年を取るという事
時々、何もかもから逃げたくなる。
自分は決して一般的にいって大変な生活を送っているわけではない。
借金があって首が回らないとか、
何をやっても浮かばれないとか、
恋愛に恵まれないとか、
おそらく自分の人生はやりたい事をやってきて
住む家も普通よりは大きいし、
自分の年の平均から比べれば、今まで職が安定していなかったせいか
給料は少ないが、食べる事は毎日できている。
愛する人は周りにいる。
でも、死んでしまったら楽になるという感情が
時々出てくる。
感情というものはアップダウンを繰り返すものだからだろうか。
もう夜の11時
腰の曲がった認知症の母親が、自分の部屋に入ってきて
彼女の妹はどこ?という。
親が会社設立した当初、母親の妹たちが手伝っていた。
それは既に50年ほど前。
もう彼女たちも孫のいるおばあちゃん。
会社も既に閉めて10年以上たつ。
来週末には母親を入れる施設を2か所見に行く予定だ。
最近父親もだいぶ不自由になってきており、記憶力も弱くなってきている。
親と会話するのも一苦労。
なぜか今回の仕事場も年寄りが多い。
その他二人は10以上も自分より若いが、閉鎖的な思考。
人間関係の問題。価値観が合わない。
楽しくない。
ある人は言う。
『あなたが変わらないといけない。』と
本当にそうなのだろうか?
自分は今まで会社のため、人のため、弱者のため
戦ってきたつもりだ。
それは自分の思い上がりで、自分が良くなかったのか?
会社を何度か変えてきた。
きっかけはいくつかあるが、
それも自分が悪かったから?
忍耐強くなかったから?
今の時代、自分を出さずに我慢する事を押し付けられるのは
おかしくないだろうか?
かれらは70以上の老人
そんな人たちがネット社会の会社で働いているというものギャップがある。
給料が少ないのに
オーディットやコンプライアンスと人が好まない仕事を
よくあれだけ頑張っている。
ある意味仕事が生きがいになっているのであろう。
変わらなきゃいけない。と言いながら
『頑張ってあなただけが頼り。会社を変えてくれ。』と
人頼み。
あなたを応援しますよ。
ハシゴは外しませんよ。
と言いながら、『がんばって。』という。
『一緒に頑張ろう。』とは絶対出てこない。
会社を変えるにはネックになる人間がいる。
彼らの思考を変えるのは相当時間がかかる。
なぜって?トップが機能していないから。
入ったばかりの異種の自分が頼りにされる。
会社を変えてほしいと言いながら、忍耐強くなれという。
どれだけ時間があるのだろうか?
業界ランクは下から数えたほうが早い。
もう一ランク下がるのも時間の問題。
この日本の会社をリードするはずの人間も70以上
業界が長いからいろんな人間を知っているが、恐らくあまり誰にも
相手にはされていないのかもしれない。
毎週どこどこの誰に会いに行くが、もうすぐ1年。
一人の客も引き込めていない。
この業界WEBマーケティング主流にもかかわらず、
客先訪問、電話営業、これしか考えられない。
どうしたものか。
自分のプレゼンは会社入って1か月で行い
そうとう生意気に見えたのだろう。
拒絶反応しか聞こえてこない。
自分たちがやってきていなかった今までの長い年月
異端児がうるさい事を言っている。
コイツは何もわかっちゃいない。
無理だ。
バカかこいつは
だから何もやらないのか?
バカはどっちだ給料泥棒。
と言いたくなる。
過去に何が起きたなんて必要ないという日本の老人社長
過去の問題が精査できずになぜ未来に進めるのだろうか?
なんでこんな単純な思考を持ち合わせていないのか?
めんどくさくなる。
何もかもが。。。