2023年9月20日


10月13日,14日@Pink-HOUSE韓国ツアー

だいぶ久々の投稿になる。今年いっぱいの個人的スケジュールが整理されたのでここいらでそれを綴ろうかと。

まずは来月10月にはPink-HOUSEで二度目の韓国ツアーへ。
2019年にONEPERCENTRESとAK-47と共に初の韓国ツアーを経験した。その際に大変アテンドでお世話になったCHAIN REACTIONというバンドに今回も相談をし、そして2019年のツアーで衝撃的な出会いをしたTHE SOUNDにも今回ツアーに参加してもらうことに。

ここで2バンドについて。前回のツアーではCHAIN REACTIONとソウル、そし清州というローカルエリアにも出演することが叶った。清州でも素晴らしいバンドとローカルシーンにも出会い大変刺激的な一本となった。そしてソウルではCHAIN REACTIONが主催したイベントであったが、その日にTHE SOUNDという最若手バンドが登場。その時にとてつもない衝撃を受けたのである。若いだけでなく、プレイやパフォーマンス、そして楽曲も素晴らしく、個人的にはPink-HOUSEとの親和性も勝手ながら感じたのである。

その日の打ち上げではTHE SOUNDの彼らとたっぷり話をした。日本のこと、音楽のこと。彼らはなんと偶然なのか必然なのか日本ツアーをすでに考えていた。そこで自分は全面的に協力することとなった。それが形になったのは2019年10月のことである。彼らが滞在した約二週間、自分はほぼすべての時間を共にした。勿論つくばPARKDINERにも出演してもらった。このツアーで我々の関わりはより濃く、さらに未来を約束するものともなった。

そして2019年年末頃、Pink-HOUSEとTHE SOUNDはスプリット音源を制作し、共にまたお互いの国でのツアーを構想。年が明け、当然曲作りもレコーディングも予定通りに行われた。そこで例の流行病が世界を襲う。現実的にツアーは不可能と判断し、急遽その音源は配信という形で2020年6月にデジタルリリースという形になった。

そこから連絡は途切れることはなく、遂にこの時が来たのである。2023年春先からいわゆる流行病渦は明けた。お互いの国を往来することが可能になり、今回のツアーに至る。リベンジでもあり、また更なる経験をするために。この三年間にTHE SOUNDもメンバーの兵役などの事情で活動を休止しながらも、見事復帰しレーベルに所属し、フルアルバムのリリースもを経て日本ツアーを同時に考えていた。

11月18日@つくばPARKDINER

11月には逆にTHE SOUNDの日本ツアーをPink-HOUSEがサポートをする。帯同できるのは東京府中とツアーファイナルであるつくばPARKDINERの二本にはなるが。ファイナルの11/18(sat)はPink-HOUSEの自主企画106回目として迎えるので是非たくさんの方々に見届けていただきたい。THE SOUNDは二度目のパークダイナーにはなるが、場所も移転したこともあってまた心新たに素晴らしいステージを披露するに違いない。

10月28日@つくばPAKRDINER

ここで話は変わるが、10/28(sat)にパークダイナーで開催される"RIGHT HERE"というイベントと先述の11/18(sat)のイベントは自分のパークダイナー勤続25周年の冠もつけさせていただいている。2023年遂に自分がパークダイナーにスタッフとして関わり始めてから25年もの年月が経つのである。思い起こしても長すぎてそのすべては記憶に薄くはなっているが、いつまでも忘れないのは自分がPink-HOUSEとして初めて出演した1997年あたりから1998年のパークダイナーのこと。ライブハウスとは決して言えない環境であった。語弊がある可能性もあるが、敢えて言えばとにかく音が出せる場所が"ライブハウス"とは個人的には定義していない。その前提では当時のパークダイナーは単なるショットバーであったからだ。卑下でもなく、事実と考える。そのパークダイナーも勿論当時の自分は居心地が良く好きだったことも事実である。

あれから25年。なにもかも変わった。自分がまだいること以外すべて。いろんなことがあった。ご存じの方もいる通りの経緯でもある。海外バンドを自分自身で迎えることが出来るようにもなり、自分自身も海外ツアーを普通に出来るようになった。海外ツアーの経験はとても素晴らしいことでもあるが、決して奢るものでもない。モチベーションとチャンスさえあれば誰でも出来るとも思える。何事もそうだが、"やってみなきゃわからない"これに尽きる。自分のホームでもあり経営する店でもあるパークダイナーにとにかくたくさんのチャンスを生みたい。それだけでここまでバンドマンとしてもトライし、チャレンジし、活動を続けてきた。

勿論国内ツアーも同様だがライブツアーとは単なる旅行ではない。そこで何をしたくて、何を残したくて、更に先に何をしたいのか。ホームとは何なのか。そんな自問自答を繰り返しながらホームでも何かを生み出し続け、今までもこれからも様々な場所へ出向いていきたい。

そんな25年の節目でも今年はあります。是非ライブハウスつくばPARKDINERへお越し下さい。ライブハウスにはチャンスしかありません。チャンスは与えられることもあるが、見つけるものでもある。落ちてるのにまだ見えてないときもある。見ようとしてないときもある。待ち続けては見つかるわけはない。自戒も込めて。

長文、駄文、大変失礼しました。見ていただきありがとうございました。

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