長崎(と少しの佐賀)
楽しい楽しいとっても楽しい旅行をした。
まず2泊3日、全部車をレンタルして移動する、というのがいい。わかっているな。恋人の運転する車に乗っているというのは、なんとも幸せなのだ。(これを伝えたら、「機嫌取ろうとしている?(笑)」的なことを言われたのだけれど、女性にしかない感覚なのか?)
まず出発前日。最近は仕事が忙しくて毎日帰りが遅かったけど、なんとかその日は21時に仕事を終わらせて、荷物をまとめて彼の家に行って。私の夜ご飯に美味しいチキンラーメンを作ってもらった。油そば風チキンラーメン。彼はチキンラーメンアレンジの天才なのだ。(この間は、カルボナーラ風チキンラーメンを作ってもらった!そちらもまた絶品)
彼の家には、私に作る用のチキンラーメンストックなるものがある。
出発当日。まだ陽の上がる前に家を出て、手をつないで駅まであるいて。
始発の自由席は意外とたくさん人がいた。3号車から乗って空席を探して、最後の最後、1号車の1列目に、二人掛けの席が運良く空いていた!ラッキーだった。途中のコンビニで買ったあんぱんを二人でわけて食べた。(彼は朝ごはんいらない、と言ってコーヒーしか買わなかったのだけれど、私のあんぱんを羨ましそうに見ていたので半分こしてあげた。)それから福岡に着くまでは、ぐっすり寝たのであっというまに到着して、いよいよ待ちに待った長崎旅行が始まった!
福岡で車をレンタルして、佐賀を経由して長崎へ向かうことにしていた。
途中、佐賀の「ドライブイン・鳥」で昼食をとった。ここの鳥焼肉がこれまた絶品。鶏飯も美味しくて、最高なスタートだった。
長崎に着いて、ハウステンボスに行った。すごくすごく良かった。
わからない、何かこのアトラクションが良かったとか、ここが良かったとか、そういうのではなくて、もうずーっと楽しかった、一緒に歩いているだけで楽しかった。
クリスマスの時期だからイルミネーションも綺麗で、全部が可愛くて、最高だった。
それから夜ご飯の前に、稲佐山の夜景を見に行った。感動した。
寒くて寒くて、ふたりでくっついて歩いて写真撮って、綺麗な夜景を観れたのが嬉しかった。
ホテルに行って車を置いて、チェックインしてから、長崎駅のほうの居酒屋にご飯を食べにいった。初めて「ハトシ」を食べた、美味しかった。ちゃんぽんも食べた、彼はふつうって言ってたけど、とーっても美味しかった。
2日目、グラバー園に行ってから、軍艦島に行った。フェリーに乗った。
軍艦島、遺跡というものをきちんと見たのが、初めてな気がする。『海に眠るダイヤモンド』を彼と一緒に見ているので(長崎に行くから、見よう!といって見始めた日曜ドラマ)、何かこうグッとくるものがあった。もっと建物に近づきたかった。
軍艦島のあとは、チンチン電車に乗って、メガネ橋に行って、ハートの岩を見つけた。散歩をしながら中華街によって(16時くらいだったから、空いているお店が1つしかなかった、そこの小籠包がとても美味しかった!)、それから…、
そうだ!そこから車で20分くらいのところにある、もつ鍋屋さんに行った。彼が長崎に来たら毎回行くもつ鍋屋さん、移転したらしく、少し中心街から離れたところにあった。
カウンターで食べたもつ鍋がとても美味しかった。
夜は、鍋冠山の展望台に行って、稲佐山とは反対側から長崎の夜景を観た。
綺麗だった。ここに連れてきたかったって、言ってくれたのが嬉しかった。彼の言葉と行動すべてが嬉しかった。
3日目は、女神大橋をみて、その上を散歩した。迫力があった。
そのあとは帰路の途中の、嬉野温泉へ行った。足湯に浸かった。
入ったカフェが、古い建物を使ったとてもいい場所で、私が食べたぜんざいも、彼が食べた大きい手作りカステラも、とっても美味しかった。また行きたい。
それから、呼子大橋に行って、帰りに唐津バーガーを食べた。
キッチンカースタイルの唐津バーガー。バンズがカリカリに焼かれていて美味しかった。(もう一回「ドライブイン・鳥」に行くか、かなり迷ったけれど、唐津バーガーを食べた。)
それから、福岡に戻って、車を返して、帰ってきた。
新幹線の中で、「どうして新幹線の中でジャンプをしても、新幹線の中の同じ場所に着地するのか?」という議論を熱く話した。慣性の法則なら、ジェットコースターに乗っているときにジャンプをしても、座席の場所に着地できるのか?仮に30メートルの高さジャンプできるとしたら、ジェットコースターと一緒に空中を移動することになるのか?云々。物理学って難しい。
この話をしているのがとても楽しかった。
あっという間に帰ってきてしまって、とても楽しかった旅行が終わった。
涙がでるほど楽しくて幸せな旅行だった。
また絶対に行きたい、長崎最高。九州最高。