魔法の小瓶
彼女はこの世界にいた
そこでは何かしら
彼女の行動をしばらく見ていようと思い見ている
彼が見て思うにその彼女は
料理をしている様子だった
彼女の空間では猫が居た
その猫は
彼が見ているのがわかるのか
ソファー見守り動いたり彼が彼女を見ているのを遮ったりしていた
料理を見ている彼は
自分も彼女のように何か料理を作ってみたいと思った
でもすぐに料理をしたことがなく
もともと料理はわからない事にとっさに気付く
彼女の真似をしてみた料理のそして同じ物を揃えた
声も届かない音もない世界に彼女が写っている世界の物は
彼の世界にもある物と同じ
事がわかった
彼女の真似をして作った彼の料理が出来上がった彼女と同じ料理を食べてみた
「うっうん美味しい無い」?
何故
そうだ味という物が無いことに気付く
彼はどうしてだろうと
考え
そして自分は料理が出来ないと思いとどまった
彼女と同じ物をいいと思ったが
料理の作り方をよく観察する事にした
本当は彼女も美味しくない物を食べているかもしれないと思ったりした
そんな観察と考えてる時
ある日に彼女が小包を開けてる事に気が付いた
その小包の中から小瓶を取り出し料理に
かけたり
振りかけたり
していた
彼はその小包をよく見て調べた
そしてその小包と同じ物を注文した
配達日彼の元に小包が届く
彼女と同じ名前の物(〇〇〇)だっ
小包から小瓶を取り出し料理を作り振りかけたり
かけたりした
出来上がった自分の料理を食べてみた
「うん味がする」
彼は味と言うものを思い出した
この味は母や父姉や弟家族や今まで食事をしてきた料理の味だと思い出す
魔法の小瓶から出来た味だったと
彼は彼女の世界を見ることに楽しみを覚えた
彼は自分の事に彼女は気付くだろうかと
良くも悪くも思う
料理を作っている彼女に対して彼女が魔法の小瓶を使う度に彼が使う度に彼女を思い出す
料理を食べる時
魔法の小瓶から出来た料理の味だと。