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身の上話(その2)

結婚して32年余り、自分は彼女からどれだけのものを奪ってきてしまったのだろうか。
彼女のお金、彼女の時間、彼女の希望、そして彼女の半生。

どう考えても、彼女が自分と一緒に居続ける理由が見当たらない。

もちろん自分自身が今のような状態(非正規雇用で年収200万未満)を望んだ訳ではないのだけれど、現実にこの状態を招いてしまったのは明らかに自身の見通しの甘さが招いたものであり、彼女に何ら否がある訳ではないからだ。

子供も学生とは言え、まもなく成人を迎える歳なので、もう両親が揃っていなくても構わないだろう。

彼女には、彼女の仕事もあって当然ながら、自分より稼ぐことができるし、実際稼いでいる。(だから今もこうやって生活出来ているのです)

そんなだから、彼女にはとても申し訳無いと思ってるし、出来るなら派遣でもなんでもよいのでもう一度、社会復帰(正規雇用)して稼ぎたいとの気持ちはあるが、いかんせん、還暦を目前にしているフリーターの親父など受け入れてくれる会社も見つからない。

なので、自分の方からどうして欲しいなどと言えるわけもなく、三下り半を突きつけられてもやむを得ない。そんな今日この頃です。

もし、こんな自分にも存在価値があるとすれば、これを公表して反面教師としてもらうことくらいしかないのかと(嘲笑)

皆さんはこんなクズのような生き方をしないようにして下さいな。

m(_ _)m

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