見出し画像

寝不足で頭痛が起こりやすい理由

前日、早く寝ようと思いつつも夜更かし。
でも朝起きる時間は一緒。

眠いな。
そしてお昼を過ぎるとなんだか頭痛まで。

こんな経験、皆さんも一度はあるのでは。

ではなぜ寝不足で頭痛は起きるのでしょうか?

睡眠不足からくる頭痛は、脳にストレスが溜まってしまうことからおこると考えられています。

寝不足によってストレスを感じると、脳の興奮状態を抑制するために、脳内でセロトニンという神経伝達物質が分泌されます。

ストレスに関係するホルモンには、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンの3種類があります。

セロトニンは、血管を収縮させる作用があります。

セロトニンが分泌されて、ストレス状態が緩和されると、セロトニンの分泌が減り、血管を収縮させる働きがなくなるので、血管が広がってしまいます。すると脳内の血管も広がって、血管の周りを取り巻く三叉神経と呼ばれる神経が圧迫を受け、刺激を受けます。

そしてその刺激が、痛みを感知する大脳皮質の体性感覚野に伝わり、痛みが出てしまうのです。

そのため頭痛持ちの方は、程良い睡眠をとり頭痛を予防していきましょう。

理想の睡眠時間は一般的に6~7時間といわれていますが、個人差もあるので自分に合った睡眠時間をとるようにしていきましょうね。

いいなと思ったら応援しよう!