今月のおすすめAntaa Slide5選! 鼻骨骨折 /周術期予防的抗菌薬/胸部レントゲンなど
いつも素敵な投稿ありがとうございます。今回は、Antaa運営がピックアップした今月のおすすめSlideを5つご紹介します。医師医学生の皆さん、気になったスライドを是非読んでみてくださいね。
顔面骨折率No.1!救急外来なら知っておきたい”鼻骨骨折”
顔面骨骨折で最も多い鼻骨骨折は、救急外来ではしばしば遭遇する症例です。『バスケット中に相手の頭や肘が鼻に当たって鼻血が出た』『ケンカで顔面を殴られた』など、日常生活に鼻骨骨折のリスクは沢山潜んでいるものです。shun@形成外科先生の「顔面骨折率No.1!救急外来なら知っておきたい”鼻骨骨折”」を読み、救急外来に鼻骨骨折患者が来ても自信を持って対応できる様になりましょう。
【ここだけは押さえる】周術期予防的抗菌薬のまとめ
「今日オペ予定の患者さんの抗菌薬を投与しておいて!」と言われたら、周術期予防的抗菌薬の目的、適切な使用方法をきちんと理解した上で投与できていますか?とりあえずセファゾリン1gで..と、普段の何気ない要領で抗菌薬を選択してしまうと、よくない症例を引き起こすケースもあります。
広島大学病院三谷先生の「【ここだけは押さえる】周術期予防的抗菌薬のまとめ」では、周術期予防的抗菌薬の最低限押さえておくべきポイントとして、抗菌薬の種類や投与するタイミング・量、また患者の特徴別で注意すべき点などが丁寧にまとめられています。
胸部レントゲンの読み方 ~見逃しを減らすために~
市立奈良病院森川 昇先生による「胸部レントゲンの読み方 ~見逃しを減らすために~」では、胸部レントゲンの基本や読影手順の例、見逃しを減らすためのポイントや症例別の実践などが、111ページに渡るスライドで分かりやすく解説されています。実際の患者さんの症例を取り上げながら、画像などを踏まえて説明されています。胸部レントゲン読影に関しての理解をより深めることができるでしょう。
細菌性髄膜炎 - ERでの初期診療
"意識障害" "発熱"といった主訴から、細菌性髄膜炎を鑑別に上げる必要性にせまられたことはないでしょうか。都内市中病院Yanagisawa Kiichi先生の「細菌性髄膜炎 - ERでの初期診療」では、実際に救急外来の最前線で診療にあたっている立場から、細菌性髄膜炎診療の着眼点・essenceをご紹介されています。
細菌性髄膜炎は、より迅速な検査治療が患者さんの生命に直結します。あくまで稀な疾患ではありますが、もしもの時のために知識として押さえておくべきポイントです。
はじめての胸腔ドレナージ!-注意すべきことは?
胸腔穿刺・ドレナージとは、胸腔に外科用ドレーンを挿入し、空気または液体を排出する手技です。気胸や胸水、膿胸や血胸などの際に対応します。mfj @呼吸器外科先生による「はじめての胸腔ドレナージ!-注意すべきことは?」では、胸腔穿刺・ドレナージがはじめての医師向けに、適応と部位や必要となる解剖知識、流れ、注意すべき点などを解説しています。まだ対応したことはないという方も、これを機に胸腔穿刺・ドレナージについて是非学んでみてくださいね。
以上、今月のおすすめスライドでした!スライドを投稿くださった先生方、ありがとうございます。患者さんと関わる全ての医師が知っておきたいスライドが満載でした。先生方の今後の診療に活かせれば幸いです。
Antaaでは、公式Twitterでもすてきなスライドを紹介しています。こちらもぜひご覧ください。