これで改善!私が実際にした頭痛対策法②
頭痛の原因は人によって様々。
でなければ、頭痛外来に行けば皆治ってますよね?
まずはどんな時期になりやすいのかを、自分で把握しときましょう。
例えば生理前なのか、天気が悪い日が多いのか、睡眠不足の次の日が多いのか?などとね。
すると注意しなければいけない日が分かり、そこからアセスメントをしていけます。
私の場合薬物乱用の次は、これは職業柄なのですが
防護服などの感染予防着が原因
となりました。
感染予防着とは、
●防護服
●頭のキャップ
●N95マスク
●マスク
があるかな。
ここで出来る対策としては3つ。
1つずつみていきましょう。
まず防護服
これはさすがに脱ぐということは出来ないので、着たまま仕事をしています。
2番目に頭のキャップ
おでこの部分にかかる範囲を調整することによって、頭痛を少しでも減らせることに気付きました。
この女性のように額にかかる部分を前髪の生え際まで上げると、比較的頭痛になりにくいです。
N95マスク
このマスク、1番感染を予防出来るだけあってつけていると苦しい。
そのため、うちのクリニックはずっとコロナ感染疑いの患者といるわけでもないので、PCR検査や症状がある患者さんと接する時だけつけるようにしました。
他の時は、フェイスシールドと、不織布マスクを二重にして勤務しているよ。
この態勢でもう1か月くらい検査をしていますがコロナには感染してません。
ただこれに関しては個人の考え方なので、1つの方法として読んでみてください。
責任はとれません。
不織布マスク
マスクにも色々種類がありますが、なるべく耳に負担のないマスクを選ぶようにしましょう。
そもそもマスクを着用していると、自分が吐いた息をまたすぐに吸うことになります。すると結果的に二酸化炭素を多く含んだ空気を吸うことになり、脳が二酸化炭素過多の状態になってしまいます。
頭蓋の内側には、脳に酸素と栄養を供給するための血管(頭蓋内血管)が張り巡らされていて、絶えず脳に血液を送っていますが、二酸化炭素は頭蓋内血管を最も強く拡張させる化学的因子で、この拡張が片頭痛を引き起こしてしまうのです。
外気を遮断できる性能の良いマスク、N95等ほど、二酸化炭素が豊富で酸素が少ない空気を吸うことになるので、血管が拡張し片頭痛が起こりやすくなります。
またマスクをしている間は、耳かけのゴムで両耳が固定されています。
すると、こめかみの筋肉である側頭筋に負荷がかかり、さらにあごの筋肉咬筋にも負担が及び、最終的には頭蓋骨にくっついた胸鎖乳突筋という、首のほぼ中央にある大きな筋肉に強い負担がかかるようになります。
そのうえ、マスクをしていることで表情を気にしなくなり、表情筋も使わなくなりがちに。表情筋を使わないことによる凝りも、胸鎖乳突筋の負担になるためです。
そのため少しでも耳の負担になりにくい、ゴムがきつくないでもフィットはするマスクをつけるようにしています。
皆さんに関わることは1番最後の不織布マスクかなと思うのですが、まだしばらく続くであろうマスク生活。
少しでも快適に過ごせるように、自分自身で工夫していきましょうね。