました。
その頃から、不思議なことが起こるようになってきました。
霊能者の人が、
「うちの石達が、乳母神さんと話たがってます」
と言って、その人の家にある石をたくさん持ってやって来ました。
オーラが撮れるカメラを持った人が来たときに、ご神体の石を撮ってもらったら、ウェーブした緑色の光線が何本も石から放たれていて、カメラを持ってきた人も、
「こんなの見たこと無い!」
ビックリしていました。
ところが、あとから
「SNS でシェアしたいので乳母神さんのオーラ写真を送ってください」
と連絡すると、
「すいません。不思議なんですがフォルダーごと消えてしまいました」
という返事が帰ってきました。
どうやら、乳母神さんはあまりネット上には自分の姿をさらされたく無いようです。
(ですので、この記事にも写真は載せません)
なかでも一番不思議だった出来事は、実はその古民家は、シェアハウスでして、私とパートナーの他にもう一人住人がいるのですが、更にもう一人、入居を希望した人がいました。
その人というのが、私がこの家に住む以前に住んでいた人で、家をゴミ屋敷にしていました。
その人が出ていったあと、私と友人が大変な思いでキレイにしたのですが、その人が、またここに住みたいと言ってきたのです。
正直、私も他の二人も気が進みませんでしたが、ハウスルールを見直して、何とかやっていこうということで話し合いの場を設けることにし、古民家で話し合う事になりましたが、うまくまとまりませんでした。
ところが、その人が帰るときに、急に玄関で呻き始め、一人では立ち上がれなくなってしまい、一緒に来た人に抱えられるようにして帰りました。
後から聞いたところによると、足の骨が折れていたそうです。
以来、その人は怖がって家に寄り付かなくなりました。
不思議な事が続いたので、私とパートナーは、よりいっそう、乳母神さんを大事にしようと思い、毎日、近所で汲んできた湧水をお供えしたり、
『ひふみ祝詞』
という祝詞をあげたりして、乳母神さんとの絆を深めていきました。
あれから数年、。。。今では、乳母神さんは、すっかり生活の中に溶け込んでいるのですが、
『いつもそこに居て見守ってくれる暖かい存在』
という感じがします。
噂を聞いて、乳母神さんに会いに来る人もたまに訪れます。
よくうちに来て、熱心にお参りしていたシングルマザーの人は、良縁に恵まれ、先日めでたく結婚されました。
乳母神さんについて、どういう女神様なのか調べてみたのですが、詳しい事は、分かりませんでした。
けど、それでいいんじゃない?と思ってます。
一緒にイベントをやった本の著者の人も、由来がはっきりしない神様ほど古い神様だと言ってましたので、乳母神さんは縄文時代から崇められてきた女神様でまちがいないと思います。
最近になって私とパートナーの人生も、ますます『女神』というキーワード抜きでは語れなくなってきました。
その事について、またいつか別の記事で書きたいと思います。