黒田 美紀のアンティーク・ストーリー ~当店でお買い上げのお品のプレゼント対応について~篇
皆様こんにちは。
ジュエリーなんだから、プレゼント包装は当たり前なのかもしれませんが、
アンティーク、こと蚤の市ではほとんど聞きません。
🌎環境を思えば、シンプルが良いのはわかりますが、
日本の文化、そしてお客様ご自身でされているのだとすると、
なんだか申し訳ない気持ちになります。
逆に『お宝ゲット❣』的な包装ならおもしろいかもしれませんが。
プレゼントならば、リボンをほどく瞬間のワクワク感は世界共通。
それを具現化したのが、あのティファニーなのかなと思います。
余談ですが、ティファニーのリボンの結び方は、ほどく際ににきれいにはらはら~っと、ほどけるのです。
百貨店時代に習った方法はすでに、ティファニー方式でした。
そこまで、考案したさすがティファニー。
話を戻して
戦禍をくぐり抜けて、大切に守られてきた当店の幸せなジュエリーたち。
(このセリフ、二十年位店頭で使っているのでおなじみ様は聞き飽きちゃっているかもしれませんね笑)
ティファニーに負けず劣らず、手間暇かかっています❣
ご自分用でリボンはお付けしなくても、
私はきちんとした箱に入っているものは、大切にされる確率が高くなると信じています。
オヨメに行った先で末永くご愛用いただきたいけれど、お品物とパッケージのバランスも大切。
でも「自分のジュエリー・ボックスに入れるし邪魔だから箱は要らない」という方はお声をかけてください。簡易包装のご協力に感謝致します。
贈り物、選ばれしお品の嫁入り支度(^^♪
この章は、My world 全開です。「プレゼント対応の結論だけ知りたいわ」という方は、この章は読み飛ばしてくださいね。
少し前に、こんな事がありました。
骨董市でご来店くださったM様から、翌月の出店予定についてメッセージ✉️でいただきましたが、残念ながらその時にはご都合が合わず。
それから、少ししてご連絡を差し上げたところ、実は、「一目惚れ☺️」してくださっていたお品がおありとか。
でも数ヶ月経っていたので、「もうないでしょう?」と思っていらしたようでしたが、
その娘(ジュエリー)は、他のお誘いを断りM様のお迎えをお待ちしておりました。
大切な方にプレゼント🎁されたいとのこと。
お手入れについて、普段店頭でご説明している一般的な内容はもちろん、
そのお品物に特化した歴史的背景、お取り扱い方法を書いたお手紙を添えて、プレゼント包装🎁で、M様宛にお届け📦しました。
M様、先様がお箱を開けた瞬間の╰(*´︶`*)╯♡を
想像しながら準備をさせていただくことは、私にとってこの上ない幸せなひとときでした。
目尻下がりっぱなしです☺️
そのお品を仕入れた時の事も思い出され、まるで娘の嫁入り支度をしている母親の気分そのものでした。
ここまで自分の喜びばかりですみません🙇
発送完了のご報告をした際、
「お気に召していただけるかドキドキします💓」という母親度MAXの私に対して、M様は「きっと喜んでもらえると確信しております😎」
カッコイイ😂
後日、嬉しいご報告をいただきました😇
お買い上げいただいたお品は、いっぱいお使いいただきたい。
でも適切にお取り扱いしてほしい。
プレゼントでも、ご本人用でも。
贈り物はストーリーも大切。
贈る側、贈られる側共に良い思い出になるお手伝いができないか。
そのためには、どの様にしたら良いのかをずっと考えておりましたが、
ようやく現時点での答えがでました。
【プレゼント🎁について】
🎀包装について
露天催事にも、お箱に直接リボンがけにて承ります。
包装紙➕リボンがけは、露店催事では、スペースの問題で、基本即日は難しいとお考えください。
屋内催事では、承ります。
(包装資材は、画像と一致しません。)
✉プレゼントの説明文サービスについて
説明書き(A4用紙)については、お時間をいただきます。
そのお品に特化した、お手入れ方法(店頭でお伝えしている内容)です。
歴史的背景や蘊蓄もご希望の場合は、
・商品によっては、ご希望にそえない場合もございます。
・内容について概要であり憶測であることをご了解いただけること。
・その場にいらっしゃらない先様へのご配送であることを条件とさせていただきます。
説明文につきましては将来的には有料に変更する可能性がありますこと、ご承知おきください。
🚚配送と巨大梱包📦の理由
一万円以上のお買い上げで配送料をサービスさせていただきます。
・配送につきましては、あえて50から60サイズの大きいお箱で、お送りしております。中身に対してあまりに大きくてよく驚かれるのですが、それには下記のような理由があります。
その前に、
前職を含めて、ヤマト便を使わせていただき、私は一度もトラブルにあったことはありません。
いつも迅速に、丁寧に心を込めて届けてくださるヤマトさん、本当にありがとうございます(*´▽`*)
それでも、たとえ上積み厳禁、ワレモノ指定しても絶対に落ちたり衝撃が加わらない保証はないわけです。
なので万が一棚から落ちたり、なんなら弾みで、蹴られてしまったとしても
ジュエリーが無事である様に、上下左右にクッション材を詰めるからです。
内箱も同様に、お品が動かない様にスペースを全て薄紙で埋めております。
その為、映画のワンシーンの様に、ジュエリーボックスの蓋を開けたら、すぐジュエリー✨とはなりません。
そこだけは、お許しください🙇
そんなわけで、大きすぎるお箱にご理解をいただけますよう、お願い申し上げます。
アンティーク・ジュエリーの魅力を、どうしたら皆様にもっと知っていただけるか?
安心してお手に取っていただけるか?
「買って良かった」と喜んでいただけるか?
をいろいろな角度から考え、微力ながら精進してまいります。
今後とも、Antiques MIKIを、そしてアンティーク・ジュエリーどうぞよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Antiques MIKI
黒田 美紀
作者の思いの詰まった文章です。
無断掲載をお控えくださいますよう、お願いいたします。