綿津見の神さま | Leica SL2-S, GR III, SIGMA fpL
福岡市東区にある 香椎宮 の末社で、日本書紀にも聖地として記される御島神社は、海の神様、綿津見神をお祀りしています。いつも私はこの周りをぐるぐるとジョギングしていて、春夏秋冬、朝から夜まで、この景色は見慣れたものです。
私は20年ほど前に Image Labo という写真教室に通っていましたが、この教室が毎秋開催している写真展に、今秋約20年ぶりに出展しようと思っています。
http://www.okustudio.jp/school/scndx.html
わが家はこの鳥居の向こうにあり、私は「綿津見の神さまとともに暮らしている」という想いが強いので、ここで撮影した写真を2,3枚出展し、この素晴らしい環境を皆さまに見てもらいたいと思っています。
そう言うわけでここ最近、朝・昼・夜と様々な景色を定点撮影しています。以下はその一部、昨日の夕刻に撮影した写真です。
広角側 24mmで撮影し、赤く染まった雲をフレームに入れました。もう少し雲が中央まで出てくれていたらいい感じだったんですが…
SIGMA fpL では低感度コンポジット撮影が可能で、この写真は絞りを最小の22まで絞り込み、 ISO感度 6、シャッター速度1分40秒で撮影されています。もちろん三脚を使用しています。
三脚で長時間露光している横で、望遠レンズで手持ち撮影しました。SL2-S と SIGMA レンズともに手ぶれ補正が効きますので、シャッター速度 1/30ですが、余裕で手持ち撮影できます。ISO 16000 という高感度ですが、鑑賞に耐える粒子です。高感度に強いということで SL2-S を購入しましたが、素晴らしいです。
運良くアオサギが鳥居の上に止まってくれました。
こちらは GR III で撮影、GRも手ぶれ補正が効きますので、シャッター速度1/8でも手持ちで撮影可能です。
昔、フィルムで撮影していた時代、手振れしない限度は、「1/レンズの焦点距離」だと教わりました。28mmのGRで言うと 1/30くらい、その上の望遠レンズでの撮影は焦点距離233mmなので 1/250くらいが限度ということになります。こんなスローシャッターで手持ち撮影が可能になるなんて、カメラの技術の進歩には驚かされます。
一方で、GR の弱点と言えば高感度撮影です。ISO 1600くらいまでが限度で、それ以上感度を上げると極端に粒子が粗くなってしまいますので、予め、感度の上限値を1600で設定しています。
日本書紀に書かれたパワースポット(勝手にパワーを頂いています)が、自宅のすぐ近くにありますので、ここの撮影はライフワークにしたいと思います。
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