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大谷選手の手法=ダブルスタンダード

契約金を97%後払いで受け取るという件。
これによりドジャースは贅沢税を軽減出来て、更に高額な他の選手を獲得出来る。そして、これ ⇩ ⇩ ⇩

ドジャースすでに山本由伸と直接交渉 大谷翔平が望んだ「後払い」恩恵で「両取り」積極アタック

12/13(水) 19:36配信 日刊スポーツ
 大谷だけでなく、由伸も-。オリックスからポスティング制度を利用してメジャー移籍を目指す山本由伸投手(25)が12日(日本時間13日)、ドジャースと直接交渉を行っていたことが分かった。専門局「バリースポーツ」のラッセル・ドーシー記者をはじめ、複数の米メディアが伝えた。長期契約で総額3億ドル(約435億円)とも見込まれる争奪戦は、一段とヒートアップしてきた。 【一覧】予想入り!山本由伸の移籍先はここだ     ◇   ◇   ◇  世界一を渇望する大谷の思いに呼応するかのように、「常勝球団」への地盤を固めようとするド軍は、次の一手を打っていた。前日までに、大谷と10年7億ドル(約1015億円)の巨額契約を交わした一方で、ひと息つく間もなく、すかさず山本獲得へ動いていた。  世界中の注目を浴びた大谷移籍決定からわずか3日後。ド軍は山本との直接交渉に臨んでいた。出席者は不明だが、12月上旬に大谷と交渉した際と同様に、フリードマン編成本部長らフロント陣のほか、デーブ・ロバーツ監督らが、本拠地ドジャースタジアムで折衝したものとみられている。  潤沢な資金力のあるド軍は、FA市場解禁後から大谷と山本の「両取り」を画策していた。その一方で、大谷への投資がプロスポーツ史上最高額になることが確実視されており、山本に関しては資金面の調達が懸案事項とされていた。ところが、大谷自身の提案もあり、支払いの97%が「後払い」となったため、資金運用に余裕が生まれ、山本への猛アタックが可能となった。今年3月のWBCでともに戦い、頂点を極めた日本のエースへの積極アプローチは、大谷の要望を尊重したかのようだった。  すでに山本は本命ヤンキースをはじめ、メッツ、ジャイアンツと交渉を終えており、ド軍で4球団目。今後は、レッドソックス、ブルージェイズと交渉するものとみられており、現時点で確かな方向性は見えていない。ただ、山本が幼い頃からファンだったド軍が、有力候補の1つに食い込んできたことは間違いない。  背番号「17」の大谷に加え、ド軍は山本に背番号「18」を用意。SNS上では本拠地の大型ビジョンに、ドジャーブルーのユニホームをまとった山本と「ドジャースタジアムにようこそ 山本由伸投手 18」のメッセージが日本語と英語で映し出された映像が拡散された。交渉の一環で披露したとみられる。  右肘手術後からリハビリ中の大谷が「二刀流」で本格復帰し、将来的に山本との先発ローテーションの「2トップ」が実現すれば、今季までの11年連続プレーオフ進出に続き、20年以来の世界一も現実味を帯びる。交渉期限は、米東部時間1月4日午後5時(同5日午前7時)。当初、ヤ軍とメ軍の「ニューヨーク対決」と予想されていた「山本争奪戦」は、交渉佳境を前に混沌(こんとん)としてきた。

日刊スポーツ

確か、大谷選手は入団を決めたコメントでこのように発言していました。

すべてのファン、そして野球界に関わるすべての皆様へ、決心するまで非常に時間がかかったことをおわびします。次のチームとして、ドジャースを選ぶことを決めました。  まず、エンゼルスに関わるすべての皆様、6年間私を応援していただいたファンの皆様、そしてこの交渉プロセスに関わったそれぞれのチームの皆様に、心から感謝を伝えたいと思います。浮き沈みのある中でも私を応援してくれたエンゼルスのファンには、特に感謝を伝えたいです。あなたたちの応援と励ましは、私にとってかけがえのないものでした。エンゼルスで過ごした6年間は、永遠に私の心に焼き付けられるでしょう。  そして、すべてのドジャースファンの皆様、私はチームのために常にベストを尽くし、自分の最高の力を出せるように努力し続けることを誓います。キャリアの最後の日まで、ドジャースのためだけでなく、野球界のために懸命に努力し続けたいと思っています。  こうして記すだけでは伝えきれないこともあります。のちほどの記者会見で今回のことについて、さらに話したいと思います。  本当にありがとうございます。

毎日新聞

上記の中で「ドジャースのためだけでなく、野球界のために懸命に努力し続けたいと思っています。」と。
その野球界MLBは、お金持ちの球団だけにスーパースターが集まる事で毎年同じチームばかりが勝ち続けるという不均衡を是正する目的で「贅沢税」というシステムを構築しました。そして、常勝軍団であったNYYは、これにより優勝から遠ざかり、他のチームも頭角を現してきているのが現状です。
そしてまた、この贅沢税を支払う額によりドラフト指名権の順位にも影響を与えます。

しかし、今回大谷選手が行った手法は、確かに規約に反しているわけではありませんが結果としてドジャースは山本選手へもアプローチ出来る事が出来るという事は、ドジャース一強、ドジャース王国を作るための土台作りとなりました。これは、不均衡を是正する目的の贅沢税が形骸化してしまう恐れというか既にそうなってしまいました。

大谷選手は決意表明の中で野球界のために、と発言しているにも関わらず、
それに反した行為を行ったわけであり、とても整合性がとれておらず、
ダブルスタンダードです。
6年間のエンゼルス時代には、様々な場面で良い人間性を見せ「素晴らしい大谷翔平」を作ってきましたが、これはやはり禁じ手であり一瞬にして今までの行いを失ってしまいました。

勝つためならば手段は選ばない。これが花巻東のスタイルなのか?
大谷選手のバックにいるのは、父親、佐々木監督、兄、コーチ、そしてダルという事でしょうか。

私は、大谷信者ではありません。が、これまで日本人メジャーリーガーを応援して来ました。大谷も例外ではありませんし、今回の移籍騒動には毎日関心を寄せて来ましたし、エンゼルスには残って欲しくないとも思っていましたので、ドジャース移籍は喜ばしい事と受け止めていました。
でも、このやり方は納得出来ませんし、他のチームは異議を申し立てて欲しいとすら思っています。
自分が在籍する10年間はどんな事でも勝ち続ければ良い、という非常に自己中心的な考えを「大谷ルール」として、経営にすら口を挟む選手に成り下がった、と感じます。

エンゼルスでのちやほやされた事が、ここまで大谷選手の心を蝕んでいたとは驚きです。
WBCでのトラウトとの対決には本当に感動しましたし、何度もあの帽子投げとグローブ投げには心が躍りました。が・・・。

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