プロフ文の類型 〜マッチングアプリde婚活もどき日記7〜
不可ではない……が、「可」でもない……そんな相手からメッセージが来ると一番困る。
返信すれば、メッセージのやりとりが始まってしまう。
やりとりが始まって、相手を人格ある個人として認識すると、こちらの気分だけで「即ブロック」はしづらくなる。
そう考えると……写真やプロフ含め自分的評定が「優」や「良」の相手でないと、まあ、なかなか続けるのがしんどくなりそうである。
と悩むのも、過去に「可」レベルのお二人とやりとりして「切ることの面倒さ」を学んだからです。
(うち一人は、写真+プロフ情報だけなら「良に近い可」くらいだったのだが、会話が続かないタイプだった……残念すぎた)
まあそれはいいとして。
このアプリ、同性のプロフィールなどは一切見られないような設定になっているのですが、プロフ文はけっこう類型化しています。
「はじめまして、プロフィール見てくれてありがとうございます。職場と家の行き来で出会いがないため登録しました。まずはメッセージから仲良くなってください」
……系が、まず最多。
たぶんアプリ側があらかじめ用意している定型文を使って省エネしてるんだと思うけど(ゆえにこのテンプレ文以外の人にまず興味を持つことが多い)、何人かここから外れて明らかにマイナス方向に、かつ類型化している人たちがいることに気づいた。
「売れ残ってこの歳になってしまったので、登録してみました」
「恥ずかしながらこの歳で未婚です」
「仕事一辺倒で生きていたらこの歳になってしまったので、そろそろ身を固めないとと思って登録しました」
まとめるなら、「この歳」系とでも言おうか。
苦笑しながら言ってます、って雰囲気を醸し出してるプロフィール文。
30代に多い。40代でもそこそこいる。
(たまに20代半ば〜にもいるけど舐めとんのか。なお、それ以上になるともっと諦めた感じとか、「第二の人生を豊かに」という余裕感や、「寂しいです」と悲壮感を押し出したのが増える。)
……いやぁ、まずさぁ、このアプリ、30代はもちろん、40代以上の女性も結構いると思うよ。
彼女らが自分のプロフ見てどう思うか、とか、そこまで考えが至っていない時点で対象外だな——と判断するよね、ふつう。
でも、割といるのである。
正確な統計はとっていないが、確実に10人以上は見た。
もし自分が社会学系の研究者なら、男女それぞれで登録して、プロフ文分析したくなるかもなと思う。(まあやらないけど)
あと、「身を固めないと」ってなんやねん。
固めたら動けへんやん。コンクリート漬けか。
自分で勝手に固まっとれ! そんなんにこっちを巻き込むな!
……と、慣用句にケチつけたりしつつ(その昔、学生時代に「KY」が新語としてもてはやされた時にも「空気は吸うもんだろうが!」とケチつけたもんです。しかしあれから十数年、すっかり馴染んでしまった)、今日もぼちぼち「いーち、にーい……」式で登録者巡りに勤しみます。
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