埼玉県上尾市原市出身のお笑いコンビ
2005年に結成された日本のお笑いコンビ「ハライチ」。
2人とも埼玉県上尾市の原市出身で、コンビ名は出身地に由来する。幼稚園からの幼馴染みであり、小学生のときにはすでにお楽しみ会でコントを披露していた。
当初は「ミカリンズ」という名前でもう1人の同級生を加えたトリオであり、岩井と澤部は共にボケ担当。原市小学校のお楽しみ会で披露した「取り調べのコント」が大うけし、それからお笑いの道を目指すようになったという。
ハライチの2人は、ボキャブラ天国をはじめ、爆笑問題、さまぁ~ずといったテレビ番組やお笑い芸人から影響を受けている。そのため、小学生時代の取り調べコントは爆笑問題のコント、澤部のツッコミはさまぁ~ず・三村マサカズのツッコミ、岩井の毒舌キャラ的な部分は爆笑問題・太田 光のキャラに似ている。
M-1グランプリに憧れ、高校卒業直前の2005年1月にコンビ結成。同年3月にワタナベコメディスクールの「お笑いメジャーリーグ」に出場して高校生の部のグランプリを受賞した後、2期生として特待生入学。2006年にワタナベコメディスクールを卒業、同年4月からワタナベエンターテインメントに所属。上尾市の原市にあるセントラルスポーツパーク(通称:セスパ)内のインターネットカフェでお笑いの事務所を探していたところ入学費が一番安かったのがワタナベエンターテインメントだったため、同事務所の所属を決めたという。
2009年頃から「ノリボケ漫才」のネタで注目を集め始め、2009年のM-1グランプリにて決勝に初進出。その際、コンビ紹介のVTRは実際に母校である上尾市立原市中学校にて撮影が行われた。以後、澤部のツッコミやリアクションと毒舌的な「腐りキャラ」の岩井、コンビだけでなくメンバー単独での活躍も増えている。2023年1月からはフジテレビの昼の帯番組「ぽかぽか」でコンビ初の帯番組MCに就任した。