
モノクロフィルム自家現像|RICOHFLEX DIA M + Kentmere PAN100
3,700円で入手したリコーフレックス・ダイア・エムにモノクロフィルムを入れて試し撮りしました。

モノクロなので自家現像です。
久しぶりにやるので、日本カメラ社の「モノクロ写真の現像とプリント」を本棚から引っ張り出して、さらっと斜め読みして復習しました。

現像タンクはAP社のCompact developing tank。35mmフィルム2本、120フィルム1本を現像できます。ヨドバシカメラで2,880円…と、20年以上前の値札が箱にそのまま貼られています。

ダークバッグは腕を入れる穴のゴムが緩くなってきているので、そろそろゴムを入れ直さなきゃです。とりあえず今日はそのまま使いました。


現像液は決められた温度にしないと、現像の質に影響します。水道水が13℃くらいだったので、洗面所に湯を張って湯煎し、現像液の温度を20℃まで上げました。攪拌しながら温度計でチェック。こんなガラス棒の水温計なかなか最近は見ないですね … 笑
現像時間の管理に欠かせないのがこのアプリ(現像タイマー)です。時間を測るだけではなく、撮ったフィルムの種類と使用する現像液の種類を指定すると、温度と時間が指定されます。現像液の希釈割合も一目瞭然です。

20℃になった現像液をタンクに入れ「開始」を押すと、あとはアプリに指示されるままに、タンクをかき混ぜる→タンクを静置…を繰り返し→液を入れ換える…etc..とやれば現像が終わります。
昔はメーカーが出しているフィルムのデータシートで調べていましたが、このアプリにデータが全て入っています。

無事に現像できました。書斎の端にフィルムクリップを付けてぶら下げ、乾かしています。

フィルムが乾いたら、スキャナーで画像を取り込んでDNGファイルにします。
めんどくさい…のを楽しみます😊