
カフェで働き始めた
カフェで働き始めた。
思えば働き始めてもう2か月くらい経つ。
(※この記事を書いたのは4か月前です(!)。もう半年経ってます。よろしくお願いします。)
カフェバイトなんてミーハーのすることであって、私は、そういう恥ずかしいことは断じてできない!とずっと思っていた。
しかし、ある日をきっかけに、あれよあれよといううちに、カフェで働かせて頂く運びとなってしまっていた。困った。
このお店は、元々私が足しげく通っていたお店である。
つまり常連客だった、ということになる。
私がこの店のファンだった理由は、いくつかある。
◇◇
①調理場と客席が近い
この点に加え、空間自体も小さいので、食器を洗ったりパンを調理したりといった生活音が近くにあり、ものすごく居心地がよい。
図書館のような極度に静かな空間だと、逆に落ち着かない、という話はよく耳にするが、このお店は、生活音で満たされていて、とても落ち着くのだ。
②スタッフが男性だけ
私が足しげく通い出した当時は、スタッフは男性だけであった。
意識して男性で固めたわけではないだろうことは、私を採用した時点で明確かと思われるが(そもそも私が入るより以前から女性スタッフが増えだしていたのだ)、
男性しか働いていなかった当時は、このお店がもっと好きだった。(おい)
というのも、私自身が女性であるためか、女性の気分の変動や、女性の態度にかなり敏感なところがあって、
その点男性は気分の変動が比較的少ない分、接客を受けていてもドキドキせず、落ち着くような気がするのだ。
…とここまで書いていて、これは、このお店の男性スタッフが優秀だった、というだけなのかもしれない、と思い直した。男性だって気分にむらがある人は普通に存在するような。
ともかくも、このお店のスタッフはとってもすばらしいのである。
今は(私を含め)女性スタッフも在籍しているが、全体的にふわふわしていてやさしい人ばかりなので、やっぱり落ち着くお店である。
③客席が少ない(笑)
なんといっても客席の少なさがこのお店の強みかと思う。
少ないゆえに、団体客は滅多にいらっしゃらない。多くて3、4人組である。ほとんどが、1人客、2人客となる。
1人客2人客の目的はもちろん、最近私がチェーンで見かけた8人組のおばあちゃん集団のように、楽しくワイワイおしゃべりすることではないのは確かである。
大抵は、ただ飲食しにいらっしゃるか、デスクワークしにいらっしゃるか、2人で静かにおしゃべりされるか、くらいのものなのだ。
ゆえに、これが流行りの同調圧力というものなのだろうか、大人数で楽しくワイワイ勢力は大抵入店することをためらってしまう(というか席数が足りない)。
つまり、ここは静かにゆっくりしたい勢力だけが生き残ることのできる場であり、そんな人々にとって、ここは居心地があまりに良すぎる。そうして、私のように、このお店の居心地の良さにハマり常連客と化してしまうような人が後を絶たないのである。
それで、オーナーも常連客をものすごく大事にしているので、若干えこひいき感は否めないものの、誰であれ話しかければ気さくに答えてくれるし、空気のようにいないものとして放っておいてもくれる。どちらでもいいのだ。
通い詰めてもオーナーと会話しない限り、常連扱いはおそらくないので、とにかく放っておいてほしい人は、むやみにオーナーに話しかけさえしなければ大丈夫である。あんまりよく話しかけると、常連扱いになるので要注意。
常連扱いとはつまり、顔とカスタマイズを把握されるということなのだ。いつもと違うことをすると、今日はふつうのブレンドで良いんですか?とか聞かれ、砂糖・ミルクが勝手に添えてある、それが当店の常連扱いである。
酷いと名前まで知られている常連さんもいる。
とはいえオーナーの方も、お客さんに名前と顔と出身中学校まで知られていたので、割とおあいこなのである。
◇◇
そんなカフェで働き始めた私。
やっと最近(4か月前)になって一通り仕事を覚えた。
12月の後半、なぜか異常に仕事のミスが目立ち始め、
オーナーから最後通告( ^^) に等しいと思われるダメ出しを受けた私であったが…
今回は働いているカフェの紹介となったが、次回はこのお店で働く私の体験を中心に書いていけたらと思う。
発達障害の父と正論人間の母を持つ発達障害グレーゾーンの私でもなんとかバイトをさせてもらっているよ、という希望を与える記事になればいいなと思っている次第である。(※根は真面目)
(※具体的な店名は控えさせて頂きます、すみません。実在しない、妄想の中のカフェみたいに感じられましょうが、どこかにあります。ご縁があったらお会いしましょう。おいしいコーヒーを淹れてお待ちしています。)
森高千里公式ホームページより引用