【身延線の駅から】神社に地名の由来がある、甲斐住吉
住吉の地名は、住吉神社にちなむといわれます。甲斐住吉駅から北に道を進み、伊勢三差路の交差点を東南方面に右折すると、道沿いに甲斐国 住吉神社があります。祭神は大阪の住吉大社と同じ住吉三神であり、記紀にみえる底筒男命 (そこつつのをのみこと)、中筒男命 (なかつつのをのみこと)、表筒男命 (うわつつのをのみこと)で海の守護やおはらいの神様としても知られます。武田家の軍陣守護神でもあり、創建当初は高畑村にあった住吉神社を武田信義が稲積荘一条郷(現在の甲府城址)に遷祀、甲府城築城の際に現在の土地に移ったとされます。