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推しがいる人って…という話
「推し」がいる人…
あなたにとって、「推し」って……何ですか?
推しがいない(悲哀)
私には、推しがいません。
二次元だろうが三次元だろうが、五次元だろうが。
好き、まではあるものの、
特定の誰かを「推す」ほど好きになったことがなく…。
相手が男性だろうが女性だろうがそれ以外、人外、V、だろうが…
好き、が限度です。
恋愛感情など1ミリも湧きようがない。見て興奮…?も、しない。
「推し」を前にすると、
頭真っ白、顔面蒼白、あるいは真っ赤になり、
テンション爆上がりで、
ギィェェエエ゛!!!!ヴァアアムリィィィ゛!!
ヒィィィイ…テェテェ…!!シンド…!!!
と奇声を発したり…(心の中で叫んだり)
特効攻撃を喰らったかのように悶絶する人がいる。のは。知ってます。
でも……私には、わからない。
何がそんなに…? 何でそんなに…? 何をそんなに…?
と、置いてけぼりを喰らった気分になります。
なぜにそんな感情を爆発させられる…?
誰も推せないっていう私は…愛がないんだろうか…?
…いやここは、誰しもを平等に愛する博愛主義者だーってことで…
ひとつよろしくお願
推しは誰?と軽率に聞かれる世界で
…そんな私だってね。
推しを作ろう、と頑張ってた時期がありました。
どういう人が好き?タイプ?と言われても答えられないし、
どういうキャラが好き?というのも、答えられなかったから。
キャラがアホほど出てくるゲームならきっと1人くらい…と思い、
超絶ボリュームシナリオの英霊ゲームを遊んでみたり。
イケメンや美少女が大勢いるゲームも手を出し、
アニメや映画もあれこれ見た、結果は。
惨 敗。
自分の「癖(へき)」というか、好きな肌と髪の色の取り合わせは、
なんとなくあるにしても。
それに合致するからと言って、
大☆興☆奮することはなく、そこまでの「好き」さは出てこない…。
せいぜい「このキャラの見た目、いいね」程度。
以上。終わり。
ざっついっと。
…私は諦めました。
というわけで、何次元の誰だろうが、
熱烈な「推し」がいるという人は、
私には素直に眩しく輝いて見えます。
誰かに、愛情を向けられるって…いいですね。
私には厳しいようで、それがとても寂しい。です。
顧客に推しを作らせ、その後推しを人質に金銭を巻き上げていくビジネススタイル
推しを推している最中の人にとっては、
「ドキドキを味わえるから良い」と感じることなのかもしれませんが…
限定グッズ販売やコラボカフェなどを見ていると、
決してお安くはない(原価は安そうな)グッズや飲食メニューに、
覆面ガチャ的なランダム要素を持たせていることが多く…
(キャラの画像付きのオマケやコースターは、ランダム配布ですぅぅ~♪)
そこに私は闇深さを感じます。
販売側には、人気の有無で在庫を偏らせたくない、
満遍なく使い切りたい、という理由もあるのでしょう。
ただ、それ以上に、それぞれの人の「推し」を人質にとり、
限界まで財布から搾り取りたい、という魂胆が透けて見えます。
推している人たちは、愛情を試されているように感じて、
ついつい貢いでしまうのだろうけど……。
経済を回すのも大事だけど、客に余計な買い物、
本来は要らないものを買わせたり、
交換したり処分したりする手間をかけさせるような方法は、
ぶっちゃけ悪質だと思います。
ソシャゲのガチャ自体も大概、金額設定がおかしいし。
「あなたは誰を推しにする?」「推しが見つかる!●×」
「あなただけの推しを見つけよう☆」
などと謳っているゲームの広告を見ると、
「推しを作って俺らを儲けさせてくれ!!!」
「どれかのキャラにドはまりして金を!!!廃課金してくれ!!!」
そういう圧を感じる。
「この中から誰か1人でも好きになってくれたら嬉しいな」
…というのならまだしも。
そういう感じがあまりしない。根底がギラギラしてる。
実際のところは、
「この中から1人選んで推せ!!!愛せ!!!狂え!!!
釣り上げられろ!!!課金しろ!!!貢げ!!!ガチャを回せ!!!」
なんて思ってるんだろうな~。(経営陣は特に)
そういう企業からの、
「ターゲット層の庶民たちよ、我々のビジネス・売上のために
推しを作って、推して推して、推しまくってくれたまえ!!!」
という風潮、げんなりします。
まぁ私は頑張ってもなかなか推しが作れない、
哀しきミジンコ…なので、今のところそれほど影響ないのですが。
企業に乗せられて推しを作ること・推すこと自体を止めた方がいい、
なんてことは言いません。
愛情深い人、一途な人が、
手軽に大きな金額を引っ張れる搾取対象として
ロックオンされているのを見ると、なんっかなー…と、
複雑だなー、っていう話です。
課金者に還元しているところもあるので、
推し活推進している企業が全てドブラックだとも言えないんですけどね。
業態がそもそもグレーだから…。
推しがいる人について思うこと(センシティブかもしれない)
私の…偏見を述べます。
推しがいる人、のことを何と言うのか知らないので…
(推しラバー?ファン…?なんだろ…?正式名称あるんか…?)
ここでは 推しラー とでも…呼ばせていただきましょう。
推しラーは、その人の推しと、似ている。
…と、思います。
特に、明確な(熱烈な)「推し」がいる推しラーは、
その推し対象と雰囲気(内面・外見)が何となく似ている気がするのです。
(推しコーデなどは特にしていない状態で)
もともと好きな色の髪をしているだとか、その推しの服の趣味だとか、好きなものが似ているが故に、ベースから共通点が多いのでしょうが…。
(共通点が多い人に好感を抱きやすかったり、
仲良くなりやすかったり…は普通にありますから)
推しラーは「推し」と内面が似ているか、
推しラーのベストな状態を体現している…ことが多いから?と思います。
大抵の人は推しに自分の何かを投影し、それを愛している、というか…。
なので、推しを熱烈に推せる人は、健全な自己愛を持っていて、
自分自身のことが(も)推しと同じくらい好き…なのかなと思います。
なので、メッチャ推している推しがいるんよ!という人がいたら、
その人に推しのどんなところが好きかを尋ねることで、
「他人語りをさせているようで
実のところ自分語りをしてもらっている状態」になり、
その人の内面や価値観、性格をより深く知れる…気がします。
これはふと思ったというか、自然と持ち始めた偏見なので、
ちゃんとした根拠はありません。
(心理学か何かで説明されていたら面白い)
で…この理論?だと、
自分のことが嫌いな人は、推しがいない・作れないってこと…?
という闇深な疑問が出てきてしまいますが…
人間は、自分のことがどれだけ嫌いでも、死ぬ前であれば、
まだ自分を好きな気持ちが欠片程度はあると思うので、
そういう人は、推しが作れなくなるのではなく、
「何か闇を抱えたキャラ」を推すのでは?と思います。
トラウマ持ちとかヴィランとかね。
(自分が嫌いとか、死にたい、消えたいとかって、実際のところは、
もっと自分を好きになりたい、もっとマシな環境で生きたい、
もっと受け入れられ大切にされたい、って意味ですからね)
(文字数限界なので今回は省きますが、私が推しを作れない原因は、自己愛云々より、アセクシャル気味ということが関係ある?と思ってはいます)
……この偏見、わかる~って方、いるでしょうか?
共感できる方も、イマイチな方も、
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