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衆院選2024選挙オタクのTweetまとめ
筆者紹介
静岡県熱海市にて養育。京都にて高等教育を受ける。臨済宗某派総本山に居候経験あり。G,BD2,哲学科卒外資系SE。中道左翼。文化左翼。好きな新書は講談社新書、中公新書。人文主義、教養主義、反出生主義、キリスト教的博愛主義。
引用元(通称:おいたん)紹介
大阪府大阪市にて出生養育。筆者と同じ学部、文化史学科日本史専攻。卒論は岸信介。コテコテの関西弁で“コンタクト”されたのを未だに覚えている。政治史に異様に詳しく、教養、コミュ力、行動力の権化。泉健太氏の事務所インターンしたり、選挙ポスターを見に東北一周したり、どんな小さな選挙にもコメントしたりと、選挙に対してこの人以上に信頼できる人間はいないと言っても過言ではない。
免責事項
・読者がいかなる不利益を被っても筆者及びおいたんは責任を負いません。
・記載の情報はおいたんの記憶、所感、調査に拠るものであり、一次情報へのリファレンスは読者の責務とします。
・おいたんより
個人的に気になる選挙区をピックアップします。序盤情勢を参考にしつつなので、実際の結果はまた変わってくると思われる。
北海道6区(旭川市等)
自民現職東vs立憲新人で元旭川市長の西川。前回は旭川市のいじめ問題で叩かれて落選したけど、今回は最低でも比例復活はすると予想。前回共闘した共産が今回を擁立してるため、共産票分を補い、さらに35,000票を上積み出来るかどうか。ちなみに、西川は今回で6回目の国政挑戦。
北海道7区(釧路、根室)
比例単独から選挙区に転出した自民現職の鈴木貴子vs立憲新人の篠田。鈴木貴子の当選は確実視できるけど、篠田も比例重複で上位優遇のため比例復活が確実。自民党所属経験がない、アイデンティティを持たない議員がこの選挙区で比例復活するのは、2009年の仲野博子以来2回目。
青森3区(弘前、つがる他)
自民現職の木村次郎の当選は確実やと思うけど、維新長坂と、自民公認を取れず無所属出馬の其田の最下位争いに期待。2人とも供託金没収ラインを超えられれば御の字では。
岩手1区(盛岡等)
立憲現職の階猛が盤石に見える。自民新人は県議から転出を目指す米内。米内光政元首相の曾孫ですね。その血筋だけでテンション上がるけど、正直比例復活出来るか微妙なラインと予想。
岩手3区(奥州等)
自民現職藤原vs立憲現職で当選回数最多の小沢。小沢は後援会組織の高齢化は防げず、前回同様に厳しそうではあるけど、それ以上に政治資金問題の逆風が凄そうな藤原。流石に今回は小沢が勝利すると予想。藤原は比例重複無しの処分のため、選挙区での敗北=完全落選。
宮城4区(石巻、多賀城等)
自民現職伊藤vs立憲現職安住。宮城は今回から小選挙区が1減。安住の勝利は固いけど、伊藤は比例復活出来るかどうかが肝。ここで完全落選すると、次で選挙区公認を受けても年齢制限で比例重複が出来ない。落選したら、党本部的には森下千里を支部長に据えるつもりと予想。
秋田1区(秋田市等)
自民現職富樫に、立憲現職寺田と維新新人で元参院議員の松浦が出馬。前回は自民立憲の一騎打ちやったけど、今回は維新共産も出て与党批判票が分散し、富樫が勝つと予想。松浦は一昨年の参院選で秋葉原で街宣車回してるの見たけど、何故か群馬の維新元職議員の車を運転していた。
山形2区(米沢、寒河江等)
自民現職鈴木の当選は硬い。国民新人で元県議の菊池がどこまで惜敗率を上げられるか。国民が比例東北で1議席取れるかは微妙なライン、取れた場合は秋田3区の村山と惜敗率の争いになるか。
福島3区(会津若松、白河等)
立憲現職小熊vs無所属(自民)上杉の争い。直前まで構図が定まらなかったけど、おそらく小熊が勝つ。上杉は荒井由来の地盤である白川の票をどこまで固められるか。会津若松の菅家票もある程度まとめて、次の総選挙では自民公認の獲得を目指すと予想。
茨城7区(古河、結城、下妻等)
立憲の中村喜四郎が引退。自民現職永岡vs無所属新人中村勇太の争い。中村喜四郎の無所属時代は実質的に推薦していた公明が、無所属の息子にどこまで付くかが肝。中村系は県議会の候補者選定をめぐって仲違いしていた経緯もあり、勇太が勝てるかどうかは微妙なライン。
栃木3区(大田原、矢板、那須塩原等)
自民現職の簗vs立憲新人の伊賀、無所属新人の渡邊真太朗の争い。渡邊真太朗、名前からして渡辺喜美の親族かと思ったけど、そうでもなさそう。福田富一の後援会職員やけど、保守層よりの主張なので動きが読めない。伊賀は武藤山治の秘書。さすがに簗が勝つかなぁ。
栃木4区(小山、真岡等)
自民現職佐藤vs立憲現職藤岡。前回はごく僅差で佐藤が勝利も、今回は共産が候補者を擁立。そこがどう響くか。自民への逆風、佐藤勉自身の年齢もあるし、藤岡が小選挙区当選と予想。
群馬5区(渋川、安中他)
自民現職小渕に維新、共産の新人が挑む構図。この選挙区は96年の小選挙区制施行以来、誰も比例復活すらしていない珍しい選挙区。今回もその記録は更新されそう。もはや見てて面白いので、一方的に圧勝してほしい。
埼玉5区(さいたま市大宮区等)
立憲枝野に現職法相の槙原が挑む構図は7回目。毎度毎度枝野クラスに中々な接戦を繰り広げてる牧原、本来は選挙強いんじゃないか説。大臣ブーストがあっても及ばなず枝野勝利、牧原比例復活と予想。
埼玉6区(上尾、桶川等)
立憲大島vs裏金問題で非公認の中根。こちらも7回目の対決。元々ここは若松謙維の地盤やったんやけど、公明票が中根にちゃんと載っていないのか、大島が強すぎるのか…。
埼玉13区(久喜、白岡、蓮田等)
裏金問題で非公認の三ツ林vs維新や国民の新人。維新と国民が並立するとどうしても票がばらけてしまうイメージ。さすがに三ツ林が勝つと予想。今回国民は比例北関東で2議席取れるんじゃないか。今回も大島勝利で中根は完全落選と予想。まだ55なので、次回総選挙の出馬を目指すと思う。
埼玉14区(草加、八潮、三郷)
公明代表の石井vs国民現職の鈴木vs維新新人の加来。公明としては絶対に落とす訳にはいかない選挙区。党候補への遊説も控えめで地元にガッツリ入っている印象。鈴木義弘は国民民主党、と言うよりは民主党右派、ってイメージが強い。石井当選、鈴木比例復活かなぁ。
千葉5区(浦安市等)
去年の補選で当選した自民現職の英里に立憲、維新、国民、共産、参政の新人。補選同様野党がガッツリ割れてるけど、自民への逆風もあるし立憲矢崎当選、英里比例復活予想。英里の生い立ち的に、(どんだけあるかは分からんけど)いわゆるネトウヨ系票は維新、国民、参政に流れそう。
千葉10区(銚子、成田、香取等)
自民の林幹雄が引退。昨春の県議選不出馬だった息子も出馬せず、公募で後継を選定。立憲比例復活現職の谷田川有利と思っていたけど、自民新人も検討している模様。読めへんなぁ。
神奈川1区(横浜市中区等)
自民元職の松本、立憲現職の篠原、維新現職の浅川の争い。予想に反して自民松本が若干リードの報道があるけど、ウォッチの予想では篠原当選にした。「まつじゅん」と言われるとこの人を連想。
神奈川4区(鎌倉市、逗子町等)
立憲早稲田が先行、自民山本が追う展開。浅尾慶一郎が参議院に転出したので流石に山本が勝つと思っていたけど、かなり厳しそう。比例重複させてもらえてよかったね。維新新人の加藤は26歳。みずほを退職せずに立候補とどこかで読んで、いい制度やなぁと。
神奈川7区(港北区)
自民現職鈴木vs立憲現職中谷。おそらく前回と同じ結果になると予想。無所属で出ている大野は新党さきがけにいた中村敦夫の元秘書で、緑の党出身の模様。横浜市議の奥さんは元々高知3区で出馬経験があって、静岡3区の小山展弘の元奥さんですね。
神奈川19区(横浜市都筑区、川崎市宮前区)
今回の選挙から神奈川は定数+2のため新設。自民、立憲、国民、維新、共産、無所属の新人5人が出馬。立憲勝利で予測。自民、国民は比例復活できるかどうか。国民公認の深作ヘススは黒竜会、大日本生産党の深作清次郎の孫。公示日に子供が産まれたそうです。
東京1区(千代田区、新宿区)
自民、立憲の現職2人vs維新で参議院議員から転出の音喜多の三つ巴になると予想していたのに、蓋を開けてみれば「音喜多は独自の戦い」報道で笑ってしまった。海江田が当選して有終の美を飾れるかどうか。山田は比例重複無しなので死活問題。
東京9区(練馬区西部)
立憲現職の山岸vs無所属で自公推薦の菅原。有権者にメロンとか香典渡して議員辞職した人の禊ぎ選挙感。自公が後追いで推薦を出したのは、もう一押しで勝てると踏んだからか。菅原一秀の特技はダンスです。SAMの元相方らしいので多分ガチ。
東京10区(文京区、豊島区)
自民と立憲の現職、苗字が2人とも鈴木。自民鈴木は経産省出身で奥さんはセガサミーHD創業者の娘。立憲鈴木はNHK→コロンビア大学院と2人も経歴が強い。立憲鈴木の政策担当秘書は元泉事務所の小川さん。
東京8区(杉並区方南町以外)
立憲現職の吉田が勝つと予想。自民は前回落選の石原伸晃が不出馬、経産省出身の門を擁立も比例復活できるか微妙。そもそも左派が強いエリアで、今まで石原が勝てていたのは野党の共倒れ要素が大きかった。
東京27区(中野区全域、杉並区方南町)
立憲現職の長妻が完勝と予想。自民黒崎はそもそも港区議上がりなので地盤も無い。プロフィールどおり、めちゃくちゃラグビー部にいそうな人。
東京11区(板橋区)
裏金で非公認の下村博文に立憲元職阿久津の構図。阿久津幸彦、あの立ち位置で政界経歴のスタートが石原慎太郎の秘書ってのが驚愕。元々八王子が地盤で立憲の支部長も空いてたのに、なぜか板橋に飛ばされて結果的に今回健闘している人。
東京13区(足立区東部)
自民現職の土田に維新、国民、共産の新人が挑む構図。候補者4人がいずれも20代、30代な事で話題に。自民現職で、初の平成生まれ国会議員の1人でもある土田慎が堅い。
東京17区(葛飾区)
裏金問題で無所属出馬の現職平沢に、維新、国民、共産の新人が挑む構図。13区と候補者の政党はほぼ同じやけど、対照的に候補者全員が70代、60代。平沢勝栄は東大生時代、当時中学生?高校生?だった安倍晋三の家庭教師をしていたそうです。
東京18区(武蔵野市、小金井市、西東京市)
菅直人の後継で前武蔵野市長の立憲松下vs自民新人で元官僚の福田の争い。一部では若干福田が前に出ているような報道もあるけど、この追い風と地盤で、市長途中で辞職して小選挙区落選って何やってたんだ、って話ですね。
東京22区(三鷹市、調布市、狛江市)
自民現職伊藤vs立憲元職山花。立憲の山花は社会党系の3代目やけど、選挙に弱い世襲議員ベスト3に入ると思う。今回は流石に小選挙区で勝てるか、と思ってるけど微妙なライン。
東京24区(八王子市の大半)
裏金問題で無所属の萩生田vs立憲、維新、国民、参政、無所属の新人。流石に萩生田やろ、と思ってたけどかなり苦戦。自民票を固められていないのか、公明票が逃げているのか、無党派層が想像以上に有田に乗っているのか。
東京26区(目黒区、大田区北部)
選挙区調整が難航して立憲離党した松原vs自民新人で官僚出身の今岡の構図。松原が勝つやろうけど、今岡も国会には行ってほしい。松原が勝ったら立憲へ復帰するのか注目。地味に前回選挙で5区で維新から出てた田淵正文が無所属で出馬してる。
山梨1区(甲府市、韮崎市等)
自民現職中谷vs立憲現職中島。野党有利な風の時は大体中島が勝つ。中島はみんなの党出身で、父は自民党で参議院議員を務めた真人なので保守層からの得票も見込める候補者。
新潟4区(長岡、柏崎等)
立憲現職米山vs自民現職鷲尾vs無所属現職泉田の争い。泉田を比例で優遇していればもう少しマシな情勢になったはずやけど、県連内でそうはできないゴタゴタがあったのか。元々は田中角栄/田中真紀子の地盤やけど、誰も田中の系譜を引いていない。
新潟5区(上越、十日町、糸魚川等)
立憲現職梅谷vs自民現職高鳥。自民立憲どちらも世襲候補同士の一騎打ち。梅村は有権者への日本酒などの配布、高鳥は裏金問題でどちらも脛に傷がある対決。自民への逆風で梅谷が辛勝しそう。
富山1区(富山市)
自民現職の田畑は裏金の影響で比例重複無し。無所属現職の吉田、立憲の山、吉田への刺客で維新新人、参政も出馬。山は元々社民党出身。愛知の市議やったのになぜた富山に来た人。一部では優勢報道もあったけど、流石に田畑が逃げ切ると予想。
石川3区(七尾、輪島等)
自民現職西田vs立憲現職近藤。豪雨災害直後の解散への批判が地元でどう出るか。前回は共産が候補者を立てなかったけど、今回は擁立。近藤にとってはマイナス要素。
福井2区(敦賀、小浜、越前等)
書き出すのもめんどくさいような今回一番のカオス選挙区。山本拓の無所属出馬がトドメ。これは開票速報眺めながら喋りたい。
長野3区(上田、小諸、佐久、千曲等)
自民現職井出vs立憲現職神津。どちらも3代続く世襲政治家。今回は羽田系が勝利の予感。
静岡8区(浜松市中央区の一部)
立憲現職の源馬に自民、維新、共産、無所属の新人。自民塩谷が裏金問題で引退。源馬が終始優勢。旧静岡3区選出議員は塩谷、熊谷弘、安倍基雄、柳沢伯夫と経歴はさほどでは無いもののキャラが濃い。
愛知1区(名古屋市東区、西区、北区、中区)
保守党元職の河村たかしが自民、立憲の現職をリード。この人は本当に選挙が強い。もう少しお口が堅めで周りの議員から持ち上げられるポジションに至っていれば総理の目もあったかもしれないけど、まさかこんな形で国会に戻ってくるとは。
愛知5区(中村区、中川区、清須)
立憲新人が自民現職をリード。元々赤松広隆の地盤だったので、前回自民が完勝して西川が比例復活も出来なかったのは謎。自民神田は税理士なのに税金滞納で差押経験がある人です。医者の不養生、紺屋の白袴。
愛知6区(瀬戸、春日井)
自民現職丹羽と社民、共産新人、無所属の前田雄吉。丹羽の祖父は在職中に暗殺された国会議員5人のうちの1人。前田は元民主党やけど、無所属で出たってことは元の鞘に戻れていないのか。21年の選挙で上田清司や小泉俊明と新党立ち上げを模索していたとの報道を記憶している。
愛知11区(豊田、みよし)
自民現職八木に国民、共産新人。文字通りトヨタのお膝元な選挙区も、21年は政府/トヨタ間の政策連携を模索した無所属現職を全ト連が引退させて自民勝利。トヨタ系がどこまで国民に肩入れするかどうかが肝。
三重2区(鈴鹿、伊賀、四日市の一部等)
自民現職の川崎に立憲新人の下野。ここの選挙区は芳野正英が出ると思ってたけど、本人何してるのかなぁ。元々このエリアを地盤にしていた立憲中川の組織をどこまでフル活用できるかが鍵。伊賀は川崎、鈴鹿は下野の地盤。
岐阜3区(関、美濃、羽島等)
自民現職で経産相の武藤に国民新人、れいわ元職。武藤は実家が酒蔵の世襲候補。戦前から続く地方の有力者、という家柄。国民の仙田はNTTデータ出身で、情報労連のはずやのに立憲じゃなくて国民なんや、と思った。れいわの阪口は維新所属経験あり。食べ合わせの悪さ。
岐阜5区(多治見、中津川等)
自民現職の古屋に立憲新人の眞野、維新元職の山田。古屋が優勢やけど、果たして後継者をどうするのか。前回戦った立憲今井が自民入り→県議になった事でも話題に。古屋の特技はサックス演奏。維新山田は元下呂市長なので4区から出ればいいのに、とずっと思ってる。
滋賀1区(大津、高島)
自民現職大岡、国民から維新へ移籍した斉藤、共産新人の争い。元々滋賀1区は民社協会の川端の地盤なので斎藤は正統派な国民のはずなんやけど、前原に引っ張られて維新に行ったのは本当に残念。とても悲しい。どっちが勝つかは分からんけど心情的には斎藤を応援。
京都2区(左京区、東山区、山科区)
維新に行ってしまった前原と自民共産の新人。前原が勝つのは当然として、自民と共産どちらが2番手に付けるか。前原の強さは色々と理由があるけど、山科東山地区を地盤にしていた旧社会党元職の後援会を引き継いだ、奥さんが創価学会員、あたりは大きいと思う。
奈良1区(奈良市、生駒市)
ターミネーター馬渕と自民小林。多分馬淵が勝つ。実は高市早苗は元々1区を地盤にしていたけど、馬淵に勝てず郵政選挙で滝実への刺客としてお隣の2区へ転出した経緯がある。
大阪3区(西成区、住之江区等)
公明現職の佐藤vs維新新人の東。東が終始優勢。今回の選挙で初めて大阪・兵庫の6選挙区で公明の地盤に維新が候補者を擁立。佐藤が落選した後、公明が引き続き擁立するのか、自民が狙うのか。今回不出馬で西成が地盤の柳本はここを狙っているはず。
大阪9区(茨木、箕面等)
維新現職の足立が党内のゴタゴタで不出馬。維新新人vs自民新人の争い。Twitter見てる限り、足立が自民新人の支援に入っている様子。これだけ維新がごたついてる中、自民新人が比例復活も出来なければちょっと残念過ぎる。
大阪10区(高槻等)
維新現職vs立憲元職、自民新人。元々は辻元清美、松浪健太の地盤。立憲尾辻は堺→平野区等→高槻と地盤を転々。自民加納は元は15区の竹本の娘婿で世襲候補で出馬→国替。池下が勝つか尾辻が勝つか微妙。
大阪11区(枚方、交野)
維新現職の中司は元枚方市長で地盤は圧倒的。元々はパナ出身の平野の地盤やけど、立憲は候補者すら擁立できず。何やってんだ。順当に中司が勝って自民の大辻は比例復活すら怪しい。大辻は今年に入って出産。母親が0歳の赤ちゃん抱えて国政選挙戦ってるの、強過ぎる。
大阪14区(八尾等)
維新現職の青柳は前回埼玉から国替して初当選。元は国政維新立ち上げメンバーの谷畑孝の地盤。谷畑は旧社会党から自民へ、前回まで自民公認の長尾は民主党から自民へ、今回自民から出る塩川は東大阪が地盤だけど隣へ引っ越し、と動きの多い選挙区。
大阪16区(堺市堺区等)
維新、公明は新人、立憲は現職。個人的に大阪で一番の激戦区。公明党北側の議席を山本が引き継げるか、維新が初めて議席を取るか、立憲森山が小選挙区で15年ぶりに勝利するか。公明党は死活問題。前回まで当選していた北側は公明党では珍しい世襲も、父の地盤は引き継がず。
兵庫8区(尼崎)
公明現職の地盤に維新が殴り込み。維新候補は62歳の元県議徳安。維新でこの年齢層の女性候補者は珍しいイメージ。れいわの候補者は大阪13区から出馬している新人候補の母。ちゃんと調べてはないけど、どちらも新人の親子が同じ選挙に出馬するのはかなり珍しい。
兵庫9区(明石、洲本等)
裏金問題で無所属出馬の西村に立憲新人の橋本。橋本は泉房穂が支援も、後援組織が国政出馬を巡って割れているとの話も。終始西村が圧倒。萩生田が苦戦する中、この対比はどこから来るのか。
和歌山2区(新宮、田辺、橋本等)
二階俊博が引退、自民公認は二階の三男が、裏金問題で自民を追い出された参院の世耕弘成が無所属で出馬。さすがに世耕がリードしてるけど、そうなると二階俊伸はどうするんだろう、参議院かな。
鳥取1区(鳥取、倉吉等)
石破茂の地盤。小選挙区導入後、石破以外の当選はおろか誰も比例復活できていない。直近4回の選挙では石破が80%超の得票率で当選。そんなタイミングで立憲が15年ぶりに候補者を擁立したので、どこまで票が取れるのか。個人的には供託金没収ラインやや超えてくるくらいと予想。
島根1区(松江、安来等)
先日の補選で当選した立憲の亀井に比例から国替の自民高階。亀井は世襲やけど、父の元の地盤は津和野で旧3区なのでちょっと地域が違う。保守層にも浸透できる候補ではあるけど、本人の雰囲気はやや怪しい側の左派寄りな印象。補選に引き続き亀井が勝つと予想。
岡山2区(岡山市中区、東区、玉野市等)
法相経験もある自民山下vs立憲元職のつむつむ。一部では津村がややリードの報道も。比例中国は選挙区削減などによる上位優遇が3名もいるので、小選挙区落選=ほぼ確実に死。ここか岡山4区で勝てると、立憲的にはかなりでかい。
岡山4区(倉敷、早島)
自民現職橋本vs立憲現職柚木。ここか2区のどちらかは自民が落としそうな予感。柚木、12年の下野した選挙でも前回選挙でも落選せず、地味に6回連続当選。橋本は親のスケールに反して選挙強くないよなぁ。
広島5区(三原、尾道、庄原等)
立憲佐藤vs自民小島。亀井静香が引退して3回目となるこの構図。立憲佐藤は父が元自民党議員からの世襲、亀井静香からの支援もあり保守層に浸透。小島は今回は年齢制限で比例復活はなし。このまま落選して引退かなぁ。
山口2区(岩国、周南、下松等)
山口は一票の格差問題で定数1減。周南が編入。直近の補選同様、自民岸と立憲元職平岡。どっちが勝つか全く分からん。山口2区内は割とメーカーの製造拠点が多くて民主系が強い条件は整ってるとは思うけど、旧民主系でもゴリゴリ左派な平岡が強かった理由がいまいち不明。
徳島1区(徳島、阿南等)
前回は野党系無所属で当選した仁木が自民入り、前回自民から比例復活の後藤田が知事に転出、立憲は自民党の元首相三木武夫の孫の高橋永を擁立、という分かりにくい構図。仁木が勝ちそう。高橋のメガネは三木武夫リスペクト?