My Tinder History
Here's my tinder history
◆初めてマッチしたのが shingoくん。
お昼に横浜駅で待ち合わせして鎌倉でデート。一日のうちにいろんな話をしたのを覚えています。
恋愛のこと、家族のこと、仕事や友達、夢のこと。
その後も吉祥寺の井の頭公園でお散歩したり、下北で古着巡りしたり。
渋谷のStudiosで一緒に革のジャケットを選んでくれました。
それから3年後、Tinderでふたたびマッチします。
写真の雰囲気がかなり変わっていたのでお互いに気付かなかったのですが、LINEを交換してから既に会っていた者どうしだと分かりました。
パンとお洋服が好きな優しい男の子というイメージは消え去り、サングラスにタバコの尖った男に成り代わっていたのでした。
◆ティンダーで一目惚れ、2回あります。
たくみくんはトレインスポッティングが好きな古着オタク。チワワみたいなイケメンでした。
ヤリモクのたくみくんと2回目のデートはなく、ヤル前提でしか会ってくれないというので悔しくて約束だけしてすっぽかしました。
2年後に再会し、「ヤル前提」で23時に渋谷に集合。
わたしはそこで処女じゃなくなりました。それまでは、処女を貫きながらTinderでたくさんの人とデートをしていました。
◆「女の子扱いされるのが楽しい」ということに気付かせてくれたのは、留学中に出会ったメキシコ人です。Erickは大学では哲学専攻でしたが、カナダに来てバンドをしながらフロアの修理をして生活していました。
一緒にフォーを食べに行ったり、
人気のない原っぱで、セブンアップの缶をちょびちょび飲みながらテキーラを継ぎ足して飲みました。(カナダでは外での飲酒は違法)
湖の辺りでピクニックしながらビートルズのホワイトアルバムを聴いたのも美しき思い出。
そして、まだ処女だった私はその人によって本当の性的興奮を呼び起こされるのです。
花火が打ち上がる前のサンセットビーチで、アルコールなしで初めてしたキス。
恥ずかしさの先には、相手が自分の心を解きほぐそうと挑戦することを愛だと錯覚し、さらにその先には求めたものが手に入った時の快楽がありました。
いろんな感情が込み上げて胸がいっぱいになり、その後一週間はずっとそのことばかり考えていたのを忘れられません。