ブラック研究室日記②〜B准教授の事件〜


みなさんこんにちは。
朔(サク)です。

前回の続き


初めましての方はこちらからご覧ください↓

前回は、研究室配属までお話しさせていただきました。
今日は、B准教授が授業で起こした過去の事件についてお話しします。


B准教授の講義

B准教授は、講義はとてもわかりやすいです。
学生からも分かりやすいと評判が良い。
私が通う大学は授業方針が教授によって異なり、B准教授はスライドを用いてそのスライドにiPadで書き込む授業方式です。
書き込んだスライドもポータルサイトにアップしてくださり、その後見落とした部分を復習することもできます。


B准教授の事件

2年前、つまり私たちが1年生の頃のことです。
授業中に学生がペチャクチャと私語をする学生がいました。
性別は伏せますが、4人の学生です。非常に煩かったのを覚えています。

B准教授は、小さい声で「うるさい」と注意を促しました。
これに関しては、私は決して悪いことだとは思いません。

それでも、学生はぺちゃくちゃと喋ることを止めませんでした。
その時、先生が無言で何も言わずにツカツカとその学生の元へ行き、何も言わずにスマホのカメラを向け、パシャっというシャッター音。
その後、もう1組の学生の顔もパシャっと撮影し、何事もなかったかのように授業に戻りました。

その後の教室は、誰も物音1つ立てられないほど緊張に包まれていました。
そりゃそうですよね。注意されて喋り続けた学生を擁護するわけではありませんが、どんなに煩かったとしても人の顔写真を無断で撮るのは犯罪ですよ……

そしてその次の授業の時、なんと無断で撮影された顔写真の目元にモザイクが入った状態でプロジェクターに投影されていたのです

私は流石にこれはまずいだろうと思い、スライドの写真を撮影しました。
今もカメラロールの中にあります。
ただ、顔写真が写っているのでここではお見せできないのが心苦しいのですが、実物の写真を元にスライドの再現画像を作ってみました。

画像1

分かりにくくて申し訳ないです…でも、多分うまく再現できているのではないかと思います。本当にこんな感じで喋り続けた学生の公開処刑が行われたのです。

信じられないと思う方もいらっしゃるとは思うのですが、本当にあったお話です。
というか、次のスライドに行く際に目のモザイク外れましたからね。
まあ、モザイクあったとしても誰かは特定できるのでまずいでしょう……


終わりに

さて、本日はこれでおしまいです。
次回は、研究室でのB准教授の行動についてお話ししたいと思います。

ご静聴ありがとうございました。
何か気になったことや疑問に思ったこと、ご意見やご感想などがございましたら、ご遠慮なくコメント欄にご記入頂けますと幸いです。


朔(サク)



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