手順を踏むことは丁寧に撮るということ| SIGMA fp L
実は、久しぶりに三脚を持ち出して撮影しました。
GR IIIx や昔持っていた Nikon Z6と違い、SIGMA fp Lには手ぶれ補正がないことに気づき、1kmちょい離れた自宅へ三脚を取りに戻り、再び撮ったのがこの写真です。
三脚を使うと、スローシャッターがしっかりと切れますし、MFに切り替えてじっくりとピントを合わせて、1枚1枚考えながら丁寧に写真が撮れます。
低速シャッターが切れるということは、感度を下げて高精細な写真が撮れるということ。fp L には「コンポジット低ISO拡張」という機能がついていて、数回(8回?)連写した画像を合成して擬似的に低感度撮影ができるんです。
下の写真はISO感度を25まで落として80秒のスローシャッターで撮影したもの。
そして下の写真はf値5.6まで絞り込んで、ISO感度25、2分5秒の露光でモノクロ撮影。SIGMAレンズの解像感、すごい。
そうそう、これこれ。こういうのがやりたかったんです。
久しぶりに銀塩時代のように1つ1つ手順を踏んで考えながら丁寧に写真を撮ることができました。