令和時代のCM制作プロダクションってどんな会社!?
はじめまして
映像制作プロダクションantsの社長、北尾です。antsはこの9月から4年目をスタート。社員総勢8名の若く小さなプロダクションです。採用のためにTikTokをはじめたので、antsに興味を持ってくれた人にどんな会社なのか?を伝えられたら良いなと思ってnoteはじめました。(↓TikTokはこちら)
なぜ創業したのか?
多くの場合、プロダクションの社長は元プロダクションのプロデューサーです。現場で叩き上げられたCM制作のプロフェッショナルが会社の舵取りをしています。
antsはここが他の会社と違います。社長の自分は制作プロダクションで働いた経験がありません。ただ、大手の広告代理店のクリエーティブ職出身で、20年近くにわたって数多くの制作プロダクションに案件を発注する立場にあり、発注する側の「外の視点」を持っているのです。
デジタル、コンプライアンス、その他さまざまに時代が変わっていく中で、広告業界は苦戦しています。かつて華やかで成功していた業界だったからこそ、変化に追いついていけないとも言えます。であれば、かつての成功をベースにした「内の視点」ではなく、顧客としての客観的な「外の視点」にこそ変革チャンスがあるのではないか?と考えたのです。
加えて自分は、クリエイティブ・ディレクター(CD)として独立し、個人事務所を持っています。antsでは経営のみを行い実務は行っていません。要するに発注者でもあります。CM制作を発注するクライアント企業からすれば、ここが1つにまとまっていることでコスト(制作費)的にもスピード(コミュニケーション効率)的にもメリットになると考えました。ビジネスの世界では「垂直統合モデル」とも言いますが、個人的にそこにチャレンジしてみたかったのも創業の理由の1つです。
あたらしい形の制作プロダクション
antsでは社員のみんなが制作作業を楽しみながら、もっと快適に、もっとそれぞれの力を発揮できるような環境づくりを、日々考えています。結果、あたらしさを徐々に出せてきていると思うので、ここでは2点「労働環境」と「給与」について紹介させてください。
1️⃣ antsの労働環境はブラック?ホワイト?
制作プロダクションと言うとブラックな職場なのでは?と心配する人も多いです。何をもってブラックか?は人それぞれですが、antsでは「理不尽なこと」をブラックと捉え、これを徹底的に排除したいと考えています。
とは言え、制作の仕事は受託なので、クライアントの要望とあれば理不尽をゼロにすることはむずかしい。それでも、発生してしまった場合には1人に背負わせずに、みんなで協力して対処できればと思っています。
反面、前向きに作品のクウォリティをあげるために遅くまで働くことは歓迎です。ものを作る仕事だから、時には集中して時間をかけることも大切。当然、徹夜や休日の勤務もあります(それでも他社よりは圧倒的に少ないですが)。働く時はぐっと働き、その分、しっかりと休みを取れば良いと考えています。体調のケアやプライベートはみんなでカバーし合いながら。
2️⃣ antsではお給料はやりがいとは別腹!
一般的に制作プロダクションのPM職のお給料はかなり低いです。「大変だけどやりがいある仕事だから」を言い訳に、やりがい搾取が行われていると感じてきました。あまり言いたくないけれど、薄給がゆえに悪事に手を染めてしまう人も見てきました。
antsでは労働の対価としてしっかりお給料を支払います!
実際に、他プロダクションから転職してきた社員は前職の倍以上のお給料に「こんなにもらっても良いんですか!?」と驚いてくれています。ちゃんと結果を出してくれているんだから、もちろん良いんです!!
逆に他社では、めちゃくちゃ仕事を取ってくるP(プロデューサー)は結構なお給料のケースもあります。antsでは会社として、これには2つの問題があると考えています。
1つは、Pが制作費の規模で仕事を選ぶようになります。制作費の大きい仕事だけがえらいのでしょうか?規模の大小はP個人の実力よりもクライアント企業次第の部分が大きいです。何かの事情で大きな仕事を失った結果、路頭に迷ったPもたくさん見てきました。antsでは「誰がとってきた」のような、成果報酬は導入していません。
もう1つが「Pは高給、PMは薄給で、PMは成長してPに昇格することを目指す」と言う業界の構造です。PMとして現場を続けたいけれど、家族もできてPにならざるを得ないと現場を離れたPMの悲しい顔もたくさん見てきました。必ずしも優秀なサッカー選手が優秀な監督になるとは限らないように、優秀なPMが優秀なPになるとは限らない、別の能力の職種だと思っています。この昇格制度、おそらく日本独自ではないでしょうか?自分はこれがずっと疑問だったので、antsでは撤廃しました。
海外ではPM職のアシスタントとして修行を積み、プロフェッショナルのPMとして年齢関係なく現場を仕切る人も多くいます。antsでは、PMを続けたい人はずっと続けたら良い、年次や働きに応じてPもPMも同じ給料を払うとしています。もちろんPになってみたい人は挑戦したら良いし向かないと思えばPMに戻れば良い。antsには40を過ぎてもやりたいPM職を続け、立派な収入を得ている社員がいます。
ちなみに賞与(ボーナス)は「業績連動+山分け」を基本ルールにしています。利益がたくさん出ればその分を社員にどんどん還元していきます。みんなが頑張ればみんなのボーナスが増えるので、ある意味で成果報酬と言えるかも知れません。
いっしょに働く仲間を募集しています
以上が令和時代の映像制作プロダクションantsの簡単な紹介です。どんな人たちが働いているのか?どんな案件をしているのか?興味が出てきたぞ!って人は一度、気軽に話を聞きにきてください。
採用サイトは下記になります。まだ、そこまでじゃないんだけどって人は info@antscr.co.jp までお気軽にメールください。