
RSR2024 XIIX感想交えたレポ
ステージ→EARTH TENT
afocがフルカラープログラムをカバーした時のステージと同じ?
(https://youtu.be/LDc3aRpEmes?si=7U7XKoHjcQ7kW3mO)
ステージと客席がテント内。北海道の夜景とXIIXを一緒に観たかったけど、次回に持ち越しですか……。(次回があることを疑わない顔)
セットリスト
リハ LIFE IS MUSIC!!!!!
SE ツアーXIIXと同じやつ
1、シトラス
2、Stay Mellow
3、アカシ
4、Light &Shadow
5、まばたきの途中(1番のみ)
6、ホロウ
7、Answer5
MC
8、No More
9、月と蝶
10、あれ
11、うらら
12、スプレー
(MCの記憶は全部雑。ラスト前あたりにもMCあった気がするけど、忘却)
SE
海の浅瀬にゆらゆらと射し込む日差しのように幻想的な優しい音。
いつもの対バンやらフェスで流れる不穏なSEを身構えていたので驚いたが、(聞いた事あるな?)となり、去年のツアー「XIIX」のSEな事に気付く。
今回のサポートのドラム岡本くん、キーボードヤマモトケンタがクラップ音に合わせて、手拍子しながら上手から入場。今日は4人体制のXIIX。少し遅れてすってぃも入場。
なかなかギタボが来ない。
客を焦らして焦らして、満を持しての重鎮出勤登場。会場の手拍子の熱量も加速していく。
1、シトラス
ツアー「XIIX」と同様に、SEからそのまま曲が始まる。手振り、表情も鮮やかに変わる様子はハンドマイク曲ならではで、こちらも身体が音に合わせてつい動いてしまう。クラップ音と同じ、楽しさが弾けるそのものの様な曲が、楽しくないはずがない。(ポップな曲調のくせに、歌詞は重苦しい現実を歌っているけども)
1番サビラスト
ギタボ「水を差すよ🎶ライジングサンこんばんは〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!(どこまでも伸びる叫び)」
客「Fu〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
2番サビ前のギタボ、「賽は投げられた」後の👏👏👏👏の音に合わせて、楽しそうに首を振ってたのがこちらも嬉しくさせる。
2、Stay Mellow
ギターを持ち、ヤマモトケンタの重厚なピアノ。
2番(だったかな)サビ前のラップで少し歌詞につまずく。(?)と思いつつも、ギターソロを堪能。ギターうめぇ〜〜〜かっけ〜〜〜〜〜。
ラスサビ前のラップでもつまずき、どうやら左耳のイヤモニの調子が悪そう?
曲終わりに「音!!!お!!と!!☝️」という口パクとジェスチャーを、凄い勢いで袖のスタッフさんに伝達。ステージ上で、あんなに追い詰められてる感じの姿を初めて見た気がする。(別曲終わりのタイミングだったらすみません)
3、アカシ
ギターとベースのセッション無し。
イントロの激しいギター音に合わせた照明が赤、青、白、とビカビカと光る。
私の中では恒例の、「たった一粒の」で右手をパっっと掲げる須藤優さん、ほんと愛おしい。
中盤あたりから、岡本くんのドラムの存在感が強くなる。こちらを鼓舞してくるような、弾ける音が会場に響く。良いバンドかて。
4、Light &Shadow
個人的、今回の優勝曲。
リハでは登場しなかった白のセミアコさんに打者変更。これは「まばたきの途中」だなぁ〜と胡座をかいていたら、4th FLOORで人生の中で鮮烈に刻みつけられたあの曲のイントロ。
まてまてまてまてまてまて。
サビの「ギューーーッン!!!」音が今までと全然ちがう。今までの音が鋭利な冷たい印象だとしたら、今回は鋭利な中の芯が仄かに光を纏って、暖かさを持っている感じ。合わせてディレイがかなり強めで、音の余韻が凄い。「ギューーーッン!!!」とギタボが鳴らす度に、音が好み過ぎて頭を抱えた。
2A後半のカッティングの音もめちゃくちゃ良かった……これ毎秒演って………。
演奏している本人も相当気持ち良かったのか、歌への感情の入れ方が半端ではない。
2サビラスト「眠くなっておやすみ🎶すってぃ〜🎶」と、音源の「Yeah、yeah〜🎶」部分を変更。
すってぃのベースソロ中も真ん中のタイミングくらいで「ギューーーッン!!!」を追加。
生き生きとした表情で、だいぶご機嫌のご様子で嬉しい。
テント外を歩いていると、ふと音が耳に入ってステージ内に入ったらこの曲に圧倒される。そんな人生経験を、生まれ変わったらしたい。
5、まばたきの途中
ヤマモトケンタのお洒落なピアノ。(これこれ〜)となり、ピアノとボーカルの幻想的な美しい演奏を堪能。
1番が終わり、以前と同じバージョンだなと色っぽいベース音からのCメロへ気持ちを構える。ベーシストへ目を向けるが、しばらく経ってもベースを構えない。
(え?????)
6、ホロウ
息を潜むようなボーカルの歌とギター音でベーシストへ向けた視線を、反射でギタボヘ移す。
(え?????)
歌い出しの瞬間、周りの観客も私と同様に不意打ちだったのか、肩がビクッ!と動いていた。
何それ?!何それぇ?!
見た事ない流れに驚きつつ、曲にぴったりな柔らかだけど少し眩しい暖かい照明が凄く良くて、視界と音の綺麗さにグッと来た。このままXIIXさんと北海道の夜に溶けてしまいたかった。
ギタボ、要所要所でめちゃくちゃ首振ってた気がするけど(この曲でそんな振る?)となってとても良かった。テンションが上がってるのが伺える。
そして、ラストの長めアウトロ。
そういえば、「ホロウ」やったのってSANITYぶり?
パッと見飄々としてるように見えるすってぃの、「ベーシストとして生きる」ことへの貪欲さから繋がる躍動感が観れる、とても好きな演出。サポートで周りに合わせてベースを奏でているんじゃなくて、自分の思い思いに掻き鳴らしてる姿はXIIXじゃないと観れないよなぁ、となる。
7、Answer5
L&Sからずっとセミアコさん続投。Answer5もそれでいくの?!前代が未聞過ぎる。
そのギターってそんなにジャカジャカ掻き鳴らしていいんだ…ってなった、間奏のメンバー紹介からのギターソロ。
そして岡本くんが入ってからの、Answer5のアウトロの楽しさったらない。4つ打ちバンバンリズムでみんなで跳ねるやつ、永遠にやりたい。ホロウからの温度差で、汗だく。
MC
・すってぃは9時には寝てる
・斎藤宏介は今の時間が1日で1番絶好調
・XIIXは夜が似合う曲たくさん
・XIIXはRSR初出場、尚諸事情で何回かは出場しているXIIXメンバー。
・ライジングサンは最高のフェス。お客さんの雰囲気が良いみたいな事も言ってたような。
8、No More
圧倒的多幸感。
2A「誰かにとっての幸せを願いたい」後の、ギタボがすってぃのベースを触るくだり、今回はスライド?させようとしてたけど、このくだりは何がどうなったら成功なのかが未だに分からない。でも2人が幸せならOKです。
「光の彼方〜」あたりのピロロロン、目をつぶって身体を傾けて、丁寧に弾いててハオ。
9、月と蝶
歌い出しで何も考えずガッツポーズしちゃったけど、今持ってるのアコギじゃないですよね?(この時ジャズマス)今ステージにギター1本すよね?!サビ前の「あそこ」、どうするんだと思ったら、バリバリ地響きみたいなかっけぇベースでの代打。なにそれ、かっけぇじゃん……………。
粂ニキの間奏リフのギター音も大好きだけど、斎藤宏介が奏でる月と蝶のリフがやっと聴けた____ともなったり。
「足りない足りない足りない足りない足りない足りない足りない」で首が飛びそうだったので次の曲が「あれ」だったら首飛んでっちゃうなぁと思った。
10、あれ
首、飛んでっちゃった……。まって、この曲のギターも全部斎藤宏介が…?弾く…?とイントロでこれからの事を考えるとダメになったので、とにかく目の前の音に拳と首を振りまくる。
「赤青黄色」のとき、ちゃんとその色に照明が光るの可愛かった(?)
「口だけじゃ語る 死す」後のギターソロ。
いつもは粂ニキと半分こしてるパートを、今夜はギタボが全部かっさらっていく。なので音源よりも長い。
上手に飛び出し、けたたましくギターを掻き鳴らす彼に、突き上げる拳でこちらは鼓舞し続ける。向こうはこっちを見てなさそうだけど、そういう事じゃないんだよ展なので関係ない。
11、うらら
ハンドマイク曲。
「堂々巡り このアッリッサッマッ!!!!」は何度浴びても最高ですからね。
「たった一瞬で恋に落ちた」の時の表情、フッと柔らかく微笑んで確実にこちらを落としにきてないか?負けない。
2番からサポートメンバーにちょっかいをかけまくるギタボ。
「3つ数えるだけ〜有象無象の漂流者」まではヤマモトケンタの横で、鍵盤の高い音1音だけピンッ…ピンッ…と叩き、「呆気に取られる〜」で走り出してドラムへ。なんか岡本くんにちょっかいかけてるぽかったけど、前の人の頭で何してたかはよく見えず…。
ふと、ギター音がなくてもXIIXの曲が成立してしまう事に驚いた。ハンドマイクでの1曲目のシトラスも、あまりに自然で違和感すら感じなかった。
これが「2人がいればXIIX」ってことか…。
12、スプレー
ハンドマイク曲。
歌い出し後に「今日はほんとにありがとうございました。最後の曲です。」のやつ(ニュアンス)。
1番は上手側、2番は下手側で歌唱。
ここでもイヤモニのトラブルが起きたようで、Aメロの1番、2番共にリズムのタイミングが取れない様子。2番はラップ部分がほとんど飛んだ状況。(「斎藤さん気を付けてあんた立場が」「ダチのすってぃ」のノルマは達成)
少し不安な気持ちが募る。
落ちサビ前の「いつまでも声を重ねてせめて」あたり。見たことないくらいの圧で、左手で左耳のイヤモニを押さえつけてるギタボ。音響トラブルなのか、それに近い何かが起こってるんだろうなと思った。
その状況で、ギタボに近づいて背中合わせになったすってぃ。すってぃに背中を預けられたギタボがちらっとすってぃを見て、嬉しそうに表情を柔らかくした。
「ぼくらは今ここにいる」
トラブルが起こりながらも、ステージを中心に、背中合わせで線対称のXIIXの構図が、あまりに綺麗だった。
アウトロで「また会いましょう」と放ち、ジャーンっ…と演奏終了。
「マタネェッ!」と声も表情も明るげにステージを去って行ったギタボ。
すってぃも両手でお手振りし、朗らかにステージを去っていく。
ただ、ギタボがステージ袖へ消える時、左手でわしゃわしゃと頭を掻きむしっていたのがとても印象的だった。やり切って汗を振り乱すというよりかは、不完全燃焼に苛立っているような(あくまで主観)。
近いうちに、またXIIXがRSRへ呼ばれて、リベンジを果たして欲しいなと勝手に思ってしまった。また石狩遠征、やってやんよ(ジェラードン)