2030 NHKスペシャルシリーズ未来への分岐点
NHKスペシャルシリーズで1月9日に放送していました。
簡潔に、わかりやすく、地球のヤバさが伝わった。
めちゃめちゃ簡潔にまとめてみた。
■伝えたいこと
2030年までの残り10年が、どう過ごすかで地球の未来は決まる
■2030年にどうなってたらヤバいの?
→気温が+1.5度になってたらもうヤバい…(ちなみにこのままだとなる)
暮らせないレベルの自然災害が起き続けるし、地球は暴走してもう取り返しがつかない
■なんで+1.5度がそんなにヤバいの?
→まず、気温の上昇に伴い北極の氷が溶ける
→シベリアなどの永久凍土に眠っていた未知のウィルスやメタンが地上に上がってくる※メタンはCO2の25倍も温室効果がある
→もはやCO2の排出が0になったとしても温暖化化は防げない状況に陥る⇒こっから頑張ってももうだめ…
…ここまででもかなりやばい…
→北半球の変化は大西洋を通じてアマゾンにも波及する
→高温や乾燥によって熱帯雨林はサバンナ化し、森が蓄えていた二酸化炭素は一気に放出される
→南極の氷の融解も加速し、海面が1m上昇する
→この連鎖が繰り返され、2100年には+4度まで上がってしまう
■+4度ってどのぐらいやばいの?
・2020年、東京の猛暑日は12日だが、2100年には37日になる
・屋外での作業時間は3~4時間
・海面が上昇し、日本の砂浜の9割が消滅する
・オリンピックが開けるのは標高の高いモンゴルとキルギスだけ
つまり、2100年を生きる子どもたちは、海水浴にも行けないし、外で遊ぶことさえ出来ないし、オリンピックはもはや存在しない
■じゃぁどうすればいいの?
・温室効果ガスの排出を減らす
→2030年で半減、2050年には実質ゼロ(森林等の九州文との差し引き)
■それってできるの?
EUの脱炭素革命、アメリカの若者たちの取り組み等は紹介されるが、日本の具体策に関しては明言なし。
ここからは私の感想…
分かりやすいし、危機感もすごく伝わったけど、私たちが住む日本の取り組みが全く分からないかったし、明日からできるアクションが明確じゃなかった。
このヤバさを知って、「何とかしたい!」って思う人きっとたくさん居てると思うけど、その中で自分で考えて調べてアクション取れる人って何%いるんだろうって思う。
だってみんな必死で生きてるし、1日の余白の時間なんてほんとに少なくない?
みんな頑張って、やるべきことをやっていて、生活に余白がないのが今なんだよね。
そんな中で、あと10年何とか食い止めなきゃいけないんだよね。
だからこそ、「明日からできること」をセットで発信したいし、してほしいって思った。
私もまだまだ知る途中で、正直インパクトの大きいアクションを探しきれてない。
仕事も育児も色々あるけど、ちゃんと時間取って向き合って探して見つけて発信していきたい。