ホームタウンの富士山絶景スポット「#ホームタウンを巡る」
こんにちは、地域社会連携チームの橋本です。
富士山を見るとなぜか「いいことありそう」「縁起がいい」「得した気分!」というような気持ちになりませんか?私の思い出ばなしなのですが、数十年前、たしか天皇杯決勝の国立競技場へ向かう途中だったかと思うのですが、富士山がとても大きく綺麗に見えたことがありました。その美しい富士山を見ながら「今日は勝つね!!」などと車中の同僚と会話をしながら元日の国立競技場に向かったことを思い出します。もちろん、その時は勝利し優勝を勝ち取ることができました。
今回のnoteはホームタウン5市(鹿嶋市、潮来市、行方市、神栖市、鉾田市)の「富士山絶景スポット」を、今年撮影した写真とともにご紹介したいと思います。皆さまもぜひ試合の前後に立ち寄ってみてください。
鹿嶋市の富士山風景
最初にご紹介する富士山スポットは、鹿嶋市の鹿島城山公園です。撮影したのは1月下旬の夕方です。
この日は気温が5度ぐらいだったと思いますが、西風が強かったので、10分もしたら体が冷え切ってしまうほどの寒さでした。写真はちょうど日が沈んだあとの風景です。西の空にくっきりと富士山が浮かびあがっています。
中央に見えるのは北浦です。そこにかかっている橋はJR鹿島戦の北浦橋梁です。この橋の左側に新神宮橋、またその左側に神宮橋がかかっています。この時間帯は、鹿嶋市内から潮来方面に帰る車が多くなる時間帯です。
あんなに遠くにある富士山がこんなに近くに見えるなんて、ちょっと不思議な気がします。
一説によると、鹿島神宮~東京スカイツリー~皇居~富士山の位置をつなぐと一直線になるそうです。なんだか不思議な感じがしますね。
潮来市の富士山風景
次は潮来市の富士山スポットです。この写真は今年1月の中旬ごろに撮影しました。場所は潮来市の大塚野という場所です。ちょうど潮来消防署のあたりの国道51号線沿いから撮影しました。
この日は少し気温が高かったせいか雲が出ていました。それでも日没直前になると、だんだと富士山のシルエットが浮かびあがってきました。目の前を流れる常陸利根川も夕焼け色に染まって、とても美しい水郷の風景でした。
こちらは1月下旬ごろに同じ場所から撮影した富士山です。
この日は西風が少し強く吹き気温は5度ぐらいでした。雲がなかったせいか、前回の写真のように濃いオレンジ色の夕焼けではなく明るいオレンジ色です。
行方市の富士山風景
続いて、行方市の富士山スポットです。夕焼けの富士山ばかりになってしまうので、朝の富士山を撮影しようと、白い雪の被った富士山が見えるチャンスを待ちました。ホームタウンの鹿行地区から富士山が見える時期は冬の寒い朝と夕方、そして西風の強い寒い日がほとんどです。
2月中旬、気温0度の朝、雪をかぶった白い富士山の頂(いただき)がくっきりと姿を表しました。限られたチャンスを逃すまいと急いで霞ヶ浦湖畔へ車を走らせ、シャッターを切りました。実は前回来た時は、気温が高かったせいか、もやが出てきてしまい撮影することができなかったのです。
今回は間に合いました!丘の切れ間から白い富士山がひょっこり顔を出しています。すがすがしい朝の富士山です。湖面に浮かぶ黒い点々は越冬中の鴨たちです。
もう少しアップで撮ってみました。
雪が山の中腹までかかっています。
もしかして...と、湖の西側をアップで撮影してみました。予想的中、牛久大仏が写っていました!対岸の稲敷市、美浦村、阿見町を超えた先にある全長120mの牛久大仏が小さく写っていました。
ちょうど中央に小さくグレーの仏像がみえます。もっと大きく写したかったのですが、私のカメラではこれが限界でした(ちなみに、左上の飛行機のような黒い物体は飛んでいる鴨です)。
神栖市の富士山風景
次は神栖市の富士山スポットです。
写真は神栖市の鰐川橋から見た富士山です。行方市の富士山を撮影したあと、すぐに神栖市に向かい撮影しました。富士山にもやがかかってしまうかも...と冷や冷やしながら車を運転し、鰐川橋に到着すると白い富士山の姿はまだはっきりと見えていました。橋の上は風が強く、川の水面も少し波立っていました。橋の上から川を覗くと、けっこう高さがあってちょっと怖かったです。
もう少しアップで撮ってみました。
富士山がすぐそばにあるように見えて何だかうれしくなります。横に伸びている白い橋はJR鹿島線、その手前を走る道路は東関東自動車道の潮来ー佐原間です。
鉾田市の富士山風景
最後は鉾田市から見える富士山です。
鉾田市から富士山は見えるんだろうかー。あまり聞いたことがなかったので不安になりました。しかし、鉾田市在住のクラブスタッフが、地元の方々に聞いてくれて、白鳥西小学校から富士山が見えるらしいという情報を得ることができました!
学校に許可をいただき、2月下旬に情報をくれた鉾田市出身のクラブスタッフと一緒に撮影に向かいました。小学校に着くと教頭先生が出迎えてくださいました。校長先生にも合流いただき、先生方と一緒に坂をのぼり富士山を探しました。先生方には心より感謝申し上げます。
始めは雲が出ていて富士山がなかなか見えませんでしたが、10分程探しているとグレーの台形をした形の富士山が見えてきました。雲の色と一緒で少し分かりにくいかもしれませんが、小高い山の上にちょっとだけ顔を出した富士山です。
北浦に夕焼けの色が映えます。黄昏時の美しい風景です。
校舎に戻ると、ここでも素晴らしい風景が私たちを迎えてくれました。
夕焼けのオレンジと夕闇のブルーが織りなす、なんとも言えない色のグラデーションです。刻々と色が変わっていきます。
まるで影絵のなかに紛れ込んだかのようです。
残念ながら、白鳥西小学校は今年3月いっぱいでその歴史に幕を閉じます。児童数が減ってきたため閉校になってしまうと聞き、とても寂しく感じました。初めて訪問しましたが、とてもあたたかい雰囲気の小学校でした。
以上、ホームタウン5市から見た富士山をご紹介いたしました。実は5市の写真には、共通点があることに皆さんは気づかれましたでしょうか?
撮影し終わった後に気づいたのですが、どの写真にも湖や川など、水辺が写っていました。アントラーズのホームタウンの鹿行5市は水に恵まれた地域なんだなと、改めて感じました。
写真を見て、少しでもほっと一休みしていただけたらうれしいです。そしてぜひ、それぞれのホームタウンへ足を運んでいただけたら嬉しいです。
ホームタウン絶景は公式サイト内のこちらでもご紹介していますので、よかったらご覧ください。