だから胡散臭い「会員半額」
16年前、葬儀社広告で初めてこの文字を見た時は余りの馬鹿馬鹿しさに笑ってしまいました。こんな見え見えの騙しが通用する業界が今どきあるのか!? ところがあったんですね、利用者が無知過ぎてこんな馬鹿げた事を信じる人達もいたんです。
最近は葬儀屋のホームページやチラシは見ませんから分りませんが、きっと似たようなレベルの騙しは何処にでもあるでしょう。『騙し』と言い切る理由を書いてみましょう。+
写真は大多数の人は違和感の無い『山型フタ付6尺白布棺』ですが、30万円と言われても、15万円と言われても、10万円、5万円と言われても「そうなんだぁ」としか思わないのが殆どの人ですが、当方では会員価格として『19,000円+税=税込20,900円』で販売しています。この金額を頭に入れて以下の文章を読んでください
もうお分かりですね。半額なら75,000円+税=82.500円という事でしょうけど、半額でも当方会員価格の4倍ですから、当方会員から見れば『高い!』の一言、大体に於いて『当社価格15万円』が胡散臭いのです。
半額とか何割引きが通用するのはナショナルブランド(全国的に多くの消費者に認知された商品名)で例えばキューピーマヨネーズ、キッコーマン醤油などはナショナルブランドと呼び定価設定され、定価の半額なら全国的に同じ認識です)
解り易く言うとどんな『棺』ひつぎでもメーカー希望価格はあっても定価はありません。当方19,000円の棺を15万円で販売する葬儀社もあれば、5万円程度で販売する葬儀社もあるし、楽天、アマゾンでは送料込で3万円ほどで販売してるようです。
会員だから半額、2割引、3割引は当てに成らないのです。ってゆーかね、もしそれが本当なら会員以外が葬式依頼したら、どんだけ高くなるんだ?って思いませんか。ついでに普段どれだけ儲けてるんだ!?と思うでしょ。
すると葬儀屋は「ご安心ください。当社は利用時に会員扱いさせて頂きますから心配無用です」これを聞いて再び大笑い『利用時は全員が会員扱いなら半額が定価って事、消費者を馬鹿にしてるのか!?』
会員だから値引きの発想が間違いで、会員以外は〇〇円加算、〇%加算なら理解できる。今は会員以外は100%お断りしてますが、完全会員制移行前は『会員以外は2万円加算』としていました。
元々が一般の他業界と比較すれば胡散臭い業界ですから、業界全体の信用をこれ以上失墜させないよう自ら胡散臭い存在と思われない対応をして欲しいと思う。
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参考資料(お時間のある時にでも読んでみてください)
あんしんサポート葬儀支援センター
代表ブログ 葬儀支援ブログ「我想う」
家族の死後に後悔しない為の一冊
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