しつこく怪人Fと嘆きのオペラの感想殴り書き

演技の事も歌の事も何も分かっていないただの素人オタクが初日公演と大楽公演の配信を狂ったように見てて感じた事なんですが、初日は勿論稽古をされてきているのでその稽古の成果が出ていて素晴らしいんだけど、もっと良くしたい!とキャラクターの解釈を本番中も深めていって凱旋の後半ではクリスがエリックを盲信して陶酔して壊れ始めたり、カールの心情の吐露がより悲痛だったり、リチャードは最後のオペラ座が火事になってエリックが最期の歌を歌い始めた時に完全に壊れてしまってたり、なによりみんな歌がどんどん仕上がっていて、初日の輝馬ガイさんはまだ狂気や憎しみがまだそこまで滲んでいないし、荒牧紬もちょっと不安定だったりしてたのが、凱旋になって公演を重ねた結果、輝馬ガイさんの演技や歌唱力に引っ張られるように全員が熱のこもった演技、歌唱をしている中、私が凄いなと思ったのは、とても良い意味で初日から大楽までほぼ変わらない演技と歌唱をしていた北園丞。
これは元GOD座トップの丞だからこそ、既に初日から最高の所へ仕上げてきているからなんだと思っていて、勿論他の冬組メンバーの演技を受けて変わっているところもあって、例えばリチャード告発を提案するところの声色とか、荒牧紬のクリスがエリックに心酔して壊れてしまって火事の中エリックに着いて行こうとしているところをラウルとしてなんとか引き戻そうとするところとか、でも大筋のラウルは変わっていなくて、北園丞!!!!(スタオベ)って無事に限界オタク化したというただのオタクの感想です。

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